女の子大好きな色男に惚れた騎士隊長は、BL展開のつもりでいました

ミクリ21

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3◆ジョルテ視点

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真夜中、マリウスが一人で森に行くのを俺は尾行する。

偶然を装って近寄り、口説くためだ。

マリウスはたまに真夜中に一人でこうして森に行く。

いつもは仕事で尾行できなかったが、今日は非番だからこうして尾行しているんだ。

マリウスは一体どこにいくのか………?



行き着いた先は、湖だった。

マリウスの様子を伺っていると、マリウスは服を脱ぎ始める。

なんてラッキースケベなんだこれは!?

マリウスの脱ぐ姿を興奮しながらみていた俺だが、マリウスの裸体に違和感を感じた。

………華奢すぎないか?

それに、胸をサラシなんかで巻いている。

サラシも脱ぎ捨てると………ポロンとたわわな果実が………。ブフォ!

すまん。

鼻血が噴出してしまった。

マリウスは、俺に気づかないまま下も脱ぎ捨てて………アレがなかった!

マリウスの裸体は、どこからどうみても女の身体だ。

え?マリウスは女……じゃあ、マリウスという名前は偽名なんだろうか?

まぁ、そんな細かいことはともかく。

マリウスの裸体は、天から舞い降りし女神の如く清らかで美しかった。

鼻血が止まらないが、今は鼻血よりマリウスだから。

ちょっとずつ貧血気味になるのも気にせず、マリウスの身体をガン見する。

マリウスは、湖に入って水浴びを始めた。

マリウスの美しさと湖の美しさに、神秘的なものを感じてしまう。

もしかしたら、マリウスは女神なのかもしれない。

そんなことを思っていたら、マリウスにバレたようだ。

「そこにいるのは誰だ!!」




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