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1章
躾
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とある土曜日、俺の住まうマンションの一室にある畳部屋、そこでは週末に俺を含めた数人がモニカさんを師として柔道を行っていた。
「ふっ!」
ビターン!
マンションのスタッフは3人いて、その内の1人、九条 リーナさんに俺は投げられた。畳に叩きつけられると共に寝技に入り彼女に押さえ込まれる。このマンションに来てからまだ数回しかやっていない俺には伊集院家に仕えるために鍛えられている彼女たちには一切かなわず、とりあえず受身はうまくなった。それくらい投げられたからだ。
何とか手足を動かし押さえ込みから逃れようとするも完璧に入った技からは抜け出せずに九条さんの一本勝ちとなった。
「ありがとうございました」
「ありがとうございました」
勝負の決着で九条さんは俺を離し、2人、立ち上がり向き合い礼をして試合を終える。
顔を上げると激しく動いたために肌蹴た胴着の胸元からスポーツブラに押さえ込まれているおっぱいが見えた。
俺はつい意識して顔を反らすが九条さんは気にしてはいなくて、その状態のままこちらに来る。
「申し訳ありません。苦しかったですか」
「ああ、大丈夫です。最初はきつかったですけど今はもう息も上がっていないから・・・・・結構なれてきたかな?」
「そうですか・・・・・あの、こちらを向いてはいただけませんか?」
俺の視界に入ろうと回り込むが来る方向とは逆を向き、彼女から視界を反らす。
「いや、さっきから胸が見えて・・・・・」
俺の言葉でやっと気づいた九条さんは自分の胸を見る。が、その表情に羞恥の色は出なかった。逆に胸を俺の胸板に押し付けてきた。
「ちょっ・・・・・」
「もう何度も見たではないですか。この柔道部屋で私だけではなく、あちらの2人のも、他の人たちのも、見て、触って、エッチして、私たちは伊集院家から来ましたが上山様はその伊集院家に身を置いているも同然なのです。ですからどうか私たちでいっぱい気持ちよくなって下さい」
九条さんが俺の耳元に口を当て、息を吐く様に囁く。
この性欲を煽ってくる行動、俺が柔道をしている理由に繋がっている。俺は悠里が女性で同じ女性好きなのに挿入できない代わりに犯し、絶望した顔を作る役目を持っている。本番行為を数多くする為に体力を付け、心筋梗塞のリスクを抑える。その為の柔道。
この柔道部屋でもモニカさん初め、マンションスタッフたちとセックスをしていた。その効果は確実に出ており、最初は3回ほどで限界だったけど今はモニカさん曰く10回はいけるとか、
ビターン!
俺が九条さんの誘惑に耐えている頃、隣でも試合が行われている。
いつも俺だけがいる時はだるそうにしている新垣 楓さんと和の雰囲気を醸し出す美人新島 小夜さんだ。いつもはだるそうにしている姿とは思わせない機敏な動きで新島さんを投げ、寝技で押さえ込みにかかる新垣さん、新島さんも劣っているわけではなく、技がかかりきる前に体を引いて体勢を整える。俺とは違う上級者同士の戦いだ。フェイントを混ぜ相手との間合いを計り、一瞬の隙を探る。
2人は技かけの際に胴着を掴み、引っ張っているから九条さん以上に胸元が空いている。九条さんと2人もそうだがこのマンションにいる関係者は皆大きい胸をしている。これは悠里の趣味なのか、俺が巨乳好きと認識されているのか、別に貧乳が好きという訳ではないけど巨乳率が高い、その為比較的平均的な大きさのユーリスさんがこの間豊胸マッサージをしているのを見てしまった。本人は否定的だけど性行為でも胸を使わないからやっぱり根本では気にしているのだろう。
「そういえば」
俺が九条さんに誘惑され、新島さんと新垣さんが組み手をしている時にモニカさんが思い出したように口を開いた。彼女は組み手をしていなく俺たちの師事とジャッジをしていた。
俺は九条さんを引き剥がそうとするもがっちりとくっ付かれて離れようとしない彼女の軟らかさを肌で感じながら耳を傾ける。
「悠里様から言伝を預かっております。内容は明日の13時に特訓の成果を見せて欲しいと・・・・・」
「特訓って柔道の?元々体力を付ける為なんだから技術は向上していないし、それとも持久走でもやらされるの?」
「いえ、セックスです。伊集院家のメイドおよびその見習い計20人とセックスしてもらいます」
「ぶっ!」
つい吹き出した。確かにそれが目的だけど、モニカさんが10人は確実だとか言ってたけど1日で20人・・・・・メイドさん相手にやるってことはたぶんそれくらいのことを計画しているってことだよな、あいつ俺に日本中の女性を犯させるつもりか!?そもそも20人は無理だって、最初は良くても後半は絶対きつい。今までだって回数増やしてもその間の時間が空いているから出せるわけで、連続で出来るわけが無い。この間のサルたちならいざ知らず、俺は別に性欲に飢えているわけでもない。
嫌そうな表情の俺にモニカさんは追い討ちをかけた。
「ではとりあえず。ここにいる人でリハーサルをしましょう。新島さん、新垣さん、もう本日は終わりです。聞いていましたよね」
2人は組み手を止め、礼をした後こっちに歩いて来た。
「ちょ!ちょっと待・・・・・」
「チュ・・・・・あむぅ・・・・・・」
「レロレロ・・・・・」
「あむあむ・・・・・」
