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2章

章人マンション

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とある日の日曜の朝、起きるとベッドの傍らにリーナが控えていた。



「おはようございます。章人様」



「ああ、おはよう」



甲斐甲斐しく頭を下げるリーナを尻目にベッドから降りる。

すぐさまリーナが服を用意して俺の寝巻きを脱がせて着替えさせる。

着替えが終わると頬を赤らめて遠慮しがちに口付けをする。

最初のうちはモニカの寝起きフェラが強制イベントで発生していたが1日の射精回数増加と共に無くなっていきその日によってマンション付きのメイドたちで内容が変わっている。

モニカは相変わらずフェラだが、時折彼女の口が恋しくなる。

また、俺のほうもやりたいならやりたい放題だ。

本日はまだ意識がはっきりしていないのでやらないが少しムラッとしていたので着替え後にリーナのおっぱいを揉み遊んでリビングへ向かった。



リビングへ入ると食卓テーブルには既に朝食が用意されていた。

白米に味噌汁、焼き魚、納豆など日本の一般家庭で出てくるような物だが見た目では分からない高級食品を使った料理だ。1食、数万ほどはするだろう。



「章人様。おはようございます」



朝食を用意したのは小夜だ。

俺の好みどおりの味付で、味噌汁、焼き魚は塩分控えめ、納豆にかける醤油とからしも必要分だけを小皿に添えられている。



小夜は顔が火照っているリーナに気づく。



「あら、リーナ、章人様に可愛がって貰いましたか?」



「ええ、おっぱいを揉んで貰ったわ・・・」



上品なメイドの猥談を放置して食卓に着く。

テレビでは他国のお偉いさんが日本に来たなどの政治ニュースが映されている。



大満足の食事を食べ終えると、エレベーターでマンションの上20階へ向かう。

プールが備え付けられているのだ。

マンションには俺とメイドたちしか住んでいないので当然貸切。

まだ行ったことが無かったので午前中はプールでゆっくりしようと思い向かっている。

それと、俺の部屋、28~30階をリフォームさせた。

主に調教部屋。

存在自体は否定しないけど家の中にあるのはとても落ち着かなかった。

それに伴い俺の部屋も28階に移し、29階が客室関係の部屋とした。

道場と調教部屋は地下に移設。

現在30階がすっからかん。

趣味のプラモを並べようかと思っているが思案中・・・

考えているうちに20階に到着した。



水着に着替えてプールサイドに出ると先客が居てこちらに気づいた。



「おはようございます。章人様。休暇はこちらで?」



20代前半ながらも下のメイドたちを指導している監督役が問う。

他のメイド、5人ほどが水中トレーニングに励んでいる。



貸切プールでプカプカ浮かんでいるとプールサイドに人影が出てきた。



「章人様、失礼いたします」



スクール水着を着たマンション付きのメイドたちだった。

メイドたちはプールに入ると俺を取り囲み腕や前、後ろから抱き着いてくる。

最近はモニカたちに変わりメイド全員が悠里の指示で動いている。

このメイドたちもそうだろう。

腕に抱きついたメイドはおっぱいの谷間に腕を挟んで俺の指をしゃぶっている。

爪の隙間にも唾液を染み込ませてきて一本一本しゃぶる時間が長い。

時折手を自らのおっぱいに押し付けて俺に揉ませる。

全てのメイドがDカップ以上なのでしっかりと丸みのあるおっぱいを手全体で堪能している。

前後から抱きついてきたメイドは俺の耳を舐め、舌を潜り込ませる。

押し付けたおっぱいも上下に動かして正面に抱きついているメイドの乳首が俺の乳首に触れて互いにびくびく反応する。



「んふぅ・・・章人様と私の乳首が擦ってます・・・ふふ、勃起乳首は気持ちいいですか?」



最高だった。

メイドが登場した時点で既に期待で立っている一物はメイドたちの責めでガチガチに出来上がっていた。

正面に抱きついているメイドに一物が触れる。



「あん・・・」



気づいたメイドは身体を離す。

他のメイドは抱きついたまま俺をプールサイドに移動させる。



「どうぞ、こちらに」



プールサイドにはビーチチェアが用意されており俺はメイドに促されて横になる。

メイドは俺の水着を脱がし、勃起した一物を外に出す。

他のメイドは俺の脇に跪いて両の乳首を舐め始めたり、俺の背もたれのように後ろで支えて頭部をおっぱいで挟んでいる。

乳首への刺激で反応して落ち着かない一物をメイドが口に含む。

ゆっくり前後に出し入れしながら舌で一物全体を嘗め回す。

乳首を愛撫しているメイドも乳輪の周りを舌先で円を描くように舐める。

もどかしい、もっと責めてもらいたい。

その願いをかなえるように舐めているメイドの動きが活発になる。勃起した乳首と一物をした全体で押し付けるように舐める。

一物の方は亀頭もしっかり責められて俺を絶頂に届かせる。



「あ、ああ!・・・」



一物をしゃぶっているメイドは出される精液を咽を鳴らして必死に飲み込む。

悠里からそのように命令されているのだろう。

罰ゲームも彼女たちにとってはご褒美のようなものだが悠里に忠誠を誓うメイドたちは悠里からの指示をまっとうできないことが最大の罰なのだ。



メイドは精液を飲み込むが、俺の一物は未だに衰えていない。

乳首を舐めていたメイドの一人が一物をしゃぶっていたメイドと入れ替わりビーチチェアに身を乗せる。



「どうぞ、お好きな箇所を好きなようにしてください」



メイドは四つんばいで上半身を左右に揺らし、おっぱいがまさに実っている果実のようにプルプル揺れる。

俺はその果実を鷲づかみにして乳首を中心に形が変わるほどの力で揉んでいく。

指が勃起した乳首を通過するごとにメイドの目が蕩けて口がだらしなく開く。漏れる声と共に口先から唾液が垂れて俺の胸元に広がる。

乳首を思いっきり摘むとメイドは軽く痙攣して力が抜けたように覆いかぶさる。

3人目のメイドがフェラを始めるが覆いかぶさったメイドがおっぱいを這わせて今度は意図的に乳首同士を当てる。フェラをしているメイドの姿が見えず乳首との同時責め、さらにはいつの間にか他のメイドが俺の両手を自身の水着の中に入れて生乳で挟まれている。後ろで支えていたメイドも体勢を変えて俺の顔にスクール水着に進まれたおっぱいを押し付けた。

視界なし、感触の全てが愛撫されて俺は直ぐに果てた。

精液は最初と同じ、いや、それ以上が出されている。

しかも、メイドたちの愛撫は続けられておりさらにメイドか加わったのか足もスクール水着の中で生乳を感じていた。

男は生存本能的に一度出せば充分なのだが官能的なメイドたちの手によって計7回の射精を放って俺は解放された。











昼食を食べ終わると悠里たちが尋ねてきた。

招くと悠里とユーリスさんと別のメイドが1人の計3人で来ていた。

リビングでユーリスさんによってメイドの紹介が行われた。



「こちらは東条 梓。40階のカジノルーム常務となります」



ああ、そんな部屋もあったな・・・



「では章人様、本日は梓の相手をしていただきます」



・・・



「ん?」



「梓もここで働くことになるので誠心誠意章人様を気持ちよくさせなさい」



「はい、お任せください」



・・・もしかして、増えるの!?



「それでは・・・失礼します」



東条さんが俺に抱き着いていきなり耳に舌を入れ始めた。



身体はみっちり張り付いて彼女のおっぱいが俺の胸元で潰れ、開いているボタンから谷間が確認できる。

耳舐めも奥へ奥へと突き進もうとしている。

彼女が俺に吸い込まれるかのようにとても強く密着している。



「私のおっぱいは気持ちいですか?」



ほぼ密着した状態で直接息と囁きが鼓膜に届く。

足も絡めてより強く抱きしめられ女性のやわらかい肢体が練りこまれるようだ。

これはこれでエロい。

一物が彼女のスリットの入ったスカートを押し上げ、股に触れる。



「あら、もう硬くなってますよ。もしかして、耳、弱いですか」



そんなつもりは無い、だが、東条さんの責めはぞわぞわして興奮しているのもたしかだった。

彼女は一度身体を離すとブレザーやワイシャツ、ブラまで一気に脱ぎ去り、押し付けていた胸を俺に公開する。

そして跪いて一物を手で包み、しごき始める。

竿を指で擦りながら亀頭を舌で突く。

それだけでイキそうになるのを必死に耐える。

次はおっぱいで一物を挟み込みパイズリ。

今度は亀頭ごとおっぱいに埋めてやわらかさを堪能する。

パイズリ中は口を使わないので常に俺の表情を見つめながらおっぱいを動かす。



「はぁはぁ・・・あっ・・・」



おっぱいにも刺激が伝わり東条さんも息が荒くなっている。

それがまたエロく射精感を高める。



「はぁ・・・おちんちんがピクピクしてますよ・・・出したかったらどうぞご自由に・・・んんっ・・・」



もう直ぐ出る。

しかし、やられっぱなしわけにもいかない。

射精する寸前、腰を突き出して一物の先端を露出、精液は東条さんの顔面に盛大に放たれた。



「ん、ぷは・・・」



精液に埋もれた口から空気を吸う。







モニカに一物を舐め取り綺麗にしてもらう。

東条さんもシャワーを浴びて精液を落としてきた。

一通りのイベントを終えて悠里が口を開く。



「今度夜会に出ようと思っています」



悠里の言う夜会は俺には聞き覚えの無いものだった。

傍らに控えるモニカが補足する。



「夜に行われる。西洋風の催し物です」



要するに金持ちのパーティーらしい。



「うん、行けば?」



「章人さんも来るのですよ」



まあ、そうじゃなければここに来て話さないよね。

でも聞かなければならないことがある。



「どうして俺が出る必要があるの・・・それに、金持ちのだろう?ダンスとかマナーとか全然分からないよ」



「大丈夫です。あなたが出るのは裏の方です」



「裏?」



「はい、今回の夜会、公では普通の社交パーティーとなっていますがパーティー中、別の会場で人身売買が行われます・・・」



悠里の話は終わってないが割ってはいる。



「聞かなかった」



「私もそちらに出席しますが父が急用で出られなくなりその埋め合わせをしなければならなくなったので裏会の方はあなたに任せます」



何で俺なんだよ



「ユーリスさんとかが行けば良いんじゃないの・・・」



「駄目です。会は公平な場。使用人を送れば他の参加者たちを下に見ることになります。あなたがモニカたちを連れて行けば問題ありません。伊集院家は男性の使用人がいませんから」



「ああもう。分かったよ・・・それで?具体的には何をすれば良いんだ?」



俺の意思が決まるとユーリスさんが資料の紙束を俺に渡す。

悠里も同じ紙束を確認する。



「未来のメイド探しです」

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