3 / 18
第一章 旅立ち
提案
しおりを挟む
逃げ隠れする余裕はなかった。
すぐに戸口に男が数人、詰めかける。日差しが遮られて、室内がさっと暗くなった。
少なくとも三人は視認できた。その後ろにもさらに仲間がいるかどうかまでは、わからない。
「ごめんなさい。薬を求めてきただけのあなたを巻き込んだわ」
アリスは、小さな声で謝罪を口にした。
「薬の効果は抜群だった。俺は君に感謝している。危なくない位置まで下がって待っていて」
「あの人数を相手にする気?」
青年はアリスをその背にかばうように、さっと前面に立つ。
まさにそのとき、先頭に立った大男から、胴間声が響いた。
「薬を売って欲しい。工房の主人はいるか?」
当たり前の客のような呼びかけであったが、多分に揶揄う響きが含まれている。連れ立ってきた男たちが、周囲で「ひゃひゃひゃ」と失笑をもらしていた。
「用事があるなら俺が承ろう。どういった薬が必要なんだ?」
落ち着き払った態度で、青年が応じる。
戸口に立っていた大男が、のそりと一歩踏み出してきた。
「おやおかしいな。この工房は、薬師の女が一人で切り盛りしていたはず。男?」
ジャリ、と踏みしめられたガラスの破片が砕ける音がした。
青年は腰に片手をあてて、ふっと息を吐いた。
「おかしいといえば、お前達の態度もおかしいな。この場の有様を見たら、何があったかを最初に気にするだろう。話題にもしないとなれば、答えは一つだ。はじめから、工房が荒らされていることを知っていた、となる。何故だ? 聞くまでもないな」
「誰だか知らねえが、怪我したくねーなら下がってろ。用があるのは、後ろの女だ」
視線を感じて、アリスは身を強張らせる。
その気配が伝わったのか、青年は無言で一歩踏み出した。まとう空気が、鋭いものに変わる。
「そのまま返す。怪我をしたくないなら、それ以上近づかないように。手加減はしない」
「……優男が」
吐き捨てるような声が響いたときには、青年が動いていた。
鞘走りの音ともに剣を抜き放ち、男の懐に飛び込むと、顎を剣の柄でしたたかに打った。勢いのまま、腹部に蹴りを叩き込んで、弾き飛ばす。
戸口に立っていた男たちの手には、刃物。夕暮れの乏しい光を鈍く反射していた。
青年は怯む様子もなく、風のように走り抜けると、ほとんど打ち合うこともなく二人をその場に沈めた。
どうっと、倒れ込む重い音の後、静寂が訪れる。
(強い……!)
動きを止めぬまま、青年はドアから外に出る。
軽く辺りを見回ってきたらしく、すぐに戻ってきて言った。
「気絶させただけだ。近くに仲間はいなそうだけど、この場を離れるならひとまず俺と一緒に。何か大切なものがあると言っていたね。見張っているから、どうぞ用事を済ませてしまって」
息を止めて見守っていたアリスは、そこでようやく呼吸することを思い出す。
「ありがとう、ございます」
頭を下げてお礼を言ってから、身を翻して工房の奥へと駆け込む。
ドキドキと、痛いほど胸が鳴っていた。胸元のブローチを掴んだ指が、細かく震えている。
(彼の親切は本物? もしかして、荒くれ者の一味で、私の信用を得るための仕込み……なんて考えたけど。本気で打ちのめしていたし、さすがに手間がかかりすぎよね。いずれにせよ、あの強さは掛け値なしだわ。私が警戒しても、その気になれば敵うはずがない)
小さなキッチンスペースを通り抜け、寝室に使っている部屋に向かう。
荒らされていたらどうしようかと思っていたが、杞憂であった。昼間に出ていったままの状態で、静まり返っている。
それでなおさら、「単なる物盗りではなく、警告を兼ねた嫌がらせ」と確信することになった。
アリスはベッドの横の、質素なクローゼットに向き合う。覚束ない指先で取っ手を掴んで開けた。隅に目立たぬように置いていた小袋を手で拾い上げて、鞄に詰める。
引き返して、デスクの引き出しを開け放ち、二重底の仕組みを外した。革袋におさめたなけなしの財産も鞄に詰めてから、工房へと引き返す。
「よし。思い残すものがないなら、出よう」
