ギンギン丸は丸出し勇者!

ミクリ21

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ギンギン丸は変態

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ギンギン丸は、自称勇者の変態だ。

いつも丸出しで、いつもギンギンにしているからギンギン丸だ。

では、そんなギンギン丸の本名は?

「勇者に名は不要!」

いや、いるだろ。

親からもらった大切なものだろう?

「親なら、俺のここさ」

そう言って、ギンギン丸は下腹部を優しく撫でた。

ギンギン丸よ、そこに親はいない。

そこにいるのは、子の方だ。



さて、このギンギン丸は今日も丸出しで友達に会いに来た。

「魔王!一発ヤろう!」

「ヤらん!」

「魔王~♪一発ヤろうぜ~♪」

「中島風に言ってもヤらん!」

サザ○さんでお馴染みのあのキャラの物真似をしたギンギン丸。

実は、ギンギン丸も魔王も転生者だ。

それがきっかけで友達になった。

「そもそも、友達と一発致そうとするな」

「いいじゃん!俺のお腹には魔王の子がいるのよ!?」

「お前の腹にあるのは、さっきまで食べていたパフェだろう」

「魔王の作るパフェは最高だよ。ご馳走様!」

ギンギン丸は、よく魔王にオヤツを集りにくる。

そんなギンギン丸に、やれやれと思いつつもご馳走する魔王だった。

「でも、そろそろ魔王のクリームも俺に食べてほしくない?」

「友達とヤる趣味はない」

「ふーん。恋人になったらヤるの?」

「恋人になったらいいだろう」

「今日から俺達、恋人だ!」

「もう少しムードとかないのか!?」

ギンギン丸は魔王が大好きで、めちゃくちゃアピールしているが、魔王もギンギン丸のことは好きなのだ。

ただ、好きだからこそ遊びでは嫌だと魔王は思っている。

「俺にムードを求めても、尻しか出せないよ」

ギンギン丸は、ご自慢のギンギン棒ではなく尻を魔王に向けてフリフリと振る。

魔王だって若い男。

目の前に好きな人の尻がエロく自分を誘惑していたら、ヤりたくなるのは自然の摂理。

むしろ、魔王は今までよく耐えてきた!

目の前の据え膳を、今までよく我慢していた!

「………もう恋人なら、我慢の必要はないな」

そう言って、魔王はギンギン丸を美味しく頂き、我慢の分だけギンギン丸を抱き続けた。



約1週間後。

「魔王……ヤりすぎ………」

「すまん。だが、後悔はない」

1週間も抱かれ続けるとは、流石に予想外だったギンギン丸だった。



めでたしめでたし♂

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