四方を囲まれ九条さんからはキスを新島さんと新垣さんからは耳への愛撫を受ける。3人とも舌を中に入れてくる。モニカさんは後ろから抱きつき俺の退路は塞がれている。胴着も脱がされ全裸の俺に正面から九条さん、右腕に新島さん、左腕に新垣さんが組み付いていっぱいを押し当ててくる。4人とも胸が大きいから前後左右、おっぱいサンドウィッチで挟まれている。
男の夢が詰まっているおっぱいにこうして挟まれていると言い知れない優越感が湧き上がりそれとともに下半身の一物に血が滾ってくる。
「ご主人様、お気持ち良くなられて私たちも嬉しく思います。おちんちんもこんなに固くなさって、さあ我慢しないでいっぱい出してください」
モニカさんは甘言を囁きながら乳首を突く。男でも乳首は性感帯で前方の楽園と後方の刺激でペニスからはカウパー線液が流れる。
いつもの通りあちらのペースに飲まれている愛撫。だけど4人相手だけどユーリスさん程の攻めではない。
(あの時は結局ユーリスさんのペースに戻されたけど今ならいける。)
決心した俺は行動に出る。両腕を空ける為に新島さんと新垣さんに仕掛ける。
彼女たちは耳の愛撫で顔を寄せている。体勢を上げているから丁度俺の手が2人の股の下に来ている。腕を動かし手で2人の秘部に触れる。
「ひゃん!」
「あっ、上山様・・・・・」
(感度良好)
2人の反応を確認してモニカさんの乳首攻めを耐えながら体制を起こし九条さんを含め3人とも押し倒す。
「きゃ!・・・・・上山様?・・・・・あああ!」
倒れた九条さんのマンコに準備万端のペニスを挿入する。驚いた表情をしていたけど陰部に入れられ、直ぐに快感に喘ぐ。
2人のマンコにも指を入れ、掻き回す。
「ああああ!・・・・・上山、様・・・・・そんな急に!・・・・・」
「今は・・・・・私たちが・・・・・気持ち良くさせる番なのです!」
「あああ!・・・・・駄目です!・・・・・そんなに、激しくされたら・・・・・すぐにイッちゃいます!・・・・」
俺も限界だがいつもは攻められない彼女たちにとってはこの攻めはかなりのもののようだ。自分の体を抱きながら感じるがままに体をくねらせる。
ここに来てからずっと受身になっていた。気持ちの良いことばかりだったけど“される”だけだったから少し不安になっていた。ユーリスさんのときは失敗したし、だからこれで少しは言いなりと言う感触を払拭したかった。ゲスいけどヨガり喘ぐ3人を見て多少気が晴れた。
けど、相手はまだ1人残っている。俺が一番セックスした。俺の体を知り尽くしている相手、モニカさんが再び俺の背後から手を回し抱きつく、
「ふふ、まさか上山様がこんなことをするとは思いませんでした。悠里様の玩具の様な立場ですのに・・・・・駄目ですよ。まだこの子たちはそんなに仕込んでいませんので・・・・・ほら、もうイキそうな顔をしているでしょう。さあ、おちんちんを抜いてください」
今度は回した手を玉袋に伸ばしてきた。足を絡ませてきて体勢も絡み付いてくる。
ご主人様呼びではない。やはり悠里からそうするように言われていたんだな。
俺はモニカさんを無視して腰と指の動きを増す。
指入れの新島さんと新垣さんにはクリトリスとGスポットを連続的に刺激し、九条さんには肉棒を膣壁に叩きつける。
3人は俺がイク前に全員絶頂に達した。
放心する3人から肉棒と指を引き抜くと絡んでいるモニカさんが動く、俺の体を引き、自分の体と入れ代えるように回し、今度は俺が押し倒される。
「っ!」
「駄目じゃないですか。ちゃんと言うこと聞きませんと気持ち良くしてあげませんよ」
三日月に笑みを浮かべ俺の腕を掴みながら四つん這いで覆いかぶさる。彼女の大きなおっぱいが重力にしたがってぶら下がり俺の乳首と彼女の乳首が軽く触れる。
「言うことを聞かない悪い子にはお仕置きをしませんと・・・・・ふふ、乳首が擦って気持ち良いでしょ。・・・・・このままです。このままずっと乳首と乳首が擦れるだけでそれ以外はしてあげません。おマンコにおちんちんを入れるのも舐めるのもおっぱいで挟むのもなし、触れるか触れないかのこの体制からの乳首だけです。・・・・・そうですね、明日のセックスも取り消しましょう。ふふ、上山さんがいけないのですよ。言うことを聞かないから・・・・・」
今までの従順な彼女とは思えない態度だ。俺が独断の行動を取るようならこうしろと悠里から命令されているのか、それとも彼女の行動も独断なのか。とにかくこの体勢をどうにかしないとさっきからちょこちょこ触れている乳首でペニスが起ってきている。
(待ってろよ、そのおっぱいを今から無茶苦茶にしてやる)
と、意気込んでみるも全体重と力で押さえつけられた腕を動かすことは出来ない。足は体勢的に動かしてもジタバタするだけで意味は無い。モニカさんの優越感を増やすだけだ。何も手立てが無い。夕飯とかもあるからずっとこの体勢というわけではないんだろうけど、離されるときには九条さんたちも復活するし、モニカさんは俺たちの師事をしているだけあって不意打ちで襲うことも出来ない。それに今のモニカさんはさっきまでの俺への愛撫で自身の性感も高まっていて顔がほんのり赤い。やっぱり今を逃すことは出来ない。
何か手はないかと考えている俺に彼女は攻めを開始した。
体を揺らしておっぱいを揺らしたのだ。
「どうですか?気持ち良いですか?気持ち良いでしょう。いつも私とするときは絶対おっぱいをモミモミしたり、乳首をチュッチュしたりしていましたもの、上山さんの大好きな私のおっぱいが目の前にありますよ。・・・・・・素直に“ごめんなさい”出来ましたら好きなだけモミモミチュッチュできますよ」
不規則に触れる乳首同士と彼女の甘い誘惑に脳が溶かされる。
(っ!・・・・・どうにかしないと・・・・・何か・・・・・!)