「どこか、あてはあるんですか」
陽はすでに落ちていて、互いの顔を判別するのもようやくの暗さ。
輝くような銀髪の青年の周囲だけが、ほんのり明るく見える。
アリスの問いかけに対し、青年は柔和な笑みを浮かべて答えた。
「安全確保のため、この町は急いで離れた方が良い。このまま同行を許してくれるなら、隣の町まであなたを乗せて馬を走らせる。そこで宿を取って、今後について話し合おう。悪いようにしない、薬師の君。俺の名前はラファエロ」
アリスは、真意をはかるように青年の凪いだ表情を見つめた。
(私には、頼る家族もいない。こうなっては、仕事上の取引先やこれまでのお客様でも、誰が味方で誰が叔父上側か判別するのは難しい。本当は、叔父上の不正を王宮付きの役人に申し出られれば良いのだけど、信頼できる相手を見極めてからでなければ。賄賂で黙らせられていたり、逆に私に罪をかぶせてくるような相手にあたってしまったら、そこまで)
状況を打開する方法は、すぐには思い付かない。
はっきりしているのは、不正の薬は効力が値段に見合わないだけで、使用しても人体に害はないこと。もし販売に踏み切られても、毒となるものではない。
しかし、アリスが不正を告発できなければ、真実を知らないで買い求める人々が出てしまうだろう。叔父一家が卑怯な手段で庶民層から金銭を搾り取ることになる。それは阻止しなければ。
(今、口を封じられるわけにはいかない。このひとは、どこまで信用できる相手なのか。わからないけれど、少なくとも一度は守ってくれた。信じよう)
深呼吸で気持ちを落ち着けて、アリスは静かな声で告げた。
「私の名前はアリスです。あなたの助けが必要みたい。少しの間、よろしくお願いします」
すぐに戸口に男が数人、詰めかける。日差しが遮られて、室内がさっと暗くなった。
少なくとも三人は視認できた。その後ろにもさらに仲間がいるかどうかまでは、わからない。
「ごめんなさい。薬を求めてきただけのあなたを巻き込んだわ」
アリスは、小さな声で謝罪を口にした。
「薬の効果は抜群だった。俺は君に感謝している。危なくない位置まで下がって待っていて」
「あの人数を相手にする気?」
青年はアリスをその背にかばうように、さっと前面に立つ。
まさにそのとき、先頭に立った大男から、胴間声が響いた。
「薬を売って欲しい。工房の主人はいるか?」
当たり前の客のような呼びかけであったが、多分に揶揄う響きが含まれている。連れ立ってきた男たちが、周囲で「ひゃひゃひゃ」と失笑をもらしていた。
「用事があるなら俺が承ろう。どういった薬が必要なんだ?」
落ち着き払った態度で、青年が応じる。
戸口に立っていた大男が、のそりと一歩踏み出してきた。
「おやおかしいな。この工房は、薬師の女が一人で切り盛りしていたはず。男?」
ジャリ、と踏みしめられたガラスの破片が砕ける音がした。
青年は腰に片手をあてて、ふっと息を吐いた。
「おかしいといえば、お前達の態度もおかしいな。この場の有様を見たら、何があったかを最初に気にするだろう。話題にもしないとなれば、答えは一つだ。はじめから、工房が荒らされていることを知っていた、となる。何故だ? 聞くまでもないな」
「誰だか知らねえが、怪我したくねーなら下がってろ。用があるのは、後ろの女だ」
視線を感じて、アリスは身を強張らせる。
その気配が伝わったのか、青年は無言で一歩踏み出した。まとう空気が、鋭いものに変わる。
「そのまま返す。怪我をしたくないなら、それ以上近づかないように。手加減はしない」
「……優男が」
吐き捨てるような声が響いたときには、青年が動いていた。
鞘走りの音ともに剣を抜き放ち、男の懐に飛び込むと、顎を剣の柄でしたたかに打った。勢いのまま、腹部に蹴りを叩き込んで、弾き飛ばす。
戸口に立っていた男たちの手には、刃物。夕暮れの乏しい光を鈍く反射していた。
青年は怯む様子もなく、風のように走り抜けると、ほとんど打ち合うこともなく二人をその場に沈めた。
どうっと、倒れ込む重い音の後、静寂が訪れる。
(強い……!)
