11 / 28
1章
謎の足軽ゾンビ
しおりを挟む
「゛創造゛!」
依頼の報告が終わりイッセイは先程来た草原に来ていた
「゛ボーンサーペント゛!」
「ピギュ…」
今は゛創造゛の特訓中だ
ある程度こいつにも慣れておきたいしな
今まで剣なんて振ったことないし
「ふぅ…」
『中々良くなってきましたね。そろそろ別の武器に挑戦してみては?』
「いやまだいいや…まずはこいつを使いこなせなきゃな…」
無数の力より究極の1とは誰が言ったことか
そこまでこの能力にも慣れたわけでもないしな
「…てか前から思ってたがナビちゃん喋りすぎじゃないか?」
『え』
「神様達からはほとんど喋らないって聞いたぞ。」
『あ、あ!今度は違うのが来ましたよ!』
こいつ
話しそらしやがったよ
イッセイが腑に落ちない中、ナビちゃんが言う方を見ると確かに今までに見たことのないものだった
「これは…」
『ゾンビですね。森の中だとかでさ迷ったんでしょう。』
「いや…」
顔は腐り、体なんて見れたもんじゃなかった
けどイッセイはそれから目を離せなかった
槍を片手で引きずり、簡素な鎧を身につけている
その上足には草履
「…足軽なのか?」
『足軽…ですか?』
そうだ
あれは間違いなく足軽だ
実物を見たことは無いが時代劇とかで見たそれだ
「まさか誰か武将が…」
『!来ます!』
足軽ゾンビはイッセイを捉え襲いかかってきた
不意をつかれたイッセイは咄嗟に避けた
「あぶねっ!」
『気をつけてください!ゾンビに触れられると次第にその部分が腐っていきます!』
「ゾンビだからって舐めてるとヤバいってこと…かっ!」
イッセイは剣を振り下ろし、難なくゾンビを倒した
「防御は大したことないな…」
『それもありますがその武器の力も大概ですよ。あなたとともに召喚された人達でも持てる人はひと握りいるかいないかでしょう。』
そんなに強いのかこれ…
なんかこいつに申し訳ない…
「それにしても足軽か…まさかな…」
武将が…なんてことはないか
いたとしてもどうするっていう話だし
「さて…帰ろうか。」
『ええ。』
イッセイは宿へと向かい、草原を後にした
依頼の報告が終わりイッセイは先程来た草原に来ていた
「゛ボーンサーペント゛!」
「ピギュ…」
今は゛創造゛の特訓中だ
ある程度こいつにも慣れておきたいしな
今まで剣なんて振ったことないし
「ふぅ…」
『中々良くなってきましたね。そろそろ別の武器に挑戦してみては?』
「いやまだいいや…まずはこいつを使いこなせなきゃな…」
無数の力より究極の1とは誰が言ったことか
そこまでこの能力にも慣れたわけでもないしな
「…てか前から思ってたがナビちゃん喋りすぎじゃないか?」
『え』
「神様達からはほとんど喋らないって聞いたぞ。」
『あ、あ!今度は違うのが来ましたよ!』
こいつ
話しそらしやがったよ
イッセイが腑に落ちない中、ナビちゃんが言う方を見ると確かに今までに見たことのないものだった
「これは…」
『ゾンビですね。森の中だとかでさ迷ったんでしょう。』
「いや…」
顔は腐り、体なんて見れたもんじゃなかった
けどイッセイはそれから目を離せなかった
槍を片手で引きずり、簡素な鎧を身につけている
その上足には草履
「…足軽なのか?」
『足軽…ですか?』
そうだ
あれは間違いなく足軽だ
実物を見たことは無いが時代劇とかで見たそれだ
「まさか誰か武将が…」
『!来ます!』
足軽ゾンビはイッセイを捉え襲いかかってきた
不意をつかれたイッセイは咄嗟に避けた
「あぶねっ!」
『気をつけてください!ゾンビに触れられると次第にその部分が腐っていきます!』
「ゾンビだからって舐めてるとヤバいってこと…かっ!」
イッセイは剣を振り下ろし、難なくゾンビを倒した
「防御は大したことないな…」
『それもありますがその武器の力も大概ですよ。あなたとともに召喚された人達でも持てる人はひと握りいるかいないかでしょう。』
そんなに強いのかこれ…
なんかこいつに申し訳ない…
「それにしても足軽か…まさかな…」
武将が…なんてことはないか
いたとしてもどうするっていう話だし
「さて…帰ろうか。」
『ええ。』
イッセイは宿へと向かい、草原を後にした
0
お気に入りに追加
83
あなたにおすすめの小説
勇者召喚に巻き込まれ、異世界転移・貰えたスキルも鑑定だけ・・・・だけど、何かあるはず!
