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3章

参加受付

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翌日俺はコロッサスへ参加するため闘技場へと向かった

「でかいな…」

古代ローマにでもありそうな大きな円形の闘技場だ
まわりの建物とは比較にならないほど大きい
なんかサッカーの競技場みたいだな
さてと…受付はどこだ?

コロッサスに参加するため受付を探す

「マコト!いいところに来たじゃない!」

聞き覚えがある女の声がする

聞こえない聞こえない…

「…えーっと受付は…」
「無視してんじゃないわよ!」

アリナのアッパーが俺の顎にスパーンと決まった

「いでっ!…ひでーな…」
「ふん!!」

どうやらご機嫌斜めなご様子
めんどくさいんだよなぁ


「アンタもコロッサスに参加するんでしょ?」
「お、おう。」
「ならこれで勝負ね!私も参加するから!」

アリナも参加するのか
まあこれでうるさくなくなるっていうならいいか

「わかったよ。その勝負、乗ってやる。」
「よし!…受付はあの壁の近くでやってるわ。私はCブロックだからね!」

そう言ってアリナは走り去っていった

「Cブロックね…」

受付で大会の申し込みをする

「それではこちらのくじを引いてください。」
「はいはいっと…」

箱の中に手を入れくじを取り出す
そこには『D』と書かれていた

「ではマコト様はDブロックでございます。大会の説明はいかがなさいますか?」
「大丈夫です。」
「それでは開始時刻30分前にはアナウンスが流れますのでその指示に従ってください。」

受付から離れ、闘技場の中を見て回る

「概ね予想通りだな。」

対戦場所は平坦な地面だ
そのまわりを観客席がぐるっと回っている

「認めてもらえればいいけど…」

俺は席に座り、防具のことを考えていた



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