アリスと魔法の薬箱~何もかも奪われ国を追われた薬師の令嬢ですが、ここからが始まりです!~

 アリスは、代々癒やしの魔法を持つ子爵家の令嬢。しかし、父と兄の不慮の死により、家名や財産を叔父一家に奪われ、平民となる。
 それでもアリスは、一族の中で唯一となった高度な魔法の使い手。家名を冠した魔法薬草の販売事業になくなてはならぬ存在であり、叔父一家が実権を握る事業に協力を続けていた。

 ある時、叔父が不正をしていることに気づく。「信頼を損ない、家名にも傷がつく」と反発するが、逆に身辺を脅かされてしまう。
 そんなアリスに手を貸してくれたのは、訳ありの騎士。アリスの癒やし手としての腕に惚れ込み、隣国までの護衛を申し出てくれた。
 行き場のないアリスは、彼の誘いにのって、旅に出ることに。

※「その婚約破棄、巻き込まないでください」と同一世界観です。
※表紙はかんたん表紙メーカーさま・他サイトにも公開あり
24h.ポイント 49pt
289
小説 16,135 位 / 197,604件 ファンタジー 2,489 位 / 45,780件

あなたにおすすめの小説

〈完結〉【書籍化・取り下げ予定】「他に愛するひとがいる」と言った旦那様が溺愛してくるのですが、そういうのは不要です

ごろごろみかん。
恋愛
「私には、他に愛するひとがいます」 「では、契約結婚といたしましょう」 そうして今の夫と結婚したシドローネ。 夫は、シドローネより四つも年下の若き騎士だ。 彼には愛するひとがいる。 それを理解した上で政略結婚を結んだはずだったのだが、だんだん夫の様子が変わり始めて……?

君への気持ちが冷めたと夫から言われたので家出をしたら、知らぬ間に懸賞金が掛けられていました

結城芙由奈@コミカライズ発売中
恋愛
【え? これってまさか私のこと?】 ソフィア・ヴァイロンは貧しい子爵家の令嬢だった。町の小さな雑貨店で働き、常連の男性客に密かに恋心を抱いていたある日のこと。父親から借金返済の為に結婚話を持ち掛けられる。断ることが出来ず、諦めて見合いをしようとした矢先、別の相手から結婚を申し込まれた。その相手こそ彼女が密かに思いを寄せていた青年だった。そこでソフィアは喜んで受け入れたのだが、望んでいたような結婚生活では無かった。そんなある日、「君への気持ちが冷めたと」と夫から告げられる。ショックを受けたソフィアは家出をして行方をくらませたのだが、夫から懸賞金を掛けられていたことを知る―― ※他サイトでも投稿中

【完結】恋は、終わったのです

楽歩
恋愛
幼い頃に決められた婚約者、セオドアと共に歩む未来。それは決定事項だった。しかし、いつしか冷たい現実が訪れ、彼の隣には別の令嬢の笑顔が輝くようになる。 今のような関係になったのは、いつからだったのだろう。 『分からないだろうな、お前のようなでかくて、エマのように可愛げのない女には』 身長を追い越してしまった時からだろうか。  それとも、特進クラスに私だけが入った時だろうか。 あるいは――あの子に出会った時からだろうか。 ――それでも、リディアは平然を装い続ける。胸に秘めた思いを隠しながら。

『婚約破棄されましたが、それって祝福では?~平民令嬢アルメリア、ざまぁされるのはそっちですわ~』

ゆる
恋愛
「婚約破棄、ありがとうございます。それって祝福では?」 公爵令嬢アルメリアは、第二王子との政略婚約に耐えながら“完璧な淑女”を演じていた。 だがある日、王子からの突然の婚約破棄。 周囲が哀れむ中、アルメリアは静かに、そして喜々としてこう言い放つ。 「これで早起きも、礼儀作法の特訓も、王子の好みに合わせた食事も……すべて終了ですわ!」 自由を手に入れた彼女が選んだのは、優雅なる“ぐうたら令嬢”ライフ。 しかし、彼女の堂々たる姿勢は逆に話題を呼び、なぜか求婚者が殺到。 さらに、誠実すぎる近衛騎士クラウスの出現により、静かな日常がまたしても波立ち始める――!?

最愛の夫が余命一年らしいので、彼の望み通り離縁することにします

ぽんた
恋愛
サエ・バッキンガムは、ある日最愛の夫のトラヴィスが余命一年だと知る。子どもの頃から悪名高いサエは、金の力で大好きなトラヴィスを夫にした。当然、トラヴィスはサエを憎悪している。しかも、トラヴィスには結婚前から「真に愛する人」がいる。それでも、サエは彼を愛し続けている。愛する人が余命一年。しかし、悪妻悪女を演じるサエは、トラヴィスに素直になれないでいる。時間はない。愛する夫に離縁をつきつけ、彼には残された時間を「真に愛する人」とすごしてもらおう。サエは、ついに決意した。 ※ハッピーエンド確約。ご都合主義のゆるゆる設定はご容赦願います。

今日から護衛と言われても。~元婚約者に、騎士として仕えることになりました。

みこと。
ファンタジー
「クラリス嬢! きみとの婚約は破棄する!」高らかに宣言した第一王子アルヴィン。けれどもあれよあれよと転落し、気付けば自分が捨てた令嬢クラリスに、護衛騎士として雇われる羽目に。 この境遇には耐えられない! よりにもよってアルヴィンは、自分の意識と記憶を一部放棄、代わりに務めるのは新しく生まれた人格で──。 "孤高の冷酷王子"という噂とはまるで違う、有能でフレンドリーな新・アルヴィンに、同僚の騎士たちは「王子の身代わりが来た」と勘違い。弟王子はクラリス嬢に求婚しに来るし、狩猟祭ではハプニング。 果たして最後に勝利を収めるのは誰? そしてアルヴィンが封じた記憶に潜む秘密とは? 真の敵を排除して、王子と婚約者が幸せになるお話! ※本編(全5話)。 ※同タイトルを「小説家になろう」様「カクヨム」様でも公開しています。

「その他大勢」の一人で構いませんので

和島逆
恋愛
社交界で『壁の花』ならぬ『壁のマンドラゴラ』という異名を持つマグダレーナ。 今日も彼女は夜会の壁に張りつき、趣味の人間観察に精を出す。 最近のお気に入りは、伯爵家の貴公子であるエリアス。容姿・家柄ともに申し分なく、年頃の令嬢たちから熱い視線を送られている。 そんなエリアスが選んだのは、なんと『壁のマンドラゴラ』であるマグダレーナで──? 「いや、わたしはあくまでも『その他大勢』の一人で構わないので」 マグダレーナは速攻で断りを入れるのであった。

〈完結〉【書籍化&コミカライズ・取り下げ予定】毒を飲めと言われたので飲みました。

ごろごろみかん。
恋愛
王妃シャリゼは、稀代の毒婦、と呼ばれている。 国中から批判された嫌われ者の王妃が、やっと処刑された。 悪は倒れ、国には平和が戻る……はずだった。