よっしぃ
ファンタジー
9月11日、12日、ファンタジー部門2位達成中です!
僕はもうすぐ25歳になる常山 順平 24歳。
つねやま じゅんぺいと読む。
何処にでもいる普通のサラリーマン。
仕事帰りの電車で、吊革に捕まりうつらうつらしていると・・・・
突然気分が悪くなり、倒れそうになる。
周りを見ると、周りの人々もどんどん倒れている。明らかな異常事態。
何が起こったか分からないまま、気を失う。
気が付けば電車ではなく、どこかの建物。
周りにも人が倒れている。
僕と同じようなリーマンから、数人の女子高生や男子学生、仕事帰りの若い女性や、定年近いおっさんとか。
気が付けば誰かがしゃべってる。
どうやらよくある勇者召喚とやらが行われ、たまたま僕は異世界転移に巻き込まれたようだ。
そして・・・・帰るには、魔王を倒してもらう必要がある・・・・と。
想定外の人数がやって来たらしく、渡すギフト・・・・スキルらしいけど、それも数が限られていて、勇者として召喚した人以外、つまり巻き込まれて転移したその他大勢は、1人1つのギフト?スキルを。あとは支度金と装備一式を渡されるらしい。
どうしても無理な人は、戻ってきたら面倒を見ると。
一方的だが、日本に戻るには、勇者が魔王を倒すしかなく、それを待つのもよし、自ら勇者に協力するもよし・・・・
ですが、ここで問題が。
スキルやギフトにはそれぞれランク、格、強さがバラバラで・・・・
より良いスキルは早い者勝ち。
我も我もと群がる人々。
そんな中突き飛ばされて倒れる1人の女性が。
僕はその女性を助け・・・同じように突き飛ばされ、またもや気を失う。
気が付けば2人だけになっていて・・・・
スキルも2つしか残っていない。
一つは鑑定。
もう一つは家事全般。
両方とも微妙だ・・・・
彼女の名は才村 友郁
さいむら ゆか。 23歳。
今年社会人になりたて。
取り残された2人が、すったもんだで生き残り、最終的には成り上がるお話。
クラス転移で無能判定されて追放されたけど、努力してSSランクのチートスキルに進化しました~【生命付与】スキルで異世界を自由に楽しみます~
いちまる
ファンタジー
ある日、クラスごと異世界に召喚されてしまった少年、天羽イオリ。
他のクラスメートが強力なスキルを発現させてゆく中、イオリだけが最低ランクのEランクスキル【生命付与】の持ち主だと鑑定される。
「無能は不要だ」と判断した他の生徒や、召喚した張本人である神官によって、イオリは追放され、川に突き落とされた。
しかしそこで、川底に沈んでいた謎の男の力でスキルを強化するチャンスを得た――。
1千年の努力とともに、イオリのスキルはSSランクへと進化!
自分を拾ってくれた田舎町のアイテムショップで、チートスキルをフル稼働!
「転移者が世界を良くする?」
「知らねえよ、俺は異世界を自由気ままに楽しむんだ!」
追放された少年の第2の人生が、始まる――!
