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6◆ルート視点

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最近、ロベルトに尻をガン見されていることに気付いた。

も…もしかして、僕の尻にロベルトのロベルトを入れてみたいのかな!?

いつでもウェルカムだよ!

ロベルトのロベルトをみてみたい欲はあるけど、ロベルトは裸をみせてくれないからみたことがない。

きっと、太く逞しいに違いない。



僕は毎日美味しいスイーツが食べれて、とても幸せだ。

ロベルトもスイーツを幸せそうに食べていて、愛する人と食べる甘味は素晴らしい至高だよね!

「ロベルト様、口許にクリームがついてますよぉ」

ロベルトの口許のクリームを指で拭い、ペロリと舐める。

ロベルトは照れてるみたいに赤面して、小さくお礼を言った。



もう何日も魔王城にいるけれど、村の皆は元気かな?

僕は身内がいないから、すぐに戻る理由はなかった。

仕事もしてなかった。

僕は所謂、ニートだったんだ。テヘ♡

「ルート、今さらだが村の仕事はいいのか?」

「本当に今さらだねぇ。大丈夫だよぉ!ニートだったから」

いつしか、僕は敬語も敬称もなく話をするようになった。

「ニート……。なら、せっかくだから少し働いてみるといい。経験というものは大事なものだ」

「ロベルトがいうなら、やってみようかなぁ!」

なんて会話をした翌日から、僕の職業体験が始まった。

厨房で雑用を手伝ってみたり、騎士の人に混じって鍛練したり、執事の人に習ってあれやこれや指導されて………。

2ヶ月後には、皆に認められるぐらいにまで成長していた。

どうやら、僕はやればできる子だったらしい。

僕、初めて知ったよ!

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