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14◆エドウィン視点

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僕はエドウィン・シュガーです。
エルビスの元仲間で、今は教会で神父をしています。

エルビスのお子様に会ってみたくてやっと手に入れた休暇なんですよ!

僕は子供好きで、いつもの休暇は孤児院にボランティアに行くのが日課です。

エルビスのお子様なら、たっぷり可愛がって大好きなおじちゃま☆のポジションを勝ち取りますよ!

残念ながら僕は種無しなので、子供ができないんですよ。

しかも女の人に人気がなくて早々に結婚は諦めました。…グスン。

そんなこんなで、エルビスのお家に到着!

ちゃんと前もって手紙で許可ももらって、手土産の手作りプリンは孤児院の子供たちの人気の品です。

気に入ってくれますかね?

ノックをして最初に出迎えてくれたのは、僕が会いたかったプリティーなお子様!

あああ~~可愛い!!
なんて尊いんでしょうか!!
これぞまさに天使……あ、鼻血が………。

ラウロ「!?お姉ちゃん大丈夫?お鼻から血が!!パパー!お姉ちゃんが血ーーー!!」

慌てる可愛い………ちょっと待って。

お姉ちゃん?
え、僕?
え、お姉ちゃん??

………僕、エルビスより5歳上なんだけど………。

実は、女の人に人気なかった理由が女にしかみえない顔だから。

フラレるときのいつも言われた言葉は、「私よりキレイな女顔とは付き合いたくない」………ショックな時期でした。…グスン。

もう、言われなくなっていたけど……そっか、君にはお姉ちゃんか……おじちゃまには………ならないのかな?おじちゃまがいいな。

あ、ダメ?………そうですか、そうなんですね。………泣いていい?

おいコラ…エルビス、そろそろ大爆笑やめろ。

ラウロ「お姉ちゃんは、お姉ちゃんが嫌なの?どうしておじちゃまがいいの?どうしてパパはあんなに笑ってるの?」

あ!
ラウロ君が混乱している!
でもやっぱり僕が男だとは思わないんだね。
ほ、ほら!
僕はお姉ちゃん、お姉ちゃんですよ?
エルビスは忙しいみたいですから、一緒にプリン食べましょうね?

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