そのモブは、私の愛しい唯一無二

ミクリ21

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17◆セス視点

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私の愛しいアズエルと過ごす日々は、私の毎日に潤いを与えています。

たまに町を一緒に歩いていると、堕天使と悪魔をみかけました。

堕天使は知らない顔でしたが、私の顔をみた瞬間に勝ち誇った顔をしていました。

………はて?

意味はわかりませんでしたが、はっきり言って興味ないです。

アズエルに何かしたら殺すだけですからね。

悪魔は悪魔で、一緒にいる青年に熱い眼差しを向けていました。

あれは………恋する眼差しですね。

そのまま、私とアズエルの邪魔をしない所にずっといてください。

「セス、どうしたの?」

私のアズエルが、私に不思議そうに聞いてきたので、私はアズエルにしかみせない微笑みを向けます。

「アズエルと一緒なのが嬉しいって思ってました」

これは嘘ではないですよ。

愛するアズエルと一緒なのに、嬉しくないはずがありません。

ふふ、今日のアズエルも可愛いくて堪りません!

「僕もセスと一緒にいると嬉しいよ」

そう言って、アズエルは可愛いく笑ってくれました。
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