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1◆ライジャ視点
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私はライジャ・カーメリアと申します。
ピチピチの23歳です。
神父に成り立ての、まだまだひよっこ神父です。
私の家系は皆、光属性に特化しているために、それを生かせる仕事に就くのですが、私は神父を選びました。
実は、誰にも言えないのですが………私はショタコンなんです。
教会の隣は孤児院で、神父になるともれなくショタと遊ぶことができるのです!
合法的に!
………あ、変な意味の遊ぶじゃないですよ?
そんな目でみないでください………照れます。
こんな邪な気持ちで神父になりましたが、ちゃんと真面目に仕事はしていますよ。
ショタと自由に触れあえるんですから、その権利のために頑張ります。
今日は森に来ています。
いい天気ですから、森の恵みを分けてもらうのです。
森には、野生の魔物や動物がいますが、私は何故かとてもなつかれやすいのです。
ほら、立派な体格の狼が3匹来ましたよ。
口には、兎を咥えています。
そして、私にどうぞと目の前に置くのです。
尻尾をパタパタ振って、私にすり寄ります。
ふふ、可愛いです!
私は狼たちを撫でていました。
しかし、何故か狼たちは突然何かに怯えて逃げてしまいました。
静かになると、誰かの泣き声が聞こえました。
私は、泣き声のする場所に行きました。
すると、獣用の罠にショタが足をやられていました!!
こ、これは大変です!!
可愛いショタが泣いています!
なんて可愛い………ゲフンゲフン、可哀想なんでしょうか!!
「君、今助けますよ」
「痛いよ……助けて………」
私は、号泣しているショタの足を罠から外して、回復魔法で治しました。
「……?痛くない。回復魔法?」
「ええ、もう大丈夫ですよ。どうして君はここにいたんですか?」
「………」
ショタは、何故か私をじっとみつめて黙ってしまいました。
ま…まさか、私がショタ可愛いハァハァとか思っているのが………バレたんでしょうか?
内心ヒヤヒヤしていると。
「ライジャお兄ちゃん、僕ね、ライジャお兄ちゃんに惚れちゃった!」
ショタの蕩けるような微笑み。
ヤバい……尊いです!!
「え…!!……ん?どうして私の名前を………」
私は名乗っていなかったことを思い出しました。
「魔王に知らないことはない!」
「ん!?」
「僕は、ラピスラズリ・クリア。魔王だよ。ライジャお兄ちゃん、僕と結婚して!!」
可愛いショタは………魔族の頂点、魔王だと名乗りました。
これは何かの冗談なのでしょうか?
とりあえず………ラピス君可愛い!!
ピチピチの23歳です。
神父に成り立ての、まだまだひよっこ神父です。
私の家系は皆、光属性に特化しているために、それを生かせる仕事に就くのですが、私は神父を選びました。
実は、誰にも言えないのですが………私はショタコンなんです。
教会の隣は孤児院で、神父になるともれなくショタと遊ぶことができるのです!
合法的に!
………あ、変な意味の遊ぶじゃないですよ?
そんな目でみないでください………照れます。
こんな邪な気持ちで神父になりましたが、ちゃんと真面目に仕事はしていますよ。
ショタと自由に触れあえるんですから、その権利のために頑張ります。
今日は森に来ています。
いい天気ですから、森の恵みを分けてもらうのです。
森には、野生の魔物や動物がいますが、私は何故かとてもなつかれやすいのです。
ほら、立派な体格の狼が3匹来ましたよ。
口には、兎を咥えています。
そして、私にどうぞと目の前に置くのです。
尻尾をパタパタ振って、私にすり寄ります。
ふふ、可愛いです!
私は狼たちを撫でていました。
しかし、何故か狼たちは突然何かに怯えて逃げてしまいました。
静かになると、誰かの泣き声が聞こえました。
私は、泣き声のする場所に行きました。
すると、獣用の罠にショタが足をやられていました!!
こ、これは大変です!!
可愛いショタが泣いています!
なんて可愛い………ゲフンゲフン、可哀想なんでしょうか!!
「君、今助けますよ」
「痛いよ……助けて………」
私は、号泣しているショタの足を罠から外して、回復魔法で治しました。
「……?痛くない。回復魔法?」
「ええ、もう大丈夫ですよ。どうして君はここにいたんですか?」
「………」
ショタは、何故か私をじっとみつめて黙ってしまいました。
ま…まさか、私がショタ可愛いハァハァとか思っているのが………バレたんでしょうか?
内心ヒヤヒヤしていると。
「ライジャお兄ちゃん、僕ね、ライジャお兄ちゃんに惚れちゃった!」
ショタの蕩けるような微笑み。
ヤバい……尊いです!!
「え…!!……ん?どうして私の名前を………」
私は名乗っていなかったことを思い出しました。
「魔王に知らないことはない!」
「ん!?」
「僕は、ラピスラズリ・クリア。魔王だよ。ライジャお兄ちゃん、僕と結婚して!!」
可愛いショタは………魔族の頂点、魔王だと名乗りました。
これは何かの冗談なのでしょうか?
とりあえず………ラピス君可愛い!!
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