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28◆イリア視点
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今日の僕は一味違うよ!
今日は、野外プレイっていうのをすることにしたんだ。
っていっても、城の外には連れ出せないから、中庭か庭園で迷ってたんだよね。
そしたらね、中庭の木を背凭れに読書している令嬢がいたんだ。
………だから、中庭にしたんだよ。
ラファエル様に、恥ずかしいお仕置きで喜んでもらうためにね!
今、僕は全裸に首輪のラファエル様を四つん這いで歩かせている。
首輪にはリードをつけて、犬のお散歩スタイルだよ!
もちろん、頭には犬耳をつけて、お尻に犬の尻尾のついたオモチャを入れてるんだ!
僕のラファエル様が可愛いから、ついオモチャのスイッチを入れたくなるけど、今は我慢している。
後でラファエル様を喜ばせるために、耐えるんだよイリア!!
「夜の廊下で、王太子がこんな姿でいるのをみられたら………ラファエルはどんな気分かな?」
「ハァハァ………恥ずかしくて………嬉しくなります………!」
嬉しそうなラファエル様の微笑みをみていると、今からすることに興奮してしまう。
僕はラファエル様の綺麗なお尻を軽く撫でてから、一回バシンッ!って手で叩いた。
「はぅんっ!?」
「ふふ……。ラファエル、今日はお仕置きする日なのに嬉しそうにされたらお仕置きにならないよ。ラファエルは困った子だね」
「あぅ……イリア様、すみません……」
ご主人様モードの時は、どんな理不尽な言葉を言ってもラファエル様に喜んでもらえる。
前回に言っていたお仕置きを、僕は今日する気だよ。
今日はお仕置きがメインと決めているから、ラファエル様をこうして言葉でもいじめているけど………本当は、ラファエル様の嬉しそうな微笑みをみて僕も嬉しいんだよ。
ラファエル様のために、今は言わないけどね!
「ほら、着いたよ。今日はこの中庭でラファエルと遊んであげるね」
目的地に着いた僕たちは、誰もいない夜の中庭に二人きりだ。
でも、いつ誰が来てもおかしくないし、見回りの衛兵がいつ来るかもわからない。
昼間は人が穏やかに過ごすこの場所で、僕はラファエル様とたっぷりお仕置きを楽しむことにした。
★
次回に続きます。(*・∀・*)ノ
今日は、野外プレイっていうのをすることにしたんだ。
っていっても、城の外には連れ出せないから、中庭か庭園で迷ってたんだよね。
そしたらね、中庭の木を背凭れに読書している令嬢がいたんだ。
………だから、中庭にしたんだよ。
ラファエル様に、恥ずかしいお仕置きで喜んでもらうためにね!
今、僕は全裸に首輪のラファエル様を四つん這いで歩かせている。
首輪にはリードをつけて、犬のお散歩スタイルだよ!
もちろん、頭には犬耳をつけて、お尻に犬の尻尾のついたオモチャを入れてるんだ!
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後でラファエル様を喜ばせるために、耐えるんだよイリア!!
「夜の廊下で、王太子がこんな姿でいるのをみられたら………ラファエルはどんな気分かな?」
「ハァハァ………恥ずかしくて………嬉しくなります………!」
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僕はラファエル様の綺麗なお尻を軽く撫でてから、一回バシンッ!って手で叩いた。
「はぅんっ!?」
「ふふ……。ラファエル、今日はお仕置きする日なのに嬉しそうにされたらお仕置きにならないよ。ラファエルは困った子だね」
「あぅ……イリア様、すみません……」
ご主人様モードの時は、どんな理不尽な言葉を言ってもラファエル様に喜んでもらえる。
前回に言っていたお仕置きを、僕は今日する気だよ。
今日はお仕置きがメインと決めているから、ラファエル様をこうして言葉でもいじめているけど………本当は、ラファエル様の嬉しそうな微笑みをみて僕も嬉しいんだよ。
ラファエル様のために、今は言わないけどね!
「ほら、着いたよ。今日はこの中庭でラファエルと遊んであげるね」
目的地に着いた僕たちは、誰もいない夜の中庭に二人きりだ。
でも、いつ誰が来てもおかしくないし、見回りの衛兵がいつ来るかもわからない。
昼間は人が穏やかに過ごすこの場所で、僕はラファエル様とたっぷりお仕置きを楽しむことにした。
★
次回に続きます。(*・∀・*)ノ
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