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60◆ソーマ視点(マルクスエンド1)
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僕が選んだのは、マルクスさんです。
いつも僕の護衛をしてくれていて、よく一緒にいる楽しい人なんですよ!
僕は、マルクスさんを緊張の眼差しでみつめました。
「僕は、マルクスさんとずっと一緒にいたいと思いました!マルクスさんに守られるだけの僕じゃなくて、マルクスさんを守れるような僕になりたいと思います!不束者ですが、これからもよろしくお願いします!」
僕の言葉を聞いたマルクスさんは、突然涙を溢れさせて微笑みました。
え!?どうして泣くんですかマルクスさん!?
「ソーマ君。俺を選んでくれて、すごく嬉しい。俺、嬉し過ぎて嬉し涙止まらないよ。ありがとう!」
どうやら、嬉し涙だったようです。
僕は、マルクスさんに抱きついて背中を撫で撫でしました。
その日から、僕とマルクスさんの婚約がスタートしました。
僕がマルクスさんを選んだということで、僕はマルクスさんのお家で一緒に暮らすことになりました。
以前に、マルクスさんは自分のことを家庭的だと言っていたのを覚えています。
マルクスさんは、本当に家庭的でした。
いいお母さんになれそうなぐらい家庭的でした!
それを笑顔でマルクスさんに言ってみたら。
「せめてお父さんがいいなぁ」
と、マルクスさんは笑って言っていましたよ。
あれから5ヶ月が過ぎました。
僕とマルクスさんは、皆さんに祝福されて結婚しました。
そして………ついにきてしまいました。
初夜です。
僕は、赤面しているお顔をそのままにマルクスさんに向き合いました。
「お…お手柔らかに……!」
「あぁ、善処する」
マルクスさんのゴツゴツしている手が、僕の頬を撫でました。
そっと顔を近づかせ、僕とマルクスさんは唇を合わせます。
マルクスさんのキスは、荒々しくて呼吸がちょっと苦しいです。
飢えた獣のような、濃厚で激しいキス。
少し、頭がフラフラになっちゃう感じがします。
マルクスさんが唇を離した後。
マルクスさんのギラギラしている瞳が、すごく印象的でした。
「ソーマ君、最高の夜にしよう」
そして、マルクスさんが男らしく笑って、僕にまたキスをしてくれました。
続く
★
次回もマルクスエンドです。
by作者
いつも僕の護衛をしてくれていて、よく一緒にいる楽しい人なんですよ!
僕は、マルクスさんを緊張の眼差しでみつめました。
「僕は、マルクスさんとずっと一緒にいたいと思いました!マルクスさんに守られるだけの僕じゃなくて、マルクスさんを守れるような僕になりたいと思います!不束者ですが、これからもよろしくお願いします!」
僕の言葉を聞いたマルクスさんは、突然涙を溢れさせて微笑みました。
え!?どうして泣くんですかマルクスさん!?
「ソーマ君。俺を選んでくれて、すごく嬉しい。俺、嬉し過ぎて嬉し涙止まらないよ。ありがとう!」
どうやら、嬉し涙だったようです。
僕は、マルクスさんに抱きついて背中を撫で撫でしました。
その日から、僕とマルクスさんの婚約がスタートしました。
僕がマルクスさんを選んだということで、僕はマルクスさんのお家で一緒に暮らすことになりました。
以前に、マルクスさんは自分のことを家庭的だと言っていたのを覚えています。
マルクスさんは、本当に家庭的でした。
いいお母さんになれそうなぐらい家庭的でした!
それを笑顔でマルクスさんに言ってみたら。
「せめてお父さんがいいなぁ」
と、マルクスさんは笑って言っていましたよ。
あれから5ヶ月が過ぎました。
僕とマルクスさんは、皆さんに祝福されて結婚しました。
そして………ついにきてしまいました。
初夜です。
僕は、赤面しているお顔をそのままにマルクスさんに向き合いました。
「お…お手柔らかに……!」
「あぁ、善処する」
マルクスさんのゴツゴツしている手が、僕の頬を撫でました。
そっと顔を近づかせ、僕とマルクスさんは唇を合わせます。
マルクスさんのキスは、荒々しくて呼吸がちょっと苦しいです。
飢えた獣のような、濃厚で激しいキス。
少し、頭がフラフラになっちゃう感じがします。
マルクスさんが唇を離した後。
マルクスさんのギラギラしている瞳が、すごく印象的でした。
「ソーマ君、最高の夜にしよう」
そして、マルクスさんが男らしく笑って、僕にまたキスをしてくれました。
続く
★
次回もマルクスエンドです。
by作者
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