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11◆アルフォンス視点
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私の息子…つまりロビンの変態度が上がった気がする。
私は、ロビンの父にして国王でもあるアルフォンス・アイルだ。
妻にはアッ君と呼ばれている。
夫婦仲は元々良好だったが、ロビンたちの影響で………妻が夜に積極的に誘ってくる。
………近い将来、ロビンに弟か妹ができるだろうな。
それはさておき。
ロビンの話だ。
………お前、何故…犬用の首輪をしている?
何故……リードがついているんだ?
あと、なんだその犬耳と尻尾は?
ロビン………お前、人間やめたのか………?
父は……ちょっと……悲しいぞ………。
「お義父様、どうかしましたか?」
ユリウスが私を心配しているのか、声をかけてくれた。
「……そのロビンの姿の理由を聞いてもいいか?」
「ロビンが望んだからです!」
私の表情筋がひきつっているが、聞かねばなるまいと思って聞いた。
親心にクリティカルヒットのダメージを受けた。
父のライフは瀕死状態だ。
ユリウスよ……そんな輝くような笑顔で、私を瀕死にするんじゃない。
パパ泣いちゃうからね!?
………おっと、ショックのあまり素になってしまった。
唯一の救いは、ロビンが四足歩行していないこと………だけだな。
私は、ロビンの父にして国王でもあるアルフォンス・アイルだ。
妻にはアッ君と呼ばれている。
夫婦仲は元々良好だったが、ロビンたちの影響で………妻が夜に積極的に誘ってくる。
………近い将来、ロビンに弟か妹ができるだろうな。
それはさておき。
ロビンの話だ。
………お前、何故…犬用の首輪をしている?
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ロビン………お前、人間やめたのか………?
父は……ちょっと……悲しいぞ………。
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ユリウスよ……そんな輝くような笑顔で、私を瀕死にするんじゃない。
パパ泣いちゃうからね!?
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