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36,惜しい
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「お前も気をつけろ」
「え?何に?」
珍しくイールの自室にやって来たワンスがいきなり忠告し、イールはくすねてきた今日付けの新聞から顔を上げる。
「灰色の髪をした護衛だ」
「灰色…あ~知ってる!あの、いかにも好青年って顔した人でしょ。彼、金眼の血縁者じゃない?」
「おそらく、そうだ」
ワンスはうなずく。自分と対等かそれ以上の戦闘能力の者は、金眼保有者かその血縁しかいない。イールも最近見かけるようになったグレーの髪色の護衛…ノームが、そのくらいの戦闘能力を持っていると気づいていた。
「何で?訓練中に何かあったの?」
「本気で殺りにきた」
「マジ?」
「ああ」
「へぇ~…あ!暴走した金眼の母親を殺った護衛がいるって聞いたけど、ひょっとしてそれ彼なんじゃない?」
以前行なった尋問中、国務大臣がそうポロッともらしたのをイールは聞き逃さなかった。
「そうかもしれん。最近まで俺たちのせいで休んでいたと言っていた」
「ビンゴじゃん。なら、仕方ないよ。僕らを殺したいほど憎んでいるでしょ」
イールは納得してメガネを指先で上げ、新聞をめくる。
「…まぁ、そう、だが…」
「何、その言い方。違うの?」
「いや、考え過ぎた」
ワンスは首を振る。一応、それで納得も出来るが、ノームにそれだけではないような印象を持ったのだ。
「理由なんて何でもいいじゃない。毎日退屈してるとこだし、命狙われるなんて刺激的で大歓迎~」
「…」
楽しむかのようにおちゃらけて言うイールに、ワンスはあきれて絶句する。
「ところで、ヨイチには言ったの?」
「まだだ」
「まぁ言ったところで聞かないか。ヨイチ、お仕事に夢中だもんね」
と、イールはため息をついた。
「…とは、聞いていたけどさ~」
イールは大きくため息をつく。彼は今、背後から首に腕を回され、絞め上げられようとしていた。間一髪、手錠を引き千切った手でその腕を握り、かろうじて絞まってはいない。
「キミ、あからさま過ぎない?」
と、殺気ダダ漏れの背後の護衛、ノームに聞く。
「わかっているなら、死んでください」
「そう言われて死ぬ人はあんまりいないよ?」
ギチっと更に力を入れる彼に抵抗しながら、苦笑いする。
彼らがいるのはある国の飛行場。これから外交担当の大臣らが、この国の首相らと会談する予定なのだ。ノームは護衛として、イールはその国の正しい情勢を調べるために同行していた。当然、イールは逃亡しないよう後ろ手に手錠を付けられ、護衛たちがきっちりと見張っていた。
他の護衛たちが会談場所までの送迎車へ大臣らを送って行く間、ノームはイールとふたりきりになったのをチャンスとばかりに攻撃したのだ。
「それで、僕を殺したとして、何て言い訳するの?」
「心配してくれてるんですか?大丈夫ですよ。私、割と信用されてる護衛なんです」
「正当防衛だったとでも言っちゃえば終わりかー。なるほどね~」
普通に笑顔で会話をしているが、ギリギリとお互い力を弛めない。
「そうなんです。じゃあ、手を離してください」
「離したら殺すじゃん!僕、まだ死ぬ訳にいかないんだよー。レン君に怒られちゃう~」
イールがわざとらしい泣き落としをすると、ノームはふっと笑みを失くす。
「そう、それですよ」
「え?」
「あんたたち、何でそんな馴れ馴れしいんですか?彼の身内か何かのつもりなんですか?」
「…は?彼?レン君?」
「あんたたちは国にとってゴミクズなんですよ。何でゴミが彼と対等