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1学期
2◆梓視点
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入学して一番最初は、やっぱり入学式!
俺のクラスはどこだろうと、フラフラしていたら、誰かに声をかけられた。
な、なんかこの人………瞳孔が開いてる?
「あの、どうしました?」
「えっと、1年S組の列探してます」
「おや?同じクラスなんですね!僕は環 純也です。貴方は?」
「竜城 梓です」
なんだか真面目そうな人なんだけど、笑顔なのに瞳孔がずっと開いてるよ。
目、大丈夫なんだろうか?
でも優しそうな人だから、友達になれたらいいなとは思う。
「あれ?君たちも1年S組なんだね!」
そんな俺と環の会話に、やたら爽やかな人が話かけてきた。
歯みがき粉のCMとかにいそうなタイプだな。
「俺は青山 杏だよ。よろしくね!」
爽やかな人の名前に対して、なんだか美味しそうな名前だなとか………お、思ってないんだからね!?
(ちょっと思った)
青山に、俺と環も自己紹介をした。
「あ、環君のこと不良だと聞いたことあるよ。全然不良っぽくないね」
青山は無害な笑顔でそう言った。
え、環って不良なの!?
「不良は誤解なんですよ。僕は人畜無害なただの優等生です」
なんだ、誤解なんだ!
ちょっとホッとした。
もしかして、瞳孔開いているから怖がられているのかな?
「え、自分で優等生とか言っちゃうんだ」
ちょっとだけ茶化す俺だった。
知らないって幸せなことなんだな………と、後に思ったよ。ガクガクブルブル。
俺のクラスはどこだろうと、フラフラしていたら、誰かに声をかけられた。
な、なんかこの人………瞳孔が開いてる?
「あの、どうしました?」
「えっと、1年S組の列探してます」
「おや?同じクラスなんですね!僕は環 純也です。貴方は?」
「竜城 梓です」
なんだか真面目そうな人なんだけど、笑顔なのに瞳孔がずっと開いてるよ。
目、大丈夫なんだろうか?
でも優しそうな人だから、友達になれたらいいなとは思う。
「あれ?君たちも1年S組なんだね!」
そんな俺と環の会話に、やたら爽やかな人が話かけてきた。
歯みがき粉のCMとかにいそうなタイプだな。
「俺は青山 杏だよ。よろしくね!」
爽やかな人の名前に対して、なんだか美味しそうな名前だなとか………お、思ってないんだからね!?
(ちょっと思った)
青山に、俺と環も自己紹介をした。
「あ、環君のこと不良だと聞いたことあるよ。全然不良っぽくないね」
青山は無害な笑顔でそう言った。
え、環って不良なの!?
「不良は誤解なんですよ。僕は人畜無害なただの優等生です」
なんだ、誤解なんだ!
ちょっとホッとした。
もしかして、瞳孔開いているから怖がられているのかな?
「え、自分で優等生とか言っちゃうんだ」
ちょっとだけ茶化す俺だった。
知らないって幸せなことなんだな………と、後に思ったよ。ガクガクブルブル。
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