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荒らされた日常
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しおりを挟むもう、何度目だろうか。
「ふぅう…ぅん…ッッ」
まさか、授業中にまで犯されるなど考えていなかった。
ギシギシと鳴るベッドの上で、類沢と篠田に弄ばれる。
涙は枯れて、精液も滴るだけだ。
「瑞希がこんなにいやらしかったなんて、類沢先生に云われても信じられませんでしたよ」
自分の性器を俺にくわえさせながら、篠田が呟く。
「あが……ふッ……」
顎が外れそうな勢いで腰をぶつけてくるものだから、俺はひたすら行為が終わることしか考えられなかった。
苦い臭いが咥内を侵す。
「でしょうね。宮内瑞希という男は本当に淫乱ですよ」
まるで今陵辱している俺など存在していないかのように。
グチュ。
ブチュ。
「ふっ……瑞希、出すぞ」
瞬間、喉に熱い液体が注がれる。
「んん――!」
涙が一気に溢れるが、篠田はそれを口から外さない。
飲み込む以外に術はなかった。
ゴク…ゴク。
自分の喉の音がやけに響く。
今すぐ消えたい。
二人の教師に裸にされ、慰みものにされてるなど。
信じられるはずがない。
「へぇ、全部飲んだんだ」
類沢が見下すように耳を噛む。
やっと口が解放され、俺は激しく咽せた。
「ちなみにさ、瑞希」
類沢が携帯を見せる。
「今のシーン、綺麗に保存したからね。担任の精液飲み干すところ」
俺は画面で動く自分を見て息が止まる。
道理で腰の刺激が止まってたわけだ。
そこには喉を上下しながら、半目で篠田の性器にむしゃぶりつく俺がいた。
「……この、変態ども」
「どっちが?」
途端に類沢が激しく後孔をえぐる。
「あぁああ! がっ……ぅあッッ」
「ねぇ、また瑞希のエロい証拠が増えちゃったけど、どんな気持ち?」
バチュ。
「はぁあんッは……や…ぁ」
一限の終わるチャイムが鳴る。
これで解放されるんじゃないかって、淡い期待を抱いた俺の顔に白い液体がかけられる。
篠田のだ。
「うわ……瑞希お前本当にやらしいな」
熱い。
顔も熱いし、体中が熱い。
「こっちも終わらせる?」
類沢がスパートをかけ、激しさを増す。
「あっ……やッやぅッッはっ」
揺れるたびに漏れる声が嫌で仕方なかった。
喘ぐ自分など知らなくても良かった。
「はッッあ―!」
類沢と同時に果てて、俺はベッドに突っ伏した。
「さて、まだ時間はあるね」
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