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32◆エメラルド視点
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パルマ様に仕える私たち四天王は、神子の存在を神に伝えられて歓喜しました。
ああ、やっとパルマ様の呪いが解けるのですね!?
いえ、喜ぶのは解けてからにいたしましょう。
私は、手土産の手作りケーキを持参してエド殿のいらっしゃる町に行きました。
パルマ様の大好きなケーキですから、味に自信はありますけどお口に合うかしら?
エメラルド「はじめまして、私はエメラルドです。エド殿、先日は結婚式を邪魔してしまったことを深くお詫びします。償いは必ずします。償いのためなら、この命を差し出しましょう。ですからどうか、お願いします…パルマ様の呪いを解いてください」
私たち四天王は話し合いをしたんです。
パルマ様の呪いが解けたら、私たち4人の命を償いに差し出そうと。
一人はエド殿たちへの償いに。
残り三人は今までパルマ様に幸せを壊された被害者たちへの償いに。
私たちの心臓は、宝石です。
それも、一つでも国が丸々買えておつりまで余裕で貰えるほど値打ちの高い幻級の価値の物。
………まぁ、宝石に戻れば私たちはもう人として生活はできませんけどね。
宝石は本来、人のように生活はしませんから。
私がエド殿に償いの話をすると、エド殿は意外なことをおっしゃいました。
エドワード「あなたたちは、パルマの家族なんでしょ?償いなら、神様と相談してみますから、あなたたちの命はパルマの家族として一緒にいてあげてください。あと、僕は見返りを求めてないので何も気にしないでください」
あら、なんて清らかなのかしら?
手土産の手作りケーキは有り難く受け入れられて、パルマ様の居場所に案内する前にエド殿の旦那様と奥様と4人でティータイムをしました。
美味しいと喜んでくださって嬉しくなって、ティータイムが盛り上がったのはパルマ様には内緒です。
ああ、やっとパルマ様の呪いが解けるのですね!?
いえ、喜ぶのは解けてからにいたしましょう。
私は、手土産の手作りケーキを持参してエド殿のいらっしゃる町に行きました。
パルマ様の大好きなケーキですから、味に自信はありますけどお口に合うかしら?
エメラルド「はじめまして、私はエメラルドです。エド殿、先日は結婚式を邪魔してしまったことを深くお詫びします。償いは必ずします。償いのためなら、この命を差し出しましょう。ですからどうか、お願いします…パルマ様の呪いを解いてください」
私たち四天王は話し合いをしたんです。
パルマ様の呪いが解けたら、私たち4人の命を償いに差し出そうと。
一人はエド殿たちへの償いに。
残り三人は今までパルマ様に幸せを壊された被害者たちへの償いに。
私たちの心臓は、宝石です。
それも、一つでも国が丸々買えておつりまで余裕で貰えるほど値打ちの高い幻級の価値の物。
………まぁ、宝石に戻れば私たちはもう人として生活はできませんけどね。
宝石は本来、人のように生活はしませんから。
私がエド殿に償いの話をすると、エド殿は意外なことをおっしゃいました。
エドワード「あなたたちは、パルマの家族なんでしょ?償いなら、神様と相談してみますから、あなたたちの命はパルマの家族として一緒にいてあげてください。あと、僕は見返りを求めてないので何も気にしないでください」
あら、なんて清らかなのかしら?
手土産の手作りケーキは有り難く受け入れられて、パルマ様の居場所に案内する前にエド殿の旦那様と奥様と4人でティータイムをしました。
美味しいと喜んでくださって嬉しくなって、ティータイムが盛り上がったのはパルマ様には内緒です。
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