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15◆ユラ視点
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アンセスさんとローズさんのカップルが、ケーキを持って酒場に来て、僕にあの時のお礼だとケーキをくれました。
自己紹介をしたから、僕はおじさんのことをやっと名前で呼べます。
「あの時はありがとうな!ユラのおかげで俺は、ローズと両想いになれたんだ。だからこれは、その時のお礼だ。食べてほしい」
「ありがとうございます。でも僕のおかげではなくて、アンセスさんの努力の賜物だと思いますよ」
ケーキの入っている箱の中には、すごく美味しそうなケーキがいっぱい入っています!
なので、後で皆で食べようと思います。
3時のオヤツとして食べたら、いい感じでしょうね!
アンセスさんは照れつつも幸せそうに微笑み、ローズさんはそんなアンセスさんの腰を抱き寄せています。
「ユラ君、君のおかげで僕たちは両思いになれたようなものなんだ。だから、本当に感謝しているんだよ。アンセスは鈍かったから、なかなか僕達は両思いになれなかったんだ。両思いになれて、今はとても幸せだよ」
ローズさんは穏やかにそう言って微笑みながら、アンセスさんのお尻の辺りを撫で撫でしています。
もしや、この二人はローズさんが攻めでアンセスさんが受けなのでしょうか?
それは、とても美味しいですね………。
ぜひ、ヤっているところを見せてほしいです!はぁはぁ。
ガチムチ受けとクールビューティー攻め、素晴らしい薄い本が出来上がりそうですね。
ぜひ、その薄い本が欲しいです欲しいです!
あぁ、僕に画力がないのが嘆かわしいです。
もし僕に絵の才能があったなら、欲しいと思った薄い本を自分で描いて、自分で宝物を作り出すのに!!
そんなことを思いながら、仲の良い二人を僕は微笑ましく見つめるのでした。
………あぁ、本気でヤっているところが見たいです!
自己紹介をしたから、僕はおじさんのことをやっと名前で呼べます。
「あの時はありがとうな!ユラのおかげで俺は、ローズと両想いになれたんだ。だからこれは、その時のお礼だ。食べてほしい」
「ありがとうございます。でも僕のおかげではなくて、アンセスさんの努力の賜物だと思いますよ」
ケーキの入っている箱の中には、すごく美味しそうなケーキがいっぱい入っています!
なので、後で皆で食べようと思います。
3時のオヤツとして食べたら、いい感じでしょうね!
アンセスさんは照れつつも幸せそうに微笑み、ローズさんはそんなアンセスさんの腰を抱き寄せています。
「ユラ君、君のおかげで僕たちは両思いになれたようなものなんだ。だから、本当に感謝しているんだよ。アンセスは鈍かったから、なかなか僕達は両思いになれなかったんだ。両思いになれて、今はとても幸せだよ」
ローズさんは穏やかにそう言って微笑みながら、アンセスさんのお尻の辺りを撫で撫でしています。
もしや、この二人はローズさんが攻めでアンセスさんが受けなのでしょうか?
それは、とても美味しいですね………。
ぜひ、ヤっているところを見せてほしいです!はぁはぁ。
ガチムチ受けとクールビューティー攻め、素晴らしい薄い本が出来上がりそうですね。
ぜひ、その薄い本が欲しいです欲しいです!
あぁ、僕に画力がないのが嘆かわしいです。
もし僕に絵の才能があったなら、欲しいと思った薄い本を自分で描いて、自分で宝物を作り出すのに!!
そんなことを思いながら、仲の良い二人を僕は微笑ましく見つめるのでした。
………あぁ、本気でヤっているところが見たいです!
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