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7◆マルチェス視点
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ラピスのエッチ!!
僕の隣でマカロンをモグモグ食べているラピスに、僕はさっきまでもふられていた。
これでもかともふられていた!!
ラピス、君は女の子なんだよ!?
そして僕は男の子なんだよ!
耳も尻尾も敏感な部分で、もしも僕が狼になってラピスを襲ったらどうするの!
僕兎だけどね!!
細かいことは気にしないよ。
男は皆狼なんだよ。
兎も羊も猫も、男は皆狼なんだよ。(真顔)
「ラピス、もしかして僕のこと……男だと思ってないの?」
「男だとちゃんとわかっているぞ。女のように可愛いとは思っているが………」
後半の言葉は余計だよ………。(ふえぇ)
好きな女の子に可愛いと言われるのは、とっても複雑な気持ちになって泣きたくなった。
二人で楽しいお茶会を終わらせて部屋から出ると、体操座りで待機していたお兄さんと視線があった。
そして、僕はまた唸られた。
ガルルルルゥッ!!
「ひゃうっ!!」
「モーリス兄上!!」
呪い殺されそうなレベルで睨み付けられて、僕の耳と尻尾が恐怖にプルプルする。
お兄さん怖いよ………っ!!
「俺のラピスに馴れ馴れしくすんな兎野郎が!ガルルルルゥッ!!」
僕、視線だけで殺されそうだよ。
「きゃぅっ!」
怯える僕をラピスが背に庇ってくれた。
ラピス、カッコいいよ。
胸がキュンキュンしちゃうよ。
「モーリス兄上!いい加減にシスコンを卒業してください!そんなんだから、いつまでも婚約ができないんですよ!」
「俺はラピスを一人の女としてみて、俺は一人の男としてラピスを愛している。だから婚約はしない」
「「え!?」」
お兄さん………。
それは、シスコン通り越して近親相姦する気ってことかな?
一瞬硬直したラピスは、そっと僕の背後に回って僕の背中に隠れるようにしながらボソッと呟いた。
「………モーリス兄上。それは、気持ち悪いです」
まるで生ゴミをみるような眼差しで、ラピスはお兄さんをみていた。
「グハァッ!!」
お兄さんに、最大のクリティカルヒットが入った瞬間だった。
僕の隣でマカロンをモグモグ食べているラピスに、僕はさっきまでもふられていた。
これでもかともふられていた!!
ラピス、君は女の子なんだよ!?
そして僕は男の子なんだよ!
耳も尻尾も敏感な部分で、もしも僕が狼になってラピスを襲ったらどうするの!
僕兎だけどね!!
細かいことは気にしないよ。
男は皆狼なんだよ。
兎も羊も猫も、男は皆狼なんだよ。(真顔)
「ラピス、もしかして僕のこと……男だと思ってないの?」
「男だとちゃんとわかっているぞ。女のように可愛いとは思っているが………」
後半の言葉は余計だよ………。(ふえぇ)
好きな女の子に可愛いと言われるのは、とっても複雑な気持ちになって泣きたくなった。
二人で楽しいお茶会を終わらせて部屋から出ると、体操座りで待機していたお兄さんと視線があった。
そして、僕はまた唸られた。
ガルルルルゥッ!!
「ひゃうっ!!」
「モーリス兄上!!」
呪い殺されそうなレベルで睨み付けられて、僕の耳と尻尾が恐怖にプルプルする。
お兄さん怖いよ………っ!!
「俺のラピスに馴れ馴れしくすんな兎野郎が!ガルルルルゥッ!!」
僕、視線だけで殺されそうだよ。
「きゃぅっ!」
怯える僕をラピスが背に庇ってくれた。
ラピス、カッコいいよ。
胸がキュンキュンしちゃうよ。
「モーリス兄上!いい加減にシスコンを卒業してください!そんなんだから、いつまでも婚約ができないんですよ!」
「俺はラピスを一人の女としてみて、俺は一人の男としてラピスを愛している。だから婚約はしない」
「「え!?」」
お兄さん………。
それは、シスコン通り越して近親相姦する気ってことかな?
一瞬硬直したラピスは、そっと僕の背後に回って僕の背中に隠れるようにしながらボソッと呟いた。
「………モーリス兄上。それは、気持ち悪いです」
まるで生ゴミをみるような眼差しで、ラピスはお兄さんをみていた。
「グハァッ!!」
お兄さんに、最大のクリティカルヒットが入った瞬間だった。
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