7 / 13
6章
翌日
しおりを挟む
翌朝、すっと目が覚めた。
よく寝た感じではなく、早起きしようと思ってないのに早く起きてしまったという感じだった。
何だか頭がぼーっとしていて、背中も気持ち悪い感じがして少しだるい。
前日のバタバタのせいで疲れが溜まっているんだろうか。
とりあえずおかゆを食べて薬を飲む。色々なところで検査を受けたことと、めまいの症状があるからか、7種も渡された白にピンクにオレンジの色鮮やかな薬たちを見ると気が滅入る。
このどれかが効いてくれて、寝ることが出来たのかもしれないし、めまいが起きなかったんだと思うと薬って凄いんだなぁと改めて思った。
今日は朝から病院へ行く予定がある。
昨日とはまた別の病院に行く。
いつもの時間に追われ、息苦しい予定では無いので少しだけ気が楽だ。
そうこうしていると先輩から自宅近くに到着したと連絡があった。
病院まで車で送ってもらい、いくつかの精密検査を受けた。
検査結果を聞くも原因は不明だった。
ホルモンの異常を確認する検査を受けるも診断結果がわかるまで時間がかかるようで、その日は帰宅した。
この日の夕方、両親が職場まで迎えに来てくれた。
上司含め会社の偉い人が簡単に事情の説明までしてくれていたようだ。
父親が、[毎日顔色や元気か見てるのに、何故倒れるまでわからないのか]と激昂したと聞いた時は、違う意味でまためまいがしそうだった。
とりあえず地元で数日ゆっくり休んで様子を見ることとなり、翌日の朝、特急列車の止まる大きめの駅まで車で送ってもらう事になった。
両親には自分の自宅近くのホテルを予約して泊まってもらった。
一緒に夕食に行けばよかったのだが、体調も悪かったのでやめておいた。
おかゆくらい優しいものにしておいた方が体にも負担がかからないだろうと思い、この日もおかゆを食べ、処方されていた7種類の薬を飲んだ。
観光でもないのに職場の近くに両親が来ているのは不思議な感覚だった。
ただ、きっかけが自分の体調不良なのでそんなことは言えなかった。
また、めまいがあるんじゃないかと昨日は不安だったが、今日は近場に両親がいることから多少の安心感もあり、気にならなかった。
隙あらばぼーっとして、何も考えない時間を作っている気がする。
ぼーっとしても仕方無いのでシャワーを浴び手から今日は寝ることにした。
布団の中で、明日からどうなるんだろうと考えていた。
今までの人生ではなかった出来事なので、考えてしまう
答えは出なかったが薬の作用なのか気が付いたら眠っていた。
よく寝た感じではなく、早起きしようと思ってないのに早く起きてしまったという感じだった。
何だか頭がぼーっとしていて、背中も気持ち悪い感じがして少しだるい。
前日のバタバタのせいで疲れが溜まっているんだろうか。
とりあえずおかゆを食べて薬を飲む。色々なところで検査を受けたことと、めまいの症状があるからか、7種も渡された白にピンクにオレンジの色鮮やかな薬たちを見ると気が滅入る。
このどれかが効いてくれて、寝ることが出来たのかもしれないし、めまいが起きなかったんだと思うと薬って凄いんだなぁと改めて思った。
今日は朝から病院へ行く予定がある。
昨日とはまた別の病院に行く。
いつもの時間に追われ、息苦しい予定では無いので少しだけ気が楽だ。
そうこうしていると先輩から自宅近くに到着したと連絡があった。
病院まで車で送ってもらい、いくつかの精密検査を受けた。
検査結果を聞くも原因は不明だった。
ホルモンの異常を確認する検査を受けるも診断結果がわかるまで時間がかかるようで、その日は帰宅した。
この日の夕方、両親が職場まで迎えに来てくれた。
上司含め会社の偉い人が簡単に事情の説明までしてくれていたようだ。
父親が、[毎日顔色や元気か見てるのに、何故倒れるまでわからないのか]と激昂したと聞いた時は、違う意味でまためまいがしそうだった。
とりあえず地元で数日ゆっくり休んで様子を見ることとなり、翌日の朝、特急列車の止まる大きめの駅まで車で送ってもらう事になった。
両親には自分の自宅近くのホテルを予約して泊まってもらった。
一緒に夕食に行けばよかったのだが、体調も悪かったのでやめておいた。
おかゆくらい優しいものにしておいた方が体にも負担がかからないだろうと思い、この日もおかゆを食べ、処方されていた7種類の薬を飲んだ。
観光でもないのに職場の近くに両親が来ているのは不思議な感覚だった。
ただ、きっかけが自分の体調不良なのでそんなことは言えなかった。
また、めまいがあるんじゃないかと昨日は不安だったが、今日は近場に両親がいることから多少の安心感もあり、気にならなかった。
隙あらばぼーっとして、何も考えない時間を作っている気がする。
ぼーっとしても仕方無いのでシャワーを浴び手から今日は寝ることにした。
布団の中で、明日からどうなるんだろうと考えていた。
今までの人生ではなかった出来事なので、考えてしまう
答えは出なかったが薬の作用なのか気が付いたら眠っていた。
0
お気に入りに追加
0
あなたにおすすめの小説
寝室から喘ぎ声が聞こえてきて震える私・・・ベッドの上で激しく絡む浮気女に復讐したい
白崎アイド
大衆娯楽
カチャッ。
私は静かに玄関のドアを開けて、足音を立てずに夫が寝ている寝室に向かって入っていく。
「あの人、私が
妻がエロくて死にそうです
菅野鵜野
大衆娯楽
うだつの上がらないサラリーマンの士郎。だが、一つだけ自慢がある。
美しい妻、美佐子だ。同じ会社の上司にして、できる女で、日本人離れしたプロポーションを持つ。
こんな素敵な人が自分のようなフツーの男を選んだのには訳がある。
それは……
限度を知らない性欲モンスターを妻に持つ男の日常
お嬢様、お仕置の時間です。
moa
恋愛
私は御門 凛(みかど りん)、御門財閥の長女として産まれた。
両親は跡継ぎの息子が欲しかったようで女として産まれた私のことをよく思っていなかった。
私の世話は執事とメイド達がしてくれていた。
私が2歳になったとき、弟の御門 新(みかど あらた)が産まれた。
両親は念願の息子が産まれたことで私を執事とメイド達に渡し、新を連れて家を出ていってしまった。
新しい屋敷を建ててそこで暮らしているそうだが、必要な費用を送ってくれている以外は何も教えてくれてくれなかった。
私が小さい頃から執事としてずっと一緒にいる氷川 海(ひかわ かい)が身の回りの世話や勉強など色々してくれていた。
海は普段は優しくなんでもこなしてしまう完璧な執事。
しかし厳しいときは厳しくて怒らせるとすごく怖い。
海は執事としてずっと一緒にいると思っていたのにある日、私の中で何か特別な感情がある事に気付く。
しかし、愛を知らずに育ってきた私が愛と知るのは、まだ先の話。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる