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30◆神様視点

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神様「久しぶりだね!エドワード」

僕はエドワードの睡眠中に、ちょっと精神を僕のところに連れてきた。

エドワード「久しぶりです。神様にまた会うとは思っていませんでしたよ」

まぁ、普通は会えないけど………。

僕はちょっとエドワードを利用できないかな~?と、思って連れてきたんだよね。

利用ってのは………僕の恋がうまくいくように手伝ってほしいんだ。

に、人間に恋してもいいでしょ!!

僕はルークを愛しているんだ。

だって、彼は信仰深くて、心がすごく綺麗で、とても優秀なんだ。

…穢れを知らない、無垢で純粋な人間なんだ。

たまに、ルークの睡眠中に精神を連れてきてお茶会してるんだよね。

ルークは、なんとなく僕が神様だってわかっているみたい。

基本的に僕の仕事の愚痴を聞いてもらうんだよ!

ルークは優しく微笑えんで聞いてくれてね、ルークと一緒にいると癒されるんだ。

ああ…ルーク………。
ずっと一緒にいたいな……。

エドワード「あの、神様?」

ああ、いけない。
頭がルークでいっぱいになってた。

神様「エドワードは、パルマに会ったよね?」

パルマは、昔ちょっとワガママを強行して僕が呪いをかけたんだよね。

まぁ、あの頃の僕は神様に成り立てで頭が固かったんだよ。

パルマは最初は天使だった。
幼い生まれたての天使だった。

慈愛と幸福を司る天使だったけど、家族がほしいと言って………僕がダメって言ったら自分で創ってしまったんだ。

宝物の宝石に、自分の力を削って人を創った。
しかも、4人も!

頭の固かった僕は、パルマを呪ったけど…今ならわかるよ。

僕も…[寂しい]って気持ちがわかるようになったからね。

だけど、呪いを解くには神子がいる。
神子の愛でしか解けない呪いをかけたから。

………でも、神子にしたい人がいなかった。

あ!ルークはダメだよ!!
ルークは僕の嫁にするんだからね!!

神子って、聞こえはいいけど…実際は僕の下僕だからね。

ついでにいえば、パルマと接点がある人がいいと思った。

というわけで、パルマと接点があり、心が綺麗で優秀な人としてエドワードに白羽の矢が立ったんだ!!

いろいろとエドワードに説明をして、神子になってくれないかと言った。

ちょっと悩んだみたいだけど、なると言ってくれて良かった!

パルマについては、パルマの宝石に伝えておくから近々迎えに来ると思うよと言っておいた。

宝石たちは神子を必死に探していたから、早く伝えてあげよう。

………エドワードはパルマを愛してくれるかな?
結婚式邪魔されたんだよね……?
でも、恨んでないみたいだから………大丈夫だよね?
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