俺は今乳首の刺激を性的に感じている。それはモニカさんも同じだ。彼女の言うとおりモニカさんとの行為の時はほとんどおっぱいが出てくる。その中で彼女が感じなかったことは無かった。俺に揉まれたり乳首を摘まれる時も自ら奉仕する時も必ず喘いでいた。
正面の彼女の口は微かに震え、耳を澄ませば鼻息が荒いのが分かる。モニカさんも感じていてそれを我慢している。俺はさっき出したばかりだが、彼女は蓄積しているから俺以上に耐えているはず、そうと決まればやることはひとつ、彼女にさらに快感を与えること、そこで俺は目線を下げ、垂れながらも張りを保ち円形でぶら下がるおっぱいに注目する。
「ふふ、もうギブアップですか。・・・・・もうちょっと耐えられると思っていましたけど、・・・・・どうやらもっといっぱい出してあげないといけないみたいですね。・・・・・今度はどんなプレイが良いですか?・・・・・他の皆さんも集めておっぱい比べとかやりましょうか?上山さんが一番気に入った子をプレゼントしても良いと言われているんです。・・・・・どうです、はああん!?」
モニカさんは言葉言い切れなかった。俺が彼女の乳首目掛けて息を吹きかけたのだ。口を細めて触れ合う乳首同士に風を送る。俺は自分で行った行動だから何も感じないけど、モニカさんにはそうはいかない。
快感に口を開いて喘ぎ声を出す。
「上山さん、それ、ひゃああ!・・・・・やめて!嫌、感じちゃう!・・・・・ああっ!」
やめてと言う彼女に再び息を吹きかける。吹くと共に彼女の体が跳ねる。俺を煽るように体を揺らしたのとは違う、快感による反射的な動き、
「感じちゃうじゃなくてずっと感じてるんでしょ」
「ち、違います。私は上山さんの、セックス向上の為に、ここにいるんです。・・・・・あっ!・・・・・好き勝手にさせたら、特訓に、ならないじゃないですか。・・・・・はああ!・・・・・こんな、息くらいで・・・・・っ!」
俺の息攻めに耐えるも既にモニカさんペースではない。四つん這いの手の力は落ちて体は沈み、おっぱいが俺の胸に乗っかっている。このままでは勝ち目がない彼女は俺に顔を近づけて唇を付けた。
「んぐぅ!」
(舐めないで下さい。いくらおっぱいで感じてもこっちにはいつもあなたのおちんちんで鍛えた舌使いがあるんです。)
チャプチャプ・・・・・
口内で舌と舌が互いを舐め取り合いながら絡める。
舌使いに持ち込んで再びモニカさんのペースに戻されそうになるが彼女が舌に意識を割いた為に手の力が落ちる。これを見逃すことはしない。手から逃れた腕で彼女を抱きしめる。
そして、手はモニカさんの後ろ頭を押さえ、もう片方はアナルに当てる。
「んん!」
モニカさんが悶え、アナルの手を退かそうとするも俺はそそり立つ肉棒をマンコに擦りつけ、指でアナルの入り口を穿ることで彼女に快感を与えて力を抜かせる。口を離そうとしても俺の手が抑えている。もう彼女は俺から逃げられなくなった。舌使いだけならモニカさんが勝っていただろうけど、こちらからは口内、アナル、マンコの3点攻めだ。最初は激しく悶えていた彼女も徐々に無抵抗になり、舌も動きが緩慢になったところで拘束を外した。
「ぷはぁ!」
モニカさんの口を俺の口から何本ものよだれの線が伸びる。彼女はイッてはいないが快感が限界を迎えて畳に仰向けになったまま体を擦っている。俺はそれを反り返っている肉棒を立たせたまま見下ろす。
「はぁ、はぁ、・・・・・上山さんもきついでしょう。どうでしょうここは一先ず互いの欲求を満たすというのは・・・・・」
「いいや、処理するだけなら別の人でもいい、モニカさんとヤる必要は無い」
「そんな、九条さん達はまだ気を失っています。私なら上山さんを満足させられます。どうか私のおマンコに熱いおちんちんを・・・・・」
確かに九条さんたちに入れるよりもモニカさんに入れて動いてもらった方が気持ち良いだろう。でもそれじゃあ面白くない。
俺は懇願する彼女に、
「なら先ずはあやまって貰おうかな」
「あやまる、ですか?」
うまく思考できない彼女は言葉の真意が分からなかった。
「そう、九条さんたちをヤった時に咎められたこと、お仕置きとか言って焦らしまくったこと、そもそも“好き勝手にさせたら特訓にならない”って悠里に言われたの?」
俺の問いにモニカさんの表情が暗くなり、視線を外した。
「いえ・・・・・方針は私に任せると、なので、私は上山さんが早漏にならないようにまずはこちらの攻めに耐え抜いてもらおうと・・・・・でも、上山さんは出す回数は増えてもその感覚は短くなって・・・・・どうにかしないと焦って・・・・・申し訳ありません・・・・・」
姿勢を正して弁解するモニカさん。それでも性欲が駆り立てて股をモゾモゾ、おっぱいをプルプルして本能的に動いている。
一応の謝罪はされたがまだちょっと気になっていることが、
「モニカさんって俺をどう思っているの?・・・・最初は悠里の仲間ってことで“上山様”だけど、セックスのときは“ご主人様”で、今は“上山さん”、これ絶対上山さんが本音だよね?悠里に命令されたからしょうがなく俺に付き合っているって事だよね?」
再びモニカさんが視線を反らす。図星だった。
「はぁ、結局のところ俺は悠里が出来ない挿入道具って事か。いやそうなんだけど、そうなんだけど・・・・・はぁ」
改めて理解した。ペニスも萎えてもうヤる気も無くなった。寝ている3人を起こして今日はもう終わろう。何か明日とんでもないことするようだし、学校から出されている課題、今日中に終わらせよう。
「ま、待ってください!」
3人に振り返った俺にモニカさんが声をあげ、俺の脚を掴む。
「何?今日はもう疲れたんだけど」
柔道した後に4Pして乳首攻めだから、ほんと疲れている。
「あの・・・・・私には入れてはくれないのでしょうか・・・・・」
豊満な体を全裸にして上目使いで懇願する顔。いつもならコロッといっちゃってるけど
「いやこれ、もう無理でしょ」
萎えて萎んだペニスを指差して答える。こんなの入るわけない。
「私が立たせますから、どうか・・・・・」
「でも俺のこと嫌いなんでしょ。性欲残っていた方が明日の為になるから今日はもうなし」
「嫌いなんて事は・・・・・」
確かに嫌いというわけではないだろう。でもそこまで好意的でもない。だったら、
「じゃあ、条件が一つ」
俺の言葉に首をかしげる。
「条件?」
「ああ、これから俺のことを“ご主人様”で通すこと」
「ご主人様・・・・・」
「そう、モニカさんがセックスで俺の性欲を煽ることに使っていた言葉、これからは俺の命令にも従う。と言ってもまあ行為を拒否しないってことだね。別にモニカさんの今までの行動、脱衣所でストリップや俺が寝ている間の朝立ちの処理をやめろって事はしない」
後半の言葉に彼女は目を丸くした。
「上山さんは嫌がっていたと思っていました」
「うん、あまり好みじゃないこともあるけど一応悠里の命令だから俺が干渉して余計なことになっても駄目だから・・・・・と、いうわけで早速言ってもらおうか」
足を離し、手を胸元で結んで確かめるように小さく発する。
「ご主人様、ご主人様、ご主人様・・・・・」
そして、再び、今度はおねだりするような上目使い。
「ご主人様、私におちんちんを舐めさせてください」
「んちゅ・・・・・レロレロ・・・・・あむぅ・・・・・ちゅぽちゅぽ・・・・・」
一物にキスしたモニカさんは舌を這わせて萎えた棒を再び立たせると口で頬張り舌で巻き取りながら頭を上下に動かす。いつものフェラだけどいつもより満足感がある。
肉棒が口の中で育ち、ちゅぽんっ、と、口内から再び姿を現したときには立派にそそり立っていた。
「こんどはご主人様の大好きな大きなおっぱいでおちんちんを気持ち良くさせてもらいます。この間申しましたとおりご主人様がお揉みになったことで少し大きくなりました。いつかは加持さんを超えるおっぱいに育て、ご主人様のお体を洗いたいです」
肉棒をしっかりと包み込み両手で押さえる。上下左右に肉棒を動かし、垂れてくるカウパーをおっぱいが受け止める。液で光沢を出すおっぱいの先端、乳首を摘む。
「あっ、乳首摘んじゃ嫌です・・・・・今は、私が気持ち良くさせているんです。あ!・・・・・はぁ、あう!・・・・・そんなリズミカルに力を、あんっ!・・・・・入れないで、心の、ひゃんっ!・・・・・準備が、あっ!・・・・・もうっ、負けませんよ・・・・・」
モニカさんが手の動きを早めた。ムニュムニュと感触の良いおっぱいが肉棒全体を刺激してあふれ出す液で彼女のおっぱいはもうビチャビチャだ。そして、その妖艶なおっぱいが肉棒に押し付けられる。抱くようにおっぱい全てを肉棒に押し付け、ついに胸の中央から火山が噴火する。
噴火した精液はモニカさんの顔にかかり顔が精液まみれになる。
「あぁぁ・・・・・ご主人様の精液、こんなに熱くてこんなに濃厚だったのですか・・・・・ご主人様、もっと欲しいです・・・・・」
身を乗り出し俺の上に乗る。肉棒をしごいていたおっぱいは俺の胸に重なり、片手で乳首同士を擦り合わせる。
「ああ・・・・・ご主人様の乳首、気持ち良いです・・・・・私もご主人様の乳首が大好きです・・・・・でも今はそれよりも・・・・・」
(入れて欲しいということか)
今までも自ら入れることはあったけど今回のは心から俺の肉棒が欲しいということだ。なら、ご期待通りに入れてあげよう。
「ほら、入れるよ」
「はい・・・・・」
モニカさんが腰を浮かせて、俺は彼女の陰部に肉棒の矛先を向けた。モニカさんが腰を落として肉棒が入る。
「ふああぁぁぁぁぁぁ!!」
入れたと同時にモニカさんが絶頂した。さっきまでずっと直前だったからもう我慢できなかったんだろう。それに、フェラとパイズリで俺がそうだった様に今までと違う心境だから新鮮だった筈だ。
イッたまま腰を動かす。平岡さんたちならここでイッたから待ってと言うと思うけど俺に従順になったモニカさんは絶頂しながらも腰を動かし、俺を絶頂にたどり着かせ、自身もイキ続けた。
「ああああああ!!・・・・・ご主人様もイッてる!・・・・・ありがとうございます!・・・・・こんな!駄目メイドのおマンコで!・・・・・感じていただいて!・・・・・・ありがとうございます!・・・・・私も!気持ち良いですぅぅぅ!!・・・・・ご主人様のおちんちん!・・・・・熱くて!太くて!・・・・・気持ち良いですぅぅぅぅぅぅぅぅ!!」
「ふっ!」
ビターン!
