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47◆アーノルド視点
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あれから約1週間程経った今日。
ふふふ、ついに私とソーマ君のデートの日がきた。
事前にデートコースは決めているから、ソーマ君に気に入ってもらえると嬉しいな!
私はワクワクが止まらない気持ちだった。
「ソーマ君、今日はいっぱい楽しもうね!」
「はい!」
ソーマ君の笑顔が眩しくて、これからデートなのに勃起しそうで困っちゃうよ。
さて、最初に行くのはオモチャ屋さん。
子供用のオモチャと、家族で楽しめるオモチャを売っているお店だよ。
ちなみに、大人のオモチャ屋さんじゃないからね?
「ここがオモチャ屋さんですか?」
「そうだよ」
ソーマ君には39年生きた記憶があっても、それはこことは違う世界の39年だ。
ならば、この世界のオモチャがどんな物か知るのもいいと思ったんだよ。
「アーノルドさん、兎のぬいぐるみですよ。可愛いですよね!」
ソーマ君の視線の先には、魔石で動く兎のぬいぐるみがあった。
あぁ、可愛いソーマ君が可愛いぬいぐるみをギュッと抱き締めるのは、なんて素晴らしい光景だろうか!
「そのぬいぐるみは、魔石で動いたりしゃべったりするんだよ」
胸元に魔石を飾るための細工があり、購入後に別売りの魔石を嵌めるんだ。
魔石を嵌めると、ぬいぐるみに組み込まれている術式が魔石の力で発動する大人気のぬいぐるみなんだよ。
ちなみに胸元にある理由は、取り外ししやすいという説がある。
本当かは………知らないんだけどね。
「ふふ、どれかプレゼントしてあげるよ。どれがいい?」
私がそう言うと、困ったような表情になったソーマ君が首を横に振った。
「え!いえ、僕は子供じゃないですから、ご遠慮します!」
「そっか………じゃあ、このぬいぐるみ全種類にしようか」
私は名案だと思ったけど、ソーマ君は何故か慌て出してしまった。
「ファ!?ね、猫さん!猫さんだけで大丈夫です!!」
「ふふふ、じゃあ猫さんにしようね」
「ほっ………」
いくつかぬいぐるみには種類があったから、全種類でも良かったんだけどね。
ソーマ君が猫だけが欲しいなら、今は猫だけにしておこう。
他はまたの機会に………ね?
他にもいろいろみたけど、ソーマ君に楽しんでもらえて良かったと思ったよ。
ちなみに、プレゼントしたぬいぐるみと魔石をソーマ君はアイテムボックスにしまっていた。
その後、一緒にスイーツの美味しいお店でお昼を食べた。
そのお店の一番の売りはスイーツだけど、料理もすごく美味しいんだ。
ソーマ君は、オムライスとハンバーグで悩んでいたから、両方注文して一緒に食べた。
デザートも注文するから、ソーマ君が食べきれない量は私の胃袋に全部収まったよ。
私は成人男性な上に、騎士やっているだけあって、けっこうたくさん食べるんだよね。
デザートは、ソーマ君は苺のショートケーキにしたみたいだ。
私はアップルパイにした。
ソーマ君にも一口食べさせてみたら、瞳を輝かせて喜んでいて、可愛かったな!
その後は、ゆっくり噴水のある広場で楽しく話をした。
何事もなく無事にデートが終わって、とても安心したよ。
ふふふ、ついに私とソーマ君のデートの日がきた。
事前にデートコースは決めているから、ソーマ君に気に入ってもらえると嬉しいな!
私はワクワクが止まらない気持ちだった。
「ソーマ君、今日はいっぱい楽しもうね!」
「はい!」
ソーマ君の笑顔が眩しくて、これからデートなのに勃起しそうで困っちゃうよ。
さて、最初に行くのはオモチャ屋さん。
子供用のオモチャと、家族で楽しめるオモチャを売っているお店だよ。
ちなみに、大人のオモチャ屋さんじゃないからね?
「ここがオモチャ屋さんですか?」
「そうだよ」
ソーマ君には39年生きた記憶があっても、それはこことは違う世界の39年だ。
ならば、この世界のオモチャがどんな物か知るのもいいと思ったんだよ。
「アーノルドさん、兎のぬいぐるみですよ。可愛いですよね!」
ソーマ君の視線の先には、魔石で動く兎のぬいぐるみがあった。
あぁ、可愛いソーマ君が可愛いぬいぐるみをギュッと抱き締めるのは、なんて素晴らしい光景だろうか!
「そのぬいぐるみは、魔石で動いたりしゃべったりするんだよ」
胸元に魔石を飾るための細工があり、購入後に別売りの魔石を嵌めるんだ。
魔石を嵌めると、ぬいぐるみに組み込まれている術式が魔石の力で発動する大人気のぬいぐるみなんだよ。
ちなみに胸元にある理由は、取り外ししやすいという説がある。
本当かは………知らないんだけどね。
「ふふ、どれかプレゼントしてあげるよ。どれがいい?」
私がそう言うと、困ったような表情になったソーマ君が首を横に振った。
「え!いえ、僕は子供じゃないですから、ご遠慮します!」
「そっか………じゃあ、このぬいぐるみ全種類にしようか」
私は名案だと思ったけど、ソーマ君は何故か慌て出してしまった。
「ファ!?ね、猫さん!猫さんだけで大丈夫です!!」
「ふふふ、じゃあ猫さんにしようね」
「ほっ………」
いくつかぬいぐるみには種類があったから、全種類でも良かったんだけどね。
ソーマ君が猫だけが欲しいなら、今は猫だけにしておこう。
他はまたの機会に………ね?
他にもいろいろみたけど、ソーマ君に楽しんでもらえて良かったと思ったよ。
ちなみに、プレゼントしたぬいぐるみと魔石をソーマ君はアイテムボックスにしまっていた。
その後、一緒にスイーツの美味しいお店でお昼を食べた。
そのお店の一番の売りはスイーツだけど、料理もすごく美味しいんだ。
ソーマ君は、オムライスとハンバーグで悩んでいたから、両方注文して一緒に食べた。
デザートも注文するから、ソーマ君が食べきれない量は私の胃袋に全部収まったよ。
私は成人男性な上に、騎士やっているだけあって、けっこうたくさん食べるんだよね。
デザートは、ソーマ君は苺のショートケーキにしたみたいだ。
私はアップルパイにした。
ソーマ君にも一口食べさせてみたら、瞳を輝かせて喜んでいて、可愛かったな!
その後は、ゆっくり噴水のある広場で楽しく話をした。
何事もなく無事にデートが終わって、とても安心したよ。
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