動きを止めぬまま、青年はドアから外に出る。
軽く辺りを見回ってきたらしく、すぐに戻ってきて言った。
「気絶させただけだ。近くに仲間はいなそうだけど、この場を離れるならひとまず俺と一緒に。何か大切なものがあると言っていたね。見張っているから、どうぞ用事を済ませてしまって」
息を止めて見守っていたアリスは、そこでようやく呼吸することを思い出す。
「ありがとう、ございます」
頭を下げてお礼を言ってから、身を翻して工房の奥へと駆け込む。
ドキドキと、痛いほど胸が鳴っていた。胸元のブローチを掴んだ指が、細かく震えている。
(彼の親切は本物? もしかして、荒くれ者の一味で、私の信用を得るための仕込み……なんて考えたけど。本気で打ちのめしていたし、さすがに手間がかかりすぎよね。いずれにせよ、あの強さは掛け値なしだわ。私が警戒しても、その気になれば敵うはずがない)
小さなキッチンスペースを通り抜け、寝室に使っている部屋に向かう。
荒らされていたらどうしようかと思っていたが、杞憂であった。昼間に出ていったままの状態で、静まり返っている。
それでなおさら、「単なる物盗りではなく、警告を兼ねた嫌がらせ」と確信することになった。
アリスはベッドの横の、質素なクローゼットに向き合う。覚束ない指先で取っ手を掴んで開けた。隅に目立たぬように置いていた小袋を手で拾い上げて、鞄に詰める。
引き返して、デスクの引き出しを開け放ち、二重底の仕組みを外した。革袋におさめたなけなしの財産も鞄に詰めてから、工房へと引き返す。
「よし。思い残すものがないなら、出よう」
「どこか、あてはあるんですか」
陽はすでに落ちていて、互いの顔を判別するのもようやくの暗さ。
輝くような銀髪の青年の周囲だけが、ほんのり明るく見える。
アリスの問いかけに対し、青年は柔和な笑みを浮かべて答えた。
「安全確保のため、この町は急いで離れた方が良い。このまま同行を許してくれるなら、隣の町まであなたを乗せて馬を走らせる。そこで宿を取って、今後について話し合おう。悪いようにしない、薬師の君。俺の名前はラファエロ」
アリスは、真意をはかるように青年の凪いだ表情を見つめた。
(私には、頼る家族もいない。こうなっては、仕事上の取引先やこれまでのお客様でも、誰が味方で誰が叔父上側か判別するのは難しい。本当は、叔父上の不正を王宮付きの役人に申し出られれば良いのだけど、信頼できる相手を見極めてからでなければ。賄賂で黙らせられていたり、逆に私に罪をかぶせてくるような相手にあたってしまったら、そこまで)
状況を打開する方法は、すぐには思い付かない。
はっきりしているのは、不正の薬は効力が値段に見合わないだけで、使用しても人体に害はないこと。もし販売に踏み切られても、毒となるものではない。
しかし、アリスが不正を告発できなければ、真実を知らないで買い求める人々が出てしまうだろう。叔父一家が卑怯な手段で庶民層から金銭を搾り取ることになる。それは阻止しなければ。
(今、口を封じられるわけにはいかない。このひとは、どこまで信用できる相手なのか。わからないけれど、少なくとも一度は守ってくれた。信じよう)
深呼吸で気持ちを落ち着けて、アリスは静かな声で告げた。
「私の名前はアリスです。あなたの助けが必要みたい。少しの間、よろしくお願いします」
0
お気に入りに追加
79
あなたにおすすめの小説
拝啓、私を追い出した皆様 いかがお過ごしですか?私はとても幸せです。
香木あかり
恋愛
拝啓、懐かしのお父様、お母様、妹のアニー
私を追い出してから、一年が経ちましたね。いかがお過ごしでしょうか。私は元気です。
治癒の能力を持つローザは、家業に全く役に立たないという理由で家族に疎まれていた。妹アニーの占いで、ローザを追い出せば家業が上手くいくという結果が出たため、家族に家から追い出されてしまう。
隣国で暮らし始めたローザは、実家の商売敵であるフランツの病気を治癒し、それがきっかけで結婚する。フランツに溺愛されながら幸せに暮らすローザは、実家にある手紙を送るのだった。
※複数サイトにて掲載中です
婚約者に消えろと言われたので湖に飛び込んだら、気づけば三年が経っていました。
束原ミヤコ
恋愛
公爵令嬢シャロンは、王太子オリバーの婚約者に選ばれてから、厳しい王妃教育に耐えていた。
だが、十六歳になり貴族学園に入学すると、オリバーはすでに子爵令嬢エミリアと浮気をしていた。
そしてある冬のこと。オリバーに「私の為に消えろ」というような意味のことを告げられる。
全てを諦めたシャロンは、精霊の湖と呼ばれている学園の裏庭にある湖に飛び込んだ。
気づくと、見知らぬ場所に寝かされていた。
そこにはかつて、病弱で体の小さかった辺境伯家の息子アダムがいた。
すっかり立派になったアダムは「あれから三年、君は目覚めなかった」と言った――。
ふしだらな悪役令嬢として公開処刑される直前に聖女覚醒、婚約破棄の破棄?ご冗談でしょ(笑)
青の雀
恋愛
