神父の背後にショタストーカー(魔王)がいつもいる

ミクリ21

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1◆ライジャ視点

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私はライジャ・カーメリアと申します。

ピチピチの23歳です。

神父に成り立ての、まだまだひよっこ神父です。

私の家系は皆、光属性に特化しているために、それを生かせる仕事に就くのですが、私は神父を選びました。

実は、誰にも言えないのですが………私はショタコンなんです。

教会の隣は孤児院で、神父になるともれなくショタと遊ぶことができるのです!

合法的に!

………あ、変な意味の遊ぶじゃないですよ?

そんな目でみないでください………照れます。

こんな邪な気持ちで神父になりましたが、ちゃんと真面目に仕事はしていますよ。

ショタと自由に触れあえるんですから、その権利のために頑張ります。



今日は森に来ています。

いい天気ですから、森の恵みを分けてもらうのです。

森には、野生の魔物や動物がいますが、私は何故かとてもなつかれやすいのです。

ほら、立派な体格の狼が3匹来ましたよ。

口には、兎を咥えています。

そして、私にどうぞと目の前に置くのです。

尻尾をパタパタ振って、私にすり寄ります。

ふふ、可愛いです!

私は狼たちを撫でていました。

しかし、何故か狼たちは突然何かに怯えて逃げてしまいました。

静かになると、誰かの泣き声が聞こえました。

私は、泣き声のする場所に行きました。

すると、獣用の罠にショタが足をやられていました!!

こ、これは大変です!!

可愛いショタが泣いています!

なんて可愛い………ゲフンゲフン、可哀想なんでしょうか!!

「君、今助けますよ」

「痛いよ……助けて………」

私は、号泣しているショタの足を罠から外して、回復魔法で治しました。

「……?痛くない。回復魔法?」

「ええ、もう大丈夫ですよ。どうして君はここにいたんですか?」

「………」

ショタは、何故か私をじっとみつめて黙ってしまいました。

ま…まさか、私がショタ可愛いハァハァとか思っているのが………バレたんでしょうか?

内心ヒヤヒヤしていると。

「ライジャお兄ちゃん、僕ね、ライジャお兄ちゃんに惚れちゃった!」

ショタの蕩けるような微笑み。

ヤバい……尊いです!!

「え…!!……ん?どうして私の名前を………」

私は名乗っていなかったことを思い出しました。

「魔王に知らないことはない!」

「ん!?」

「僕は、ラピスラズリ・クリア。魔王だよ。ライジャお兄ちゃん、僕と結婚して!!」

可愛いショタは………魔族の頂点、魔王だと名乗りました。

これは何かの冗談なのでしょうか?

とりあえず………ラピス君可愛い!!
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