1 / 1
写真
しおりを挟む
一日目。
俺のスマホのアルバムをみたのは気まぐれだった。
そこには俺が寝ている写真がある。
俺は一人暮らしなのに、ベッドで寝ている俺の写真がある。
「え?」
誰が撮った写真かわからないが、この時の俺は深く気にしていなかったんだ。
二日目。
写真が増えていた。
また俺の寝ている写真だ。
俺のスマホなのに、何故こんな写真が増えているのか。
不思議に思ったが、やはり気にしていなかった。
三日目。
またしても増えていた。
流石に俺も気になりはじめたが、だからといって何かをすることはない。
まだ俺の危機管理能力は仕事をしていなかった。
四日目。
また増えていた。
ちょっと友達に相談してみる。
「最近、一人暮らしなのに俺の寝ている写真が増えているんだ」
「え、それヤバいだろ」
「ヤバいのか?」
「アホか!身の危険を感じなさい!」
友達のアドバイスで、今日は友達の家に泊まることになった。
しかし………。
五日目。
また、写真が増えている。
一緒に寝ている友達の姿もばっちり写っていた。
本格的にヤバさを感じてしまう。
「え、まさかこれ………俺の家に侵入されてる!?」
「………なんかすまん」
複雑な気持ちになった。
六日目。
増えていた。
だが、二枚ある。
一枚は俺の寝ている写真。
もう一枚は………俺が料理をしている姿の真正面からの写真だった。
血の気が引いたね。
だって………真正面は壁なんだから。
真正面から写真なんて撮れないんだから。
ピロリン♪
スマホにメールがきたようだ。
まだ血の気が引いているが、メールを見てみる。
『私は貴方の目の前にいる』
そんな内容が書いてあり、差出人は………俺のアドレスからだった。
俺のスマホのアルバムをみたのは気まぐれだった。
そこには俺が寝ている写真がある。
俺は一人暮らしなのに、ベッドで寝ている俺の写真がある。
「え?」
誰が撮った写真かわからないが、この時の俺は深く気にしていなかったんだ。
二日目。
写真が増えていた。
また俺の寝ている写真だ。
俺のスマホなのに、何故こんな写真が増えているのか。
不思議に思ったが、やはり気にしていなかった。
三日目。
またしても増えていた。
流石に俺も気になりはじめたが、だからといって何かをすることはない。
まだ俺の危機管理能力は仕事をしていなかった。
四日目。
また増えていた。
ちょっと友達に相談してみる。
「最近、一人暮らしなのに俺の寝ている写真が増えているんだ」
「え、それヤバいだろ」
「ヤバいのか?」
「アホか!身の危険を感じなさい!」
友達のアドバイスで、今日は友達の家に泊まることになった。
しかし………。
五日目。
また、写真が増えている。
一緒に寝ている友達の姿もばっちり写っていた。
本格的にヤバさを感じてしまう。
「え、まさかこれ………俺の家に侵入されてる!?」
「………なんかすまん」
複雑な気持ちになった。
六日目。
増えていた。
だが、二枚ある。
一枚は俺の寝ている写真。
もう一枚は………俺が料理をしている姿の真正面からの写真だった。
血の気が引いたね。
だって………真正面は壁なんだから。
真正面から写真なんて撮れないんだから。
ピロリン♪
スマホにメールがきたようだ。
まだ血の気が引いているが、メールを見てみる。
『私は貴方の目の前にいる』
そんな内容が書いてあり、差出人は………俺のアドレスからだった。
1
お気に入りに追加
4
この作品の感想を投稿する
みんなの感想(2件)
あなたにおすすめの小説
ジャングルジム【意味が分かると怖い話】
怖狩村
ホラー
僕がまだ幼稚園の年少だった頃、同級生で仲良しだったOくんとよく遊んでいた。
僕の家は比較的に裕福で、Oくんの家は貧しそうで、
よく僕のおもちゃを欲しがることがあった。
そんなある日Oくんと幼稚園のジャングルジムで遊んでいた。
一番上までいくと結構な高さで、景色を眺めながら話をしていると、
ちょうど天気も良く温かかったせいか
僕は少しうとうとしてしまった。
近くで「オキロ・・」という声がしたような、、
その時「ドスン」という音が下からした。
見るとO君が下に落ちていて、
腕を押さえながら泣いていた。
O君は先生に、「あいつが押したから落ちた」と言ったらしい。
幸い普段から真面目だった僕のいうことを信じてもらえたが、
いまだにO君がなぜ落ちたのか
なぜ僕のせいにしたのか、、
まったく分からない。
解説ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
近くで「オキロ」と言われたとあるが、本当は「オチロ」だったのでは?
O君は僕を押そうとしてバランスを崩して落ちたのではないか、、、
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。
退会済ユーザのコメントです
((((;゚Д゚))))
コメントありがとうございます(*´ω`*)
怖かったなら良かったですヽ(・∀・)ノ