31 / 35
31◆イリア視点
しおりを挟む
「今の悲鳴はなんだ!?」
何も知らない衛兵が一人やって来た。
君には悪いけど、ラファエル様のために利用させてもらうよ。
「こんばんは。今夜は月が綺麗だよね」
ご主人様モードだから、敬語は使わない。
彼は、僕とラファエル様をみて驚きのあまり、目を見開いて硬直している。
そんな彼に、僕は微笑みを浮かべた。
「ふふ、ラファエル。彼にラファエルの恥ずかしい姿みられてるよ。気分はどうかな?」
「はぅ……恥ずか……しいで…す。恥ず…かしくて………気持ち……いい…ですっ!」
うっとりしているラファエル様を、信じられないという瞳でみつめる衛兵の彼に、僕は優しく語りかけた。
「可愛いでしょ?僕の駄犬なんだよ。今、お散歩をさせていたんだよ。どうかな?君も、可愛い雌犬だと思うでしょ?」
「ひっ!?」
衛兵は、走って逃げてしまった。
おかしいな?
優しく語りかけたのにね。
まぁ、いいか。
「ラファエル、今夜のお仕置きは終わりにしようね。僕は疲れちゃったから、部屋で僕にご奉仕するんだよ。ちゃんと頑張ったら、明日ご褒美をあげるよ」
「…ハァ…ハァッ!はい、イリア様!」
ラファエル様の喜びは重要だけど、やっぱりラファエル様の可愛い姿を他人にみせるのは嫌だな………。
そう思って、ラファエル様にご奉仕を頑張ってもらって、ラファエル様は僕だけのモノだと再認識することにした。
「じゃあラファエル、四つん這いになってね」
「はい!………あぅっ!」
僕は、四つん這いになったラファエル様の背中に遠慮なく座ってみた。
「ほら、部屋に帰るよ。僕は疲れたんだから、ラファエル早くしてね。部屋につくまで、僕はラファエルの背中で休ませてもらうよ」
「はい!イリア様!」
微笑む僕に嬉しそうに返事をするラファエル様。
そうして、ラファエル様は頑張って部屋まで無事に帰って、僕にご奉仕を頑張ったよ。
え?
ご奉仕の内容は教えてくれないのかって?
ご奉仕の内容は、ラファエル様に聞いてね。
★
次回は、ラファエルの今回のエッチの感想です。( *・ω・)ノ
何も知らない衛兵が一人やって来た。
君には悪いけど、ラファエル様のために利用させてもらうよ。
「こんばんは。今夜は月が綺麗だよね」
ご主人様モードだから、敬語は使わない。
彼は、僕とラファエル様をみて驚きのあまり、目を見開いて硬直している。
そんな彼に、僕は微笑みを浮かべた。
「ふふ、ラファエル。彼にラファエルの恥ずかしい姿みられてるよ。気分はどうかな?」
「はぅ……恥ずか……しいで…す。恥ず…かしくて………気持ち……いい…ですっ!」
うっとりしているラファエル様を、信じられないという瞳でみつめる衛兵の彼に、僕は優しく語りかけた。
「可愛いでしょ?僕の駄犬なんだよ。今、お散歩をさせていたんだよ。どうかな?君も、可愛い雌犬だと思うでしょ?」
「ひっ!?」
衛兵は、走って逃げてしまった。
おかしいな?
優しく語りかけたのにね。
まぁ、いいか。
「ラファエル、今夜のお仕置きは終わりにしようね。僕は疲れちゃったから、部屋で僕にご奉仕するんだよ。ちゃんと頑張ったら、明日ご褒美をあげるよ」
「…ハァ…ハァッ!はい、イリア様!」
ラファエル様の喜びは重要だけど、やっぱりラファエル様の可愛い姿を他人にみせるのは嫌だな………。
そう思って、ラファエル様にご奉仕を頑張ってもらって、ラファエル様は僕だけのモノだと再認識することにした。
「じゃあラファエル、四つん這いになってね」
「はい!………あぅっ!」
僕は、四つん這いになったラファエル様の背中に遠慮なく座ってみた。
「ほら、部屋に帰るよ。僕は疲れたんだから、ラファエル早くしてね。部屋につくまで、僕はラファエルの背中で休ませてもらうよ」
「はい!イリア様!」
微笑む僕に嬉しそうに返事をするラファエル様。
そうして、ラファエル様は頑張って部屋まで無事に帰って、僕にご奉仕を頑張ったよ。
え?
ご奉仕の内容は教えてくれないのかって?
ご奉仕の内容は、ラファエル様に聞いてね。
★
次回は、ラファエルの今回のエッチの感想です。( *・ω・)ノ
20
お気に入りに追加
294
あなたにおすすめの小説

悪役令息シャルル様はドSな家から脱出したい
椿
BL
ドSな両親から生まれ、使用人がほぼ全員ドMなせいで、本人に特殊な嗜好はないにも関わらずSの振る舞いが発作のように出てしまう(不本意)シャルル。
その悪癖を正しく自覚し、学園でも息を潜めるように過ごしていた彼だが、ひょんなことからみんなのアイドルことミシェル(ドM)に懐かれてしまい、ついつい出てしまう暴言に周囲からの勘違いは加速。婚約者である王子の二コラにも「甘えるな」と冷たく突き放され、「このままなら婚約を破棄する」と言われてしまって……。
婚約破棄は…それだけは困る!!王子との、ニコラとの結婚だけが、俺があのドSな実家から安全に抜け出すことができる唯一の希望なのに!!
婚約破棄、もとい安全な家出計画の破綻を回避するために、SとかMとかに囲まれてる悪役令息(勘違い)受けが頑張る話。
攻めズ
ノーマルなクール王子
ドMぶりっ子
ドS従者
×
Sムーブに悩むツッコミぼっち受け
作者はSMについて無知です。温かい目で見てください。
臣下が王の乳首を吸って服従の意を示す儀式の話
八億児
BL
架空の国と儀式の、真面目騎士×どスケベビッチ王。
古代アイルランドには臣下が王の乳首を吸って服従の意を示す儀式があったそうで、それはよいものだと思いましたので古代アイルランドとは特に関係なく王の乳首を吸ってもらいました。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。

被虐趣味のオメガはドSなアルファ様にいじめられたい。
かとらり。
BL
セシリオ・ド・ジューンはこの国で一番尊いとされる公爵家の末っ子だ。
オメガなのもあり、蝶よ花よと育てられ、何不自由なく育ったセシリオには悩みがあった。
それは……重度の被虐趣味だ。
虐げられたい、手ひどく抱かれたい…そう思うのに、自分の身分が高いのといつのまにかついてしまった高潔なイメージのせいで、被虐心を満たすことができない。
だれか、だれか僕を虐げてくれるドSはいないの…?
そう悩んでいたある日、セシリオは学舎の隅で見つけてしまった。
ご主人様と呼ぶべき、最高のドSを…


淫愛家族
箕田 はる
BL
婿養子として篠山家で生活している睦紀は、結婚一年目にして妻との不仲を悩んでいた。
事あるごとに身の丈に合わない結婚かもしれないと考える睦紀だったが、以前から親交があった義父の俊政と義兄の春馬とは良好な関係を築いていた。
二人から向けられる優しさは心地よく、迷惑をかけたくないという思いから、睦紀は妻と向き合うことを決意する。
だが、同僚から渡された風俗店のカードを返し忘れてしまったことで、正しい三人の関係性が次第に壊れていく――


ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる