パンツ売りの変態が追いかけてきた！？

10◆ルーカス視点

ランバートは、嬉しさのあまり照れてしまいました。

恥ずかしがって、ランバートの部屋(仮)にこもってしまいました。

私は、そんなランバートのことも愛していますよ。

ふふ……ランバートが部屋にこもっていても、魔術でランバートの姿は丸見えで、声も筒抜けです。

あぁ、ランバート！

何故落ち込んでいるのですか？

あの家に未練でもあるのですか？

普通の賃貸アパートだったじゃないですか。

絶対私の家の方が広いし大きいし部屋もいっぱいで、快適なはずですよ！

何気に私お金持ちなので、屋敷とまではいきませんが普通の民家より大きな家に住んでいます。

だって屋敷なんて、管理が大変じゃないですか！

私、面倒なのは嫌いですよ。

あぁ、そんなことより！

私の愛しいランバート！

ランバートが元気になれるように、美味しい朝食の準備をしてきますね！

私はルンルン気分で、キッチンに向かいました。