※本作品は他サイト様でも掲載中です。
無能スキルと言われ追放されたが実は防御無視の最強スキルだった
さくらはい
ファンタジー
主人公の不動颯太は勇者としてクラスメイト達と共に異世界に召喚された。だが、【アスポート】という使えないスキルを獲得してしまったばかりに、一人だけ城を追放されてしまった。この【アスポート】は対象物を1mだけ瞬間移動させるという単純な効果を持つが、実はどんな物質でも一撃で破壊できる攻撃特化超火力スキルだったのだ――
【不定期更新】
1話あたり2000~3000文字くらいで短めです。
性的な表現はありませんが、ややグロテスクな表現や過激な思想が含まれます。
良ければ感想ください。誤字脱字誤用報告も歓迎です。
クラス転移から逃げ出したイジメられっ子、女神に頼まれ渋々異世界転移するが職業[逃亡者]が無能だと処刑される
こたろう文庫
ファンタジー
日頃からいじめにあっていた影宮 灰人は授業中に突如現れた転移陣によってクラスごと転移されそうになるが、咄嗟の機転により転移を一人だけ回避することに成功する。しかし女神の説得?により結局異世界転移するが、転移先の国王から職業[逃亡者]が無能という理由にて処刑されることになる
初執筆作品になりますので日本語などおかしい部分があるかと思いますが、温かい目で読んで頂き、少しでも面白いと思って頂ければ幸いです。
なろう・カクヨム・アルファポリスにて公開しています
こちらの作品も宜しければお願いします
[イラついた俺は強奪スキルで神からスキルを奪うことにしました。神の力で学園最強に・・・]
レベルを上げて通販で殴る~囮にされて落とし穴に落とされたが大幅レベルアップしてざまぁする。危険な封印ダンジョンも俺にかかればちょろいもんさ~
喰寝丸太
ファンタジー
異世界に転移した山田(やまだ) 無二(むに)はポーターの仕事をして早6年。
おっさんになってからも、冒険者になれずくすぶっていた。
ある日、モンスター無限増殖装置を誤って作動させたパーティは無二を囮にして逃げ出す。
落とし穴にも落とされ絶体絶命の無二。
機転を利かせ助かるも、そこはダンジョンボスの扉の前。
覚悟を決めてボスに挑む無二。
通販能力でからくも勝利する。
そして、ダンジョンコアの魔力を吸出し大幅レベルアップ。
アンデッドには聖水代わりに殺菌剤、光魔法代わりに紫外線ライト。
霧のモンスターには掃除機が大活躍。
異世界モンスターを現代製品の通販で殴る快進撃が始まった。
カクヨム、小説家になろう、アルファポリスに掲載しております。
無限に進化を続けて最強に至る
お寿司食べたい
ファンタジー
突然、居眠り運転をしているトラックに轢かれて異世界に転生した春風 宝。そこで女神からもらった特典は「倒したモンスターの力を奪って無限に強くなる」だった。
※よくある転生ものです。良ければ読んでください。 不定期更新 初作 小説家になろうでも投稿してます。 文章力がないので悪しからず。優しくアドバイスしてください。
改稿したので、しばらくしたら消します
平凡冒険者のスローライフ
上田なごむ
ファンタジー
26歳独身動物好きの主人公大和希は、神様によって魔物・魔法・獣人等ファンタジーな世界観の異世界に転移させられる。
平凡な能力値、野望など抱いていない彼は、冒険者としてスローライフを目標に日々を過ごしていく。
果たして、彼を待ち受ける出会いや試練は如何なるものか……
ファンタジー世界に向き合う、平凡な冒険者の物語。
【完結】悪役に転生したのにメインヒロインにガチ恋されている件
エース皇命
ファンタジー
前世で大好きだったファンタジー大作『ロード・オブ・ザ・ヒーロー』の悪役、レッド・モルドロスに転生してしまった桐生英介。もっと努力して意義のある人生を送っておけばよかった、という後悔から、学院で他を圧倒する努力を積み重ねる。
しかし、その一生懸命な姿に、メインヒロインであるシャロットは惚れ、卒業式の日に告白してきて……。
悪役というより、むしろ真っ当に生きようと、ファンタジーの世界で生き抜いていく。
ヒロインとの恋、仲間との友情──あれ? 全然悪役じゃないんだけど! 気づけば主人公になっていた、悪役レッドの物語!
※小説家になろう、エブリスタにも投稿しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる