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説得は言葉でしましょう ※
しおりを挟む※attention‼︎
モロモロです。
読まなくてもストーリー進行上問題ありませんので、苦手な方はパスしてください。
********
「んんっ…!」
既に秀先輩との行為で足腰が役立たずになってしまっている俺は、先生に軽く引かれるだけで倒れ込んでしまう。
尻を突き出すようにして倒れてしまった俺に、最早男としての矜持はなかった。
「癪な話だが…秀のお陰ですぐ入っちまうな?」
入り口を何度も浅く穿たれる。
ちゅこ、ちゅこ、と擦れ合う音を立てている入り口は『受け入れ準備万全!』と湿り気を増して行く。
「ん…っ、んぁ…」
もどかしさと、遊ばれて感じている自分に悔しさで涙が滲んできた。
(後で先生のことガン無視してやるからな!!!)
先生は弄ぶかのように抜き差しを繰り返すと、飽きたらしく身体を密着させてきた。
「…やっぱり、ここで生きろよ。」
「んっ…!!あぁっ!」
「俺たちに囲われれば何も不自由はない。生活も、娯楽も…何もかもな。」
先生は落ち着いた声でそう囁きながら、腰を進める。
「んぁあ!!」
先程まで秀先輩を受け入れていた孔は、すんなりと先生を飲み込んでいった。
ヌプププ…
泡立つような音ともに、散々暴かれた場所に入り込む熱。
それを腹の奥で感じて、自然と力が入り、キュン!と締めつけてしまった。
それでも俺は首を縦に振らない。
「ぁはあ"…!!」
「…ッ強情だな、身体はこんなに素直なのに」
先生のモノが全部入ってしまうと、抵抗する力なんて少しも残っていなかった。
先生に見つけ出されたあの場所を突かれる度、ただ気持ちいいことだけが頭を占拠する。
「あ"あっ…ひっ…あん!」
「どうした。もう限界か?」
「~ッ!」
(さっきから限界だって言ってるだろうが!!)
という心の叫びは声にならず、口の端から空気が漏れるだけだ。
先生は律動をやめると、俺の肩に口付けた。
「返事は?」
「…やだ…っ!」
「あ?聞こえねぇな。」
「絶対聞こえてん…じゃん…っん!」
先生に口付けられ、息が続かない。
どんどんと意識が朦朧としてきて…何も考えたくない、考えられない。
「兄貴、執拗い男は嫌われるぞ。」
「…チッ」
先生は秀先輩に諭され、俺に答えを迫るのをやめた。
「まあ、逃げても捕まえてやるよ。」
なんてことない風に言うと、また律動を再開する。
一定のリズムで突き込まれる感覚に、全ての思考を取り払われ、本能がうわ言になって漏れてしまう。
「うっ…もっ、とぉ…」
「ッ!」
俺の小さな強請りを聞き取ったらしい。
「…お望み通りにしてやるよ。」
俺の最奥に届いた先端が震え出したのを感じ、息が止まってしまう。
全身が硬直し、甘い痺れが走った。
「…ッあ"!!」
「ほら…受け止めろよ。」
先生は俺を抱きしめて、身体を密着させると、熱を刷り込むように緩く抽挿を繰り返した。
抱きしめられて、初めて気が付く。
(鎖骨にあるホクロ…秀先輩と同じなんだ…)
二人と近づいて初めて知るちょっとした共通点…改めて恥ずかしくなって、俺は顔を背けてしまう。
「はぁ、良い眺めだな。」
「…変態臭いぞ、兄貴。」
「は?お前も大概だ…」
俺は二人のガヤガヤとした声を子守唄に、朝ごはんを食い損ねた事を恨みながら深い眠りに落ちた。
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