マンションのスタッフは3人いて、その内の1人、九条 リーナさんに俺は投げられた。畳に叩きつけられると共に寝技に入り彼女に押さえ込まれる。このマンションに来てからまだ数回しかやっていない俺には伊集院家に仕えるために鍛えられている彼女たちには一切かなわず、とりあえず受身はうまくなった。それくらい投げられたからだ。
何とか手足を動かし押さえ込みから逃れようとするも完璧に入った技からは抜け出せずに九条さんの一本勝ちとなった。
「ありがとうございました」
「ありがとうございました」
勝負の決着で九条さんは俺を離し、2人、立ち上がり向き合い礼をして試合を終える。
顔を上げると激しく動いたために肌蹴た胴着の胸元からスポーツブラに押さえ込まれているおっぱいが見えた。
俺はつい意識して顔を反らすが九条さんは気にしてはいなくて、その状態のままこちらに来る。
「申し訳ありません。苦しかったですか」
「ああ、大丈夫です。最初はきつかったですけど今はもう息も上がっていないから・・・・・結構なれてきたかな?」
「そうですか・・・・・あの、こちらを向いてはいただけませんか?」
俺の視界に入ろうと回り込むが来る方向とは逆を向き、彼女から視界を反らす。
「いや、さっきから胸が見えて・・・・・」
俺の言葉でやっと気づいた九条さんは自分の胸を見る。が、その表情に羞恥の色は出なかった。逆に胸を俺の胸板に押し付けてきた。
「ちょっ・・・・・」
「もう何度も見たではないですか。この柔道部屋で私だけではなく、あちらの2人のも、他の人たちのも、見て、触って、エッチして、私たちは伊集院家から来ましたが上山様はその伊集院家に身を置いているも同然なのです。ですからどうか私たちでいっぱい気持ちよくなって下さい」
九条さんが俺の耳元に口を当て、息を吐く様に囁く。
この性欲を煽ってくる行動、俺が柔道をしている理由に繋がっている。俺は悠里が女性で同じ女性好きなのに挿入できない代わりに犯し、絶望した顔を作る役目を持っている。本番行為を数多くする為に体力を付け、心筋梗塞のリスクを抑える。その為の柔道。
この柔道部屋でもモニカさん初め、マンションスタッフたちとセックスをしていた。その効果は確実に出ており、最初は3回ほどで限界だったけど今はモニカさん曰く10回はいけるとか、
ビターン!
俺が九条さんの誘惑に耐えている頃、隣でも試合が行われている。
いつも俺だけがいる時はだるそうにしている新垣 楓さんと和の雰囲気を醸し出す美人新島 小夜さんだ。いつもはだるそうにしている姿とは思わせない機敏な動きで新島さんを投げ、寝技で押さえ込みにかかる新垣さん、新島さんも劣っているわけではなく、技がかかりきる前に体を引いて体勢を整える。俺とは違う上級者同士の戦いだ。フェイントを混ぜ相手との間合いを計り、一瞬の隙を探る。
2人は技かけの際に胴着を掴み、引っ張っているから九条さん以上に胸元が空いている。九条さんと2人もそうだがこのマンションにいる関係者は皆大きい胸をしている。これは悠里の趣味なのか、俺が巨乳好きと認識されているのか、別に貧乳が好きという訳ではないけど巨乳率が高い、その為比較的平均的な大きさのユーリスさんがこの間豊胸マッサージをしているのを見てしまった。本人は否定的だけど性行為でも胸を使わないからやっぱり根本では気にしているのだろう。
「そういえば」
俺が九条さんに誘惑され、新島さんと新垣さんが組み手をしている時にモニカさんが思い出したように口を開いた。彼女は組み手をしていなく俺たちの師事とジャッジをしていた。
俺は九条さんを引き剥がそうとするもがっちりとくっ付かれて離れようとしない彼女の軟らかさを肌で感じながら耳を傾ける。
「悠里様から言伝を預かっております。内容は明日の13時に特訓の成果を見せて欲しいと・・・・・」
「特訓って柔道の?元々体力を付ける為なんだから技術は向上していないし、それとも持久走でもやらされるの?」
「いえ、セックスです。伊集院家のメイドおよびその見習い計20人とセックスしてもらいます」
「ぶっ!」
つい吹き出した。確かにそれが目的だけど、モニカさんが10人は確実だとか言ってたけど1日で20人・・・・・メイドさん相手にやるってことはたぶんそれくらいのことを計画しているってことだよな、あいつ俺に日本中の女性を犯させるつもりか!?そもそも20人は無理だって、最初は良くても後半は絶対きつい。今までだって回数増やしてもその間の時間が空いているから出せるわけで、連続で出来るわけが無い。この間のサルたちならいざ知らず、俺は別に性欲に飢えているわけでもない。
嫌そうな表情の俺にモニカさんは追い討ちをかけた。
「ではとりあえず。ここにいる人でリハーサルをしましょう。新島さん、新垣さん、もう本日は終わりです。聞いていましたよね」
2人は組み手を止め、礼をした後こっちに歩いて来た。
「ちょ!ちょっと待・・・・・」
「チュ・・・・・あむぅ・・・・・・」
「レロレロ・・・・・」
「あむあむ・・・・・」
四方を囲まれ九条さんからはキスを新島さんと新垣さんからは耳への愛撫を受ける。3人とも舌を中に入れてくる。モニカさんは後ろから抱きつき俺の退路は塞がれている。胴着も脱がされ全裸の俺に正面から九条さん、右腕に新島さん、左腕に新垣さんが組み付いていっぱいを押し当ててくる。4人とも胸が大きいから前後左右、おっぱいサンドウィッチで挟まれている。
