3 / 5
3◆ライジャ視点
しおりを挟む
私は、ラピス君が魔王かどうかはともかく、そろそろ帰宅時間だったので帰ることにしました。
「僕もライジャお兄ちゃんと行く!」
そう言って、この可愛いショタは私の背中に張り付きました。
はい、張り付きました。
背中に飛び付き、両腕両足をガッチリ私にホールドして、張り付きました。
ハァハァ……私の部屋にお持ち帰りは許されますか?
内心ハァハァしつつも、教会に入りました。
私はラピス君にジュースでも出そうと思い、ラピス君に椅子に座ってもらいました。
「どうぞ。ところで、本当に魔王様なんですか?」
「ありがとう!本当だよ。嘘だと思うなら、魔王城に招待するよ!」
「嘘だとは思っていませんよ。聖書で読んだことはありますが、実物をみる日が来るとは………」
教会には聖書が、神殿には聖典があります。
魔王が世界にとって、どれだけ必要な存在かということがしっかり書かれています。
故に、魔王以外が魔王だと名乗ったり、魔王の名前を名乗ったりすると、天罰が下ります。
魔王に冤罪をかけるのも天罰が下ります。
なので、ラピス君が嘘を言っていたなら、今頃は天罰が下っています。
ちなみに、天罰とは………神様に『生きる価値無し』と判断され、神の雷に撃たれて灰も残さず死亡するそうです。
ラピス君のように可愛いショタがそんなことにならなくて、良かったです………!
でも、森でばったり魔王様に出会うなんて、普通は考えられないので………すぐに信じられないのは仕方ないですよね?
「ライジャお兄ちゃん、僕は本当にライジャお兄ちゃんが好きになったんだよ!だから、結婚して!!幸せにするから!!」
よく子供が、「大きくなったらお兄ちゃんのお嫁さん(お婿さん)になる!」という発言を言うことがあります。
それは、将来の夢として。
ラピス君の場合は、今。
将来ではなく、今。
これはあれですか?
神様からのご褒美ですか?
しかし、私はまだまだひよっこ神父です。
神父は続けたいのです。
だって、神父じゃなくなったら、合法的にショタたちと遊べないじゃないですか!!
「僕がここに通い妻として来るから、結婚して!!」
「喜んでお受けします!」
私にとっての好条件に、断るなんてあり得ませんでした。
「僕もライジャお兄ちゃんと行く!」
そう言って、この可愛いショタは私の背中に張り付きました。
はい、張り付きました。
背中に飛び付き、両腕両足をガッチリ私にホールドして、張り付きました。
ハァハァ……私の部屋にお持ち帰りは許されますか?
内心ハァハァしつつも、教会に入りました。
私はラピス君にジュースでも出そうと思い、ラピス君に椅子に座ってもらいました。
「どうぞ。ところで、本当に魔王様なんですか?」
「ありがとう!本当だよ。嘘だと思うなら、魔王城に招待するよ!」
「嘘だとは思っていませんよ。聖書で読んだことはありますが、実物をみる日が来るとは………」
教会には聖書が、神殿には聖典があります。
魔王が世界にとって、どれだけ必要な存在かということがしっかり書かれています。
故に、魔王以外が魔王だと名乗ったり、魔王の名前を名乗ったりすると、天罰が下ります。
魔王に冤罪をかけるのも天罰が下ります。
なので、ラピス君が嘘を言っていたなら、今頃は天罰が下っています。
ちなみに、天罰とは………神様に『生きる価値無し』と判断され、神の雷に撃たれて灰も残さず死亡するそうです。
ラピス君のように可愛いショタがそんなことにならなくて、良かったです………!
でも、森でばったり魔王様に出会うなんて、普通は考えられないので………すぐに信じられないのは仕方ないですよね?
「ライジャお兄ちゃん、僕は本当にライジャお兄ちゃんが好きになったんだよ!だから、結婚して!!幸せにするから!!」
よく子供が、「大きくなったらお兄ちゃんのお嫁さん(お婿さん)になる!」という発言を言うことがあります。
それは、将来の夢として。
ラピス君の場合は、今。
将来ではなく、今。
これはあれですか?
神様からのご褒美ですか?
しかし、私はまだまだひよっこ神父です。
神父は続けたいのです。
だって、神父じゃなくなったら、合法的にショタたちと遊べないじゃないですか!!
「僕がここに通い妻として来るから、結婚して!!」
「喜んでお受けします!」
私にとっての好条件に、断るなんてあり得ませんでした。
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
52
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる