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なんて日だ!!

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「主人、俺は色々言いたいことがあるんだけど??」


「わかる」


「なんで急に?!獣か?!早く人間に戻れよ!!!」


「…正直、すまなかった。」


(なんで最近こう言う流ればっかなんだろうな?!)


俺は色々どうしようもないところは置いておいて、身支度を整えた。


(臭くないか気になってきた…早く帰ろ)


俺はビシッと指をさす決めポーズを取ると、
高らかに宣言した。


「主人、次やったら絶交だからな。」


「グッ…!」


「これでも温情だからな?!また明日!」


俺は無理な体勢で最後まで致したことによる節々の痛みに耐えながら、足早に家に向かった。

主人が遠くから『送る!』とか言ってるのが聞こえてるけど、無視だ無視!!

ケダモノめ!!


「まったく…あいつらマジで獣なのか?
もしや、俺が知らないだけで、世の中こんなものなのか?」


いや、そんなはずは無い。

少なくとも俺は、今まで夕方の自動販売機を使った時にこんな事態に遭遇したことはない。

出会ってたら即通報する。
イチャコラしやがって!!!!シッシッ!!


悶々と考えながら、主人とも経験してしまったことで黒木の処分対象が増えてしまった事も憂いが募る。


(そろそろ本気で疲れてきた…癒されたい。)


明日はこの首を噛んだ張本人の巣に飛び込まなければならないし、
俺に平穏が訪れるのはいつになるんだ…


「ただいマイハウスぅ」


誰もいないこの部屋にも慣れたもんだ。


風呂から上がった俺は早速レポートを書く。

先生にゲロ甘な扱いを受けた事。
首を噛まれたこと、首を噛まれた事や首を噛まれた事。
あとは自動販売機の変だ。


(もう戦かなんかだと思っておかないと羞恥でどうにかなりそうだ…)


身体が都合の良い様に改変されていたのにも腹が立ったが、そんなことは言っても仕方ない。


上書き保存すると、2行に集約された。

✔︎主人 R18エンド
✔︎皇輝 友情エンド

先輩のは…やっぱり、R18では無いか。

明日が不安だなあ…


また噛まれたら、次こそ俺の首がお亡くなりになるぞ…

俺はちょっと朝を迎えるのが憂鬱になりながら、布団に潜り込んだ。


自動販売機に追い掛けられる夢を見たことは、後で主人に報告してやろう。
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