男の夢が詰まっているおっぱいにこうして挟まれていると言い知れない優越感が湧き上がりそれとともに下半身の一物に血が滾ってくる。
「ご主人様、お気持ち良くなられて私たちも嬉しく思います。おちんちんもこんなに固くなさって、さあ我慢しないでいっぱい出してください」
モニカさんは甘言を囁きながら乳首を突く。男でも乳首は性感帯で前方の楽園と後方の刺激でペニスからはカウパー線液が流れる。
いつもの通りあちらのペースに飲まれている愛撫。だけど4人相手だけどユーリスさん程の攻めではない。
(あの時は結局ユーリスさんのペースに戻されたけど今ならいける。)
決心した俺は行動に出る。両腕を空ける為に新島さんと新垣さんに仕掛ける。
彼女たちは耳の愛撫で顔を寄せている。体勢を上げているから丁度俺の手が2人の股の下に来ている。腕を動かし手で2人の秘部に触れる。
「ひゃん!」
「あっ、上山様・・・・・」
(感度良好)
2人の反応を確認してモニカさんの乳首攻めを耐えながら体制を起こし九条さんを含め3人とも押し倒す。
「きゃ!・・・・・上山様?・・・・・あああ!」
倒れた九条さんのマンコに準備万端のペニスを挿入する。驚いた表情をしていたけど陰部に入れられ、直ぐに快感に喘ぐ。
2人のマンコにも指を入れ、掻き回す。
「ああああ!・・・・・上山、様・・・・・そんな急に!・・・・・」
「今は・・・・・私たちが・・・・・気持ち良くさせる番なのです!」
「あああ!・・・・・駄目です!・・・・・そんなに、激しくされたら・・・・・すぐにイッちゃいます!・・・・」
俺も限界だがいつもは攻められない彼女たちにとってはこの攻めはかなりのもののようだ。自分の体を抱きながら感じるがままに体をくねらせる。
ここに来てからずっと受身になっていた。気持ちの良いことばかりだったけど“される”だけだったから少し不安になっていた。ユーリスさんのときは失敗したし、だからこれで少しは言いなりと言う感触を払拭したかった。ゲスいけどヨガり喘ぐ3人を見て多少気が晴れた。
けど、相手はまだ1人残っている。俺が一番セックスした。俺の体を知り尽くしている相手、モニカさんが再び俺の背後から手を回し抱きつく、
「ふふ、まさか上山様がこんなことをするとは思いませんでした。悠里様の玩具の様な立場ですのに・・・・・駄目ですよ。まだこの子たちはそんなに仕込んでいませんので・・・・・ほら、もうイキそうな顔をしているでしょう。さあ、おちんちんを抜いてください」
今度は回した手を玉袋に伸ばしてきた。足を絡ませてきて体勢も絡み付いてくる。
ご主人様呼びではない。やはり悠里からそうするように言われていたんだな。
俺はモニカさんを無視して腰と指の動きを増す。
指入れの新島さんと新垣さんにはクリトリスとGスポットを連続的に刺激し、九条さんには肉棒を膣壁に叩きつける。
3人は俺がイク前に全員絶頂に達した。
放心する3人から肉棒と指を引き抜くと絡んでいるモニカさんが動く、俺の体を引き、自分の体と入れ代えるように回し、今度は俺が押し倒される。
「っ!」
「駄目じゃないですか。ちゃんと言うこと聞きませんと気持ち良くしてあげませんよ」
三日月に笑みを浮かべ俺の腕を掴みながら四つん這いで覆いかぶさる。彼女の大きなおっぱいが重力にしたがってぶら下がり俺の乳首と彼女の乳首が軽く触れる。
「言うことを聞かない悪い子にはお仕置きをしませんと・・・・・ふふ、乳首が擦って気持ち良いでしょ。・・・・・このままです。このままずっと乳首と乳首が擦れるだけでそれ以外はしてあげません。おマンコにおちんちんを入れるのも舐めるのもおっぱいで挟むのもなし、触れるか触れないかのこの体制からの乳首だけです。・・・・・そうですね、明日のセックスも取り消しましょう。ふふ、上山さんがいけないのですよ。言うことを聞かないから・・・・・」
今までの従順な彼女とは思えない態度だ。俺が独断の行動を取るようならこうしろと悠里から命令されているのか、それとも彼女の行動も独断なのか。とにかくこの体勢をどうにかしないとさっきからちょこちょこ触れている乳首でペニスが起ってきている。
(待ってろよ、そのおっぱいを今から無茶苦茶にしてやる)
と、意気込んでみるも全体重と力で押さえつけられた腕を動かすことは出来ない。足は体勢的に動かしてもジタバタするだけで意味は無い。モニカさんの優越感を増やすだけだ。何も手立てが無い。夕飯とかもあるからずっとこの体勢というわけではないんだろうけど、離されるときには九条さんたちも復活するし、モニカさんは俺たちの師事をしているだけあって不意打ちで襲うことも出来ない。それに今のモニカさんはさっきまでの俺への愛撫で自身の性感も高まっていて顔がほんのり赤い。やっぱり今を逃すことは出来ない。
何か手はないかと考えている俺に彼女は攻めを開始した。
体を揺らしておっぱいを揺らしたのだ。
「どうですか?気持ち良いですか?気持ち良いでしょう。いつも私とするときは絶対おっぱいをモミモミしたり、乳首をチュッチュしたりしていましたもの、上山さんの大好きな私のおっぱいが目の前にありますよ。・・・・・・素直に“ごめんなさい”出来ましたら好きなだけモミモミチュッチュできますよ」
不規則に触れる乳首同士と彼女の甘い誘惑に脳が溶かされる。
(っ!・・・・・どうにかしないと・・・・・何か・・・・・!)
俺は今乳首の刺激を性的に感じている。それはモニカさんも同じだ。彼女の言うとおりモニカさんとの行為の時はほとんどおっぱいが出てくる。その中で彼女が感じなかったことは無かった。俺に揉まれたり乳首を摘まれる時も自ら奉仕する時も必ず喘いでいた。
正面の彼女の口は微かに震え、耳を澄ませば鼻息が荒いのが分かる。モニカさんも感じていてそれを我慢している。俺はさっき出したばかりだが、彼女は蓄積しているから俺以上に耐えているはず、そうと決まればやることはひとつ、彼女にさらに快感を与えること、そこで俺は目線を下げ、垂れながらも張りを保ち円形でぶら下がるおっぱいに注目する。
「ふふ、もうギブアップですか。・・・・・もうちょっと耐えられると思っていましたけど、・・・・・どうやらもっといっぱい出してあげないといけないみたいですね。・・・・・今度はどんなプレイが良いですか?・・・・・他の皆さんも集めておっぱい比べとかやりましょうか?上山さんが一番気に入った子をプレゼントしても良いと言われているんです。・・・・・どうです、はああん!?」
モニカさんは言葉言い切れなかった。俺が彼女の乳首目掛けて息を吹きかけたのだ。口を細めて触れ合う乳首同士に風を送る。俺は自分で行った行動だから何も感じないけど、モニカさんにはそうはいかない。
快感に口を開いて喘ぎ声を出す。
「上山さん、それ、ひゃああ!・・・・・やめて!嫌、感じちゃう!・・・・・ああっ!」
やめてと言う彼女に再び息を吹きかける。吹くと共に彼女の体が跳ねる。俺を煽るように体を揺らしたのとは違う、快感による反射的な動き、
「感じちゃうじゃなくてずっと感じてるんでしょ」
「ち、違います。私は上山さんの、セックス向上の為に、ここにいるんです。・・・・・あっ!・・・・・好き勝手にさせたら、特訓に、ならないじゃないですか。・・・・・はああ!・・・・・こんな、息くらいで・・・・・っ!」
俺の息攻めに耐えるも既にモニカさんペースではない。四つん這いの手の力は落ちて体は沈み、おっぱいが俺の胸に乗っかっている。このままでは勝ち目がない彼女は俺に顔を近づけて唇を付けた。
「んぐぅ!」
(舐めないで下さい。いくらおっぱいで感じてもこっちにはいつもあなたのおちんちんで鍛えた舌使いがあるんです。)
チャプチャプ・・・・・
口内で舌と舌が互いを舐め取り合いながら絡める。
舌使いに持ち込んで再びモニカさんのペースに戻されそうになるが彼女が舌に意識を割いた為に手の力が落ちる。これを見逃すことはしない。手から逃れた腕で彼女を抱きしめる。
そして、手はモニカさんの後ろ頭を押さえ、もう片方はアナルに当てる。
「んん!」
モニカさんが悶え、アナルの手を退かそうとするも俺はそそり立つ肉棒をマンコに擦りつけ、指でアナルの入り口を穿ることで彼女に快感を与えて力を抜かせる。口を離そうとしても俺の手が抑えている。もう彼女は俺から逃げられなくなった。舌使いだけならモニカさんが勝っていただろうけど、こちらからは口内、アナル、マンコの3点攻めだ。最初は激しく悶えていた彼女も徐々に無抵抗になり、舌も動きが緩慢になったところで拘束を外した。
「ぷはぁ!」
モニカさんの口を俺の口から何本ものよだれの線が伸びる。彼女はイッてはいないが快感が限界を迎えて畳に仰向けになったまま体を擦っている。俺はそれを反り返っている肉棒を立たせたまま見下ろす。
「はぁ、はぁ、・・・・・上山さんもきついでしょう。どうでしょうここは一先ず互いの欲求を満たすというのは・・・・・」
「いいや、処理するだけなら別の人でもいい、モニカさんとヤる必要は無い」
「そんな、九条さん達はまだ気を失っています。私なら上山さんを満足させられます。どうか私のおマンコに熱いおちんちんを・・・・・」
確かに九条さんたちに入れるよりもモニカさんに入れて動いてもらった方が気持ち良いだろう。でもそれじゃあ面白くない。
俺は懇願する彼女に、
「なら先ずはあやまって貰おうかな」
「あやまる、ですか?」
うまく思考できない彼女は言葉の真意が分からなかった。
「そう、九条さんたちをヤった時に咎められたこと、お仕置きとか言って焦らしまくったこと、そもそも“好き勝手にさせたら特訓にならない”って悠里に言われたの?」
俺の問いにモニカさんの表情が暗くなり、視線を外した。
「いえ・・・・・方針は私に任せると、なので、私は上山さんが早漏にならないようにまずはこちらの攻めに耐え抜いてもらおうと・・・・・でも、上山さんは出す回数は増えてもその感覚は短くなって・・・・・どうにかしないと焦って・・・・・申し訳ありません・・・・・」
姿勢を正して弁解するモニカさん。それでも性欲が駆り立てて股をモゾモゾ、おっぱいをプルプルして本能的に動いている。
一応の謝罪はされたがまだちょっと気になっていることが、
「モニカさんって俺をどう思っているの?・・・・最初は悠里の仲間ってことで“上山様”だけど、セックスのときは“ご主人様”で、今は“上山さん”、これ絶対上山さんが本音だよね?悠里に命令されたからしょうがなく俺に付き合っているって事だよね?」
再びモニカさんが視線を反らす。図星だった。
「はぁ、結局のところ俺は悠里が出来ない挿入道具って事か。いやそうなんだけど、そうなんだけど・・・・・はぁ」
改めて理解した。ペニスも萎えてもうヤる気も無くなった。寝ている3人を起こして今日はもう終わろう。何か明日とんでもないことするようだし、学校から出されている課題、今日中に終わらせよう。
「ま、待ってください!」
3人に振り返った俺にモニカさんが声をあげ、俺の脚を掴む。
「何?今日はもう疲れたんだけど」
柔道した後に4Pして乳首攻めだから、ほんと疲れている。
「あの・・・・・私には入れてはくれないのでしょうか・・・・・」
豊満な体を全裸にして上目使いで懇願する顔。いつもならコロッといっちゃってるけど
「いやこれ、もう無理でしょ」
萎えて萎んだペニスを指差して答える。こんなの入るわけない。
「私が立たせますから、どうか・・・・・」
「でも俺のこと嫌いなんでしょ。性欲残っていた方が明日の為になるから今日はもうなし」
「嫌いなんて事は・・・・・」
確かに嫌いというわけではないだろう。でもそこまで好意的でもない。だったら、
「じゃあ、条件が一つ」
俺の言葉に首をかしげる。
「条件?」
「ああ、これから俺のことを“ご主人様”で通すこと」
「ご主人様・・・・・」
「そう、モニカさんがセックスで俺の性欲を煽ることに使っていた言葉、これからは俺の命令にも従う。と言ってもまあ行為を拒否しないってことだね。別にモニカさんの今までの行動、脱衣所でストリップや俺が寝ている間の朝立ちの処理をやめろって事はしない」
後半の言葉に彼女は目を丸くした。
「上山さんは嫌がっていたと思っていました」
「うん、あまり好みじゃないこともあるけど一応悠里の命令だから俺が干渉して余計なことになっても駄目だから・・・・・と、いうわけで早速言ってもらおうか」
足を離し、手を胸元で結んで確かめるように小さく発する。
「ご主人様、ご主人様、ご主人様・・・・・」
そして、再び、今度はおねだりするような上目使い。
「ご主人様、私におちんちんを舐めさせてください」
「んちゅ・・・・・レロレロ・・・・・あむぅ・・・・・ちゅぽちゅぽ・・・・・」
一物にキスしたモニカさんは舌を這わせて萎えた棒を再び立たせると口で頬張り舌で巻き取りながら頭を上下に動かす。いつものフェラだけどいつもより満足感がある。
肉棒が口の中で育ち、ちゅぽんっ、と、口内から再び姿を現したときには立派にそそり立っていた。
「こんどはご主人様の大好きな大きなおっぱいでおちんちんを気持ち良くさせてもらいます。この間申しましたとおりご主人様がお揉みになったことで少し大きくなりました。いつかは加持さんを超えるおっぱいに育て、ご主人様のお体を洗いたいです」
肉棒をしっかりと包み込み両手で押さえる。上下左右に肉棒を動かし、垂れてくるカウパーをおっぱいが受け止める。液で光沢を出すおっぱいの先端、乳首を摘む。
「あっ、乳首摘んじゃ嫌です・・・・・今は、私が気持ち良くさせているんです。あ!・・・・・はぁ、あう!・・・・・そんなリズミカルに力を、あんっ!・・・・・入れないで、心の、ひゃんっ!・・・・・準備が、あっ!・・・・・もうっ、負けませんよ・・・・・」
モニカさんが手の動きを早めた。ムニュムニュと感触の良いおっぱいが肉棒全体を刺激してあふれ出す液で彼女のおっぱいはもうビチャビチャだ。そして、その妖艶なおっぱいが肉棒に押し付けられる。抱くようにおっぱい全てを肉棒に押し付け、ついに胸の中央から火山が噴火する。
噴火した精液はモニカさんの顔にかかり顔が精液まみれになる。
「あぁぁ・・・・・ご主人様の精液、こんなに熱くてこんなに濃厚だったのですか・・・・・ご主人様、もっと欲しいです・・・・・」
身を乗り出し俺の上に乗る。肉棒をしごいていたおっぱいは俺の胸に重なり、片手で乳首同士を擦り合わせる。
「ああ・・・・・ご主人様の乳首、気持ち良いです・・・・・私もご主人様の乳首が大好きです・・・・・でも今はそれよりも・・・・・」
(入れて欲しいということか)
今までも自ら入れることはあったけど今回のは心から俺の肉棒が欲しいということだ。なら、ご期待通りに入れてあげよう。
「ほら、入れるよ」
「はい・・・・・」
モニカさんが腰を浮かせて、俺は彼女の陰部に肉棒の矛先を向けた。モニカさんが腰を落として肉棒が入る。
「ふああぁぁぁぁぁぁ!!」
入れたと同時にモニカさんが絶頂した。さっきまでずっと直前だったからもう我慢できなかったんだろう。それに、フェラとパイズリで俺がそうだった様に今までと違う心境だから新鮮だった筈だ。
イッたまま腰を動かす。平岡さんたちならここでイッたから待ってと言うと思うけど俺に従順になったモニカさんは絶頂しながらも腰を動かし、俺を絶頂にたどり着かせ、自身もイキ続けた。
「ああああああ!!・・・・・ご主人様もイッてる!・・・・・ありがとうございます!・・・・・こんな!駄目メイドのおマンコで!・・・・・感じていただいて!・・・・・・ありがとうございます!・・・・・私も!気持ち良いですぅぅぅ!!・・・・・ご主人様のおちんちん!・・・・・熱くて!太くて!・・・・・気持ち良いですぅぅぅぅぅぅぅぅ!!」
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