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5◆ジョルテ視点
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マリウスの柔肌が忘れられない。
触ってはいないが、マリウスの肌は絶対柔らかいと思うんだ。
マリウスが女だと知っても、俺のマリウスへの愛は変わらない。
………マリウスのたわわな果実が夢に何度も出てくるが、マリウスが男でいることを望むなら、俺はマリウスを男として愛する。
マリウスには、付き合っているかはわからない親密な女がいっぱいいる。
一体誰が本命の女なんだろうか?
俺の一番の敵は、その本命のはずだから知りたいものだ。
「ジョルテ、ちょっと呑みに付き合え」
「マリウス!?」
ある日、何故かマリウスから呑みに誘われた。
ちょうど仕事も終わった後だったから、喜んで呑みに行くさ!
マリウスからの誘いで、俺ははっきり言って浮かれていた。
マリウスと向かった先は、個室有りの居酒屋だった。
わざわざ個室に入って、二人っきりとは………もしや、俺を意識してくれているのか!?
しかし、現実は甘酸っぱくはなかった。
「酷いんだよ!僕を一番愛しているって言っていたのに、結婚するから別れましょうだって!?弄ばれたーーー!!」
「………」
どうやらマリウスは、本命の女にフラれたそうだ。
まぁ、複数の女とイチャイチャしていれば………フラれても仕方ないとも言える。
「うぅ……どうして僕じゃダメなんだ………」
「複数の女に手を出すからじゃないか?」
「僕はエッチなことはしていない!野蛮な男と一緒にするな!」
「そういう意味の手を出すじゃないぞ」
酒を男らしく豪快に呑み、ワンワン泣いてマリウスは最終的に酔い潰れた。
余程ショックだったんだな。
とりあえず、宿屋でマリウスを寝かせることにした。
襲ったりする気はない。
そんなことしたら、マリウスに近寄ることすらできなくなるかもしれない。
マリウスに拒絶されて………。
だから、マリウスに水を水差しで飲ませて寝かせて、俺は隣のベッドで寝る。
二人部屋だからベッドは二つなんだ。
早朝、マリウスの二日酔いが酷かったとだけ伝えておこう。
触ってはいないが、マリウスの肌は絶対柔らかいと思うんだ。
マリウスが女だと知っても、俺のマリウスへの愛は変わらない。
………マリウスのたわわな果実が夢に何度も出てくるが、マリウスが男でいることを望むなら、俺はマリウスを男として愛する。
マリウスには、付き合っているかはわからない親密な女がいっぱいいる。
一体誰が本命の女なんだろうか?
俺の一番の敵は、その本命のはずだから知りたいものだ。
「ジョルテ、ちょっと呑みに付き合え」
「マリウス!?」
ある日、何故かマリウスから呑みに誘われた。
ちょうど仕事も終わった後だったから、喜んで呑みに行くさ!
マリウスからの誘いで、俺ははっきり言って浮かれていた。
マリウスと向かった先は、個室有りの居酒屋だった。
わざわざ個室に入って、二人っきりとは………もしや、俺を意識してくれているのか!?
しかし、現実は甘酸っぱくはなかった。
「酷いんだよ!僕を一番愛しているって言っていたのに、結婚するから別れましょうだって!?弄ばれたーーー!!」
「………」
どうやらマリウスは、本命の女にフラれたそうだ。
まぁ、複数の女とイチャイチャしていれば………フラれても仕方ないとも言える。
「うぅ……どうして僕じゃダメなんだ………」
「複数の女に手を出すからじゃないか?」
「僕はエッチなことはしていない!野蛮な男と一緒にするな!」
「そういう意味の手を出すじゃないぞ」
酒を男らしく豪快に呑み、ワンワン泣いてマリウスは最終的に酔い潰れた。
余程ショックだったんだな。
とりあえず、宿屋でマリウスを寝かせることにした。
襲ったりする気はない。
そんなことしたら、マリウスに近寄ることすらできなくなるかもしれない。
マリウスに拒絶されて………。
だから、マリウスに水を水差しで飲ませて寝かせて、俺は隣のベッドで寝る。
二人部屋だからベッドは二つなんだ。
早朝、マリウスの二日酔いが酷かったとだけ伝えておこう。
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