病弱な公爵令嬢ビクトリアは、卒業式の日にロバート王太子殿下から婚約破棄されてしまう。病弱なためあまり学園に行っていなかったことを男と浮気していたせいだ。おまけに王太子の浮気相手の令嬢を虐めていたとさえも、と勝手に冤罪を吹っかけられ、断罪されてしまいます。
父のストロベリー公爵は、王家に冤罪だと掛け合うものの、公開処刑の日時が決まる。
断頭台に引きずり出されたビクトリアは、最後に神に祈りを捧げます。
ビクトリアの身体から突然、黄金色の光が放たれ、苛立っていた観衆は穏やかな気持ちに変わっていく。
慌てた王家は、処刑を取りやめにするが……という話にする予定です。
お気づきになられている方もいらっしゃるかと存じますが
この小説は、同じ世界観で
1.みなしごだからと婚約破棄された聖女は実は女神の化身だった件について
2.婚約破棄された悪役令嬢は女神様!? 開国の祖を追放した国は滅びの道まっしぐら
3.転生者のヒロインを虐めた悪役令嬢は聖女様!? 国外追放の罪を許してやるからと言っても後の祭りです。
全部、話として続いています。ひとつずつ読んでいただいても、わかるようにはしています。
続編というのか?スピンオフというのかは、わかりません。
本来は、章として区切るべきだったとは、思います。
コンテンツを分けずに章として連載することにしました。
この度、皆さんの予想通り婚約者候補から外れることになりました。ですが、すぐに結婚することになりました。
鶯埜 餡
恋愛
ある事件のせいでいろいろ言われながらも国王夫妻の働きかけで王太子の婚約者候補となったシャルロッテ。
しかし当の王太子ルドウィックはアリアナという男爵令嬢にべったり。噂好きな貴族たちはシャルロッテに婚約者候補から外れるのではないかと言っていたが
【完結】王子妃候補をクビになった公爵令嬢は、拗らせた初恋の思い出だけで生きていく
たまこ
恋愛
10年の間、王子妃教育を受けてきた公爵令嬢シャーロットは、政治的な背景から王子妃候補をクビになってしまう。
多額の慰謝料を貰ったものの、婚約者を見つけることは絶望的な状況であり、シャーロットは結婚は諦めて公爵家の仕事に打ち込む。
もう会えないであろう初恋の相手のことだけを想って、生涯を終えるのだと覚悟していたのだが…。
元稀代の悪役王女ですが、二度目の人生では私を殺した5人の夫とは関わらずに生き残りたいと思います
景華
恋愛
リザ・テレシア・ラブリエラは1度目の人生で殺された。
夫達以外の一人の男性を愛してしまった彼女の、5人の夫の手によって。
首謀者は不明。
五人の夫もその場で命を絶ち、地獄絵図と化した。
“もう一度だけチャンスを上げましょう。真実の愛を見つけて、どうか幸せに”
という謎の声に導かれ、リザは人生を巻き戻され、二度目のリザを生きることに。
「人生のやり直し、ね」
なんとか18歳まで生きてきたものの、二度目の人生には異性の求婚、求愛の言葉が「ピー」という自主規制音になってしまう、【プロポーズ無効化スキル】なんてものが備わっていた!?
加えて婚約者候補として、一度目の人生の夫のうち4人と会うことになったり、閨授業の講師として残りの一人の夫が来ることになったり、「いきなり詰んだ……!!」な状態に。
二度目の人生こそ生き残るため。
そして幸せになるため。
幼馴染で護衛騎士のセイシスを連れて、婚約者候補達のフラグを折ろうと奮闘する。
自分を殺すことをたきつけた首謀者であろう5人の一度目の人生の夫の中の一人は誰なのか。
そして一度目の人生、彼女がただ一人本気で愛してしまった男とは?
元悪役王女の、生き残りと国の存亡を駆けた謎解きやりなおし恋愛ファンタジー!!
小説家になろう、カクヨムでも公開中。
忌むべき番
藍田ひびき
恋愛
「メルヴィ・ハハリ。お前との婚姻は無効とし、国外追放に処す。その忌まわしい姿を、二度と俺に見せるな」
メルヴィはザブァヒワ皇国の皇太子ヴァルラムの番だと告げられ、強引に彼の後宮へ入れられた。しかしヴァルラムは他の妃のもとへ通うばかり。さらに、真の番が見つかったからとメルヴィへ追放を言い渡す。
彼は知らなかった。それこそがメルヴィの望みだということを――。
※ 8/4 誤字修正しました。
※ なろうにも投稿しています。
5年も苦しんだのだから、もうスッキリ幸せになってもいいですよね?
gacchi
恋愛
13歳の学園入学時から5年、第一王子と婚約しているミレーヌは王子妃教育に疲れていた。好きでもない王子のために苦労する意味ってあるんでしょうか。
そんなミレーヌに王子は新しい恋人を連れて
「婚約解消してくれる?優しいミレーヌなら許してくれるよね?」
もう私、こんな婚約者忘れてスッキリ幸せになってもいいですよね?
3/5 1章完結しました。おまけの後、2章になります。
4/4 完結しました。奨励賞受賞ありがとうございました。
1章が書籍になりました。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる