裏社会に巻き込まれたらセックスを強要された件

こうたろ

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4章

NASA介入

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 屋上で平岡さんを犯した翌日。宣言通りにこの日1日はマリーフォン一人での奉仕が行われた。
 まずは朝立ちの処理。寝間着を脱ぎ捨てて裸で俺のベッドに潜り込みチンコを加えた彼女によって目を覚ました。おはようと口をもごもご動かして俺の顔の正面にお尻を置いていたので一舐めしてやると驚いたように口を絞めた。それが思いのほか気持ちよかったので何度も尻穴やクリを突くと気持ちよさも連続できて濃厚一番汁をマリーフォンの口へ放出した。
 下半身の刺激で勢いに乗ったマリーフォンは精液をすべて飲み込んだがすぐには起き上がれずベッドの上に倒れ伏して、そのまま俺にされるがまま朝のセックスに身を興じた。朝食ができたことを伝えに来たモニカが見たのは上の口と舌の口の連続射精で体力を使い果たし息も絶え絶えな少女の姿だった。
 しかし、これでもまだ目を覚まして1時間も経過していない。俺の一物が元気を取り戻し性欲が沸き上がるごとにマリーフォンは全霊をかけて奉仕に及ぶ。休み時間に空き教室でおっぱいを晒して、昼休みに悠里やユーリスさんの目の前で扉横の壁に手をついて後ろから突かれて、放課後に街へ買い物に行ったときの車内で嬌声を上げる。
 俺も最初悠里に目標と指示された1日20回の射精をほぼ達成していた影響か、前とは考えられないくらい速くムラムラが帰ってきていた。マリーフォンのための罰としてヤリまくらなければという意思も手伝って今日は特にクる日だった。マリーフォンも気づいていたからなのか今日はよく身体を摺り寄せてくる。昨日のこともありクラスメイトに見つかるようなところでは自重していたが人目のないところに来るとすぐさま俺の傍に駆け寄り胸元をちらつかせたり押し付けてくる。
 最初は元気いっぱいに振舞うマリーフォンだったが悠里の思惑通り回数を重ねるごとに疲労が蓄積して感覚がマヒしていった。表情から余裕がなくなり膣内から漏れる精液を気にすることがあった。それでも奉仕は精一杯おこない俺が満足できないことはなかった。マリーフォン本人も性交の時の方が反応が良く、セックスを楽しんでいた。
 放課後のショッピングの時に行った家電屋とカードショップでそれぞれプラモデルと新弾のカードを購入したがその時のマリーフォンは完全に俺に身体を預けていた。はたから見た他の客は美少女が俺みたいなさえない男の腕に抱き着いていて面白くないような嫉妬の視線で見ていたが実際はイキすぎて自分だけの力では立って歩けなかった。
 帰りのリムジンで最後の20回目を終えたことを話してもマリーフォンが俺を離さなかったので彼女が失禁するまで行為に及んだ。
 精液まみれのマリーフォンはリーナたちに連れられてお風呂で身体を清めに行った。

「あ、章人君」

 受付を通った時に楓に声をかけられた。

「今悠里様が来ていて章人君の部屋に通してるから。お客さんもいるみたいで何か話があるみたいだったよ」

 肘をカウンターについて両手で頬を持ち上げている。
 まあ、俺が言わなきゃいいだけだし…それにしてもお客か、悠里のことだしここに入れる人で男性はないと思うけど何か訳ありだったりするのかな。
 エレベータ周辺で掃除をしているメイドが俺に軽く会釈をする。いつもなら一緒にエレベータに入り下の世話を始めるけどさすがに今日はなかった。今日はマリーフォンのみの奉仕だし1日の目標20回射精も達成しているからメイドから寄ってくることはないけど…この状況で俺から手を出すとどうなるんだろう?試さないけどね。俺は試すよりも悠里に確認を取る。調子に乗って勝手なことするよりも臆病に女帝に従っている方が安全だ。

 29階に着いてエレベータの扉が開く。与えられた領域の扉を開くと玄関には1階で楓が言っていたように悠里とユーリスさんの高級そうな靴ともう一つ、初めて見る靴が並べられていた。俺も玄関で適当に靴を脱ぐとリビングに向けて廊下を進む。リビングの戸が開くと中にいた人たちの視線が集中する。

「おかえりなさい。章人君」

 我が物顔でソファに座っている悠里。まあ、彼女から与えられたマンションだから文句の言いようがないし、言うつもりもない。
 他にはユーリスさんが悠里の傍らに控え、モニカが悠里ともう一人の客人に紅茶を出していた。
 見覚えのない女性。水色より少しライトグリーンに近い髪を持ち私服の上から白衣を羽織っている。白衣から彼女がなんらかの研究員であると印象を持つ。

「お、おかえりなさいませ」

俺の帰宅にパタパタと紬が走ってきて俺の荷物を受け取り部屋に片づける。

「さあ、章人君も座って、少し大切な話をしますから」

 悠里が言う大切な話は今来ている白衣の女性がかかわっているのだろうか…。ユーリスさんに手を取られて悠里の隣に座らされる。モニカがむすっと頬を膨らませて不満そうな表情を作っているが気にしない。俺手を取られたよりもユーリスさんへの対抗意識がメインだと思う。今日はマリーフォンの件があるから相手できないのでまた明日遊んであげよう。とりあえずは重大らしい話に耳を傾ける。

「こちらの人はNASAの研究員“マーヤ リドルテン”…とある調査のために日本に来ました」

 NASA!?なんでそんな人が家に来るの?
 驚いた俺にマーヤと紹介された白衣の女性は頭を軽く下げ、挨拶する。

「初めまして、マーヤ リドルテンです。私のような人間が来ることに驚かれるのは当然です。まずはこちらをご覧ください」

 少々片言の日本語で自己紹介するリドルテンさんは脇に置いてあるバックからA4用紙を取り出した。テーブルの上に出された資料はいくつかの統計データなんかとある一転が渦のように映し出されたデータマップのようだった。

「我々NASAはある日を境に発生した時空の歪みを研究しております」

 時空の歪み?なんかアニメや漫画のような言葉が出てきて少々うさん臭く感じた。しかし、俺が眉を顰めるもリドルテンさんは気にした様子もなく話を続ける。まるで何度も同じような対応をされて慣れてしまったように。

「疑われるのも当然です。私たちも最初はあり得ないと否定から入ってしまいました。しかし、これは本当のことです」

 リドルテンさんがノートパソコンを取り出し開いた画面を俺たちに見せてきた。
 電源入れっぱなしだったの?
 画面に映し出されたのは衛星写真のようでほぼ地球の青い海から拡大し続け、日本、どこかの街と地表に近づき、点にしか見えなかった人がはっきり分かるくらいまで近づいて異変に皆気が付いた。
 一人…黒い…
 最初は上からの写真だから黒髪と黒い服装をしているだけだと思っていたがそうじゃなかった。
 季節的には夏、北海道ですら半袖でないと暑苦しい時期に黒の長そでを着ていることはないだろう。それに高解像度で指先まで黒に見えるのは他の原因があると思わされる。

「この黒いのは?」

「岩崎 琢磨本人です」

 一瞬本当に?と疑問になった。

「我々は岩崎 琢磨をなんらかの力の中心と考え彼の周辺調査を行いました。その結果、彼の周囲では異常なまでの岩崎琢磨至上主義が蔓延し、関係女性は全てが彼との肉体関係を持ち、まさに社会体制が形成されています」

「要するにそのグループ内では全て岩崎のもので、たくさんの女性を侍らせている…あれ?うちと同じじゃない?」

 と、疑問を感じた俺の両肩が掴まれる。

「私たちには明確に愛があります!」

「う、うん…」

 めっちゃ真剣なモニカに頷くしかできなかった。
 こほんと、リドルテンさんが咳ばらいをして話の流れを戻す。が、モニカは片腕に抱き着いたまま動こうとしない。今日一日相手をしてあげられなかったのか、我慢できなくなってきたらしい。まさかだと思うけど他の人もこうじゃないよね。反動が大きすぎるならこういったのはもうやめよう。

「NASAはこれを特異点と仮づけ、研究を行いました。しかし、やはり外からの視察では何も分からず、一度、本人へ研究協力を申し込みへ行きました」

 リドルテンさんがここにいてこの話をしている時点で良い結果は得られないことが分かる。しかし、それを「協力を拒否された」だけで終わらせないのは何かあったのだろう。
 その答えが何だったのか、リドルテンさんの口から聞かされる。

「申し込みへ向かったスタッフ2人の内男性は死亡、女性は…岩崎 琢磨の奴隷になりました」

「…それは何をもって奴隷になったと判断したのですか?」

 ユーリスさんの問いにリドルテンさんは一つのUSBをノートパソコンに挿す。
 いくつかの重要そうなデータフォルダの中に動画ファイルがあり、再生される。
 内容は男性に跨っている女性の動画だ。
 いわゆるハメ撮り映像。
 ただただ女性が喘いでいるだけだが男性の指示で自分が奴隷だと、岩崎 琢磨の奴隷だと叫んでいる。そんな動画だった。
 動画は短く直ぐに映像は切れる。
 …これは…

「明らかにあて付けですね」

俺よりも早く悠里が口にする。
リドルテンさんも頷く。

「はい、我々も同じようにとらえました。彼は我々に敵意ある人物だと…こちらも岩崎 琢磨への協力は撤回し、無力化した後回収、もしくは殺害へ変わりました」

 NASAが本格的に動き出したということ…

「ひいては伊集院様に我々の活動許可を頂きたく電話で会談した後に正式な話に来ました。」

 と、一通りの話を終えたリドルテンさんが悠里に向き直った。
 …いや伊集院家は本当に日本を支配していると改めて理解した。しかもその判断は目の前の美少女が決めている。
 まあ、手荒いことが発生するかもしれないから地主的な人には許可取らないといけないのは普通なのかな?
 その相手が悠里というのがすごく嫌なんだけど…というか俺がいなくても悠里が話聞いて許可出せばそれで終わりじゃないか…俺が帰ってくるまで待っていた?
 すごく…すごく嫌な予感がする。今すぐここから出て行きたい。

「ええ、もちろんあなたたちの活動を許可します。このまま私の視界に彼が居るは非常に不愉快なので迅速な対応をお願いしますね」

 笑顔を振りまく悠里に礼を言って頭を下げるリドルテンさんに「ただし…」とかけられる。

「このマンションは彼、山本 章人君の性訓練に用意された場所なんです。協力してほしいのでしたらぜひあなたも章人君に貫かれてください」

 悠里の言葉にリドルテンさんがきょとんと眼を丸くする。
 その後俺の顔と悠里を何度も見て言葉の意味を理解すると徐々に顔を赤く染め上げていった。

「え?…あの……電話ではそのようなこと…ひゃあ!」

 戸惑う彼女の背後からユーリスさんが抱きしめ、放漫な胸を揉み始める。
 生娘のように悲鳴を上げるリドルテンさんが胸をおさえて逃れるように身体を捻るがもう遅い、ユーリスさんの手は彼女の手の下で巧みな指使いで攻め込む。

「ふふ、研究漬けで性経験がないことは知っています。大学を出たばかりのあなたが選ばれたのはこちらへの献上品であることには気づかなかったみたいですね?安心してください。身売りされたのではありません。あなたほどの容姿でなければ受け入れられなかったですから…ねぇ、章人君」

 やはりか、そうなるのね。
 しかし、悠里は忘れているのかもしれないが、

 「今日はマリーフォンとの約束があるから他の人とはやらないからね」

 そう、ここにきてマーフォン以外の人とはセックスしない決まりになっている。そして当人は既にダウンしている。
 つまり今日はもう身体を休めることが出来る。
 初めての人とか相手のことが分からなくてすごい気を遣うから疲れるんだよね。
 平岡さんとかモニカとかはとにかく性欲に任せて襲ってたけど最近だと俺の方からもリードしているはずだし…

「ええ、ですので日を跨いだら早速始めます。夕食は性の付くものにしてくださいね」

 世の中甘くなかった。いや、甘い果実を頂けるけれども!
 モニカは気合を入れてキッチンに入るし。
 ユーリスさんに弄ばれているリドルテンさんに目を向ける。
 モニカに比べて胸は少し小さいが身長も一回り低いので十分に巨乳のラインに入っている。
 ぴくんと身体を震わせて揺れるおっぱいを見てペニスに血液が溜まっていく。
 今日はマリーフォンとしかしなかったからこそ、今日初めて会っていきなりセックスする彼女に興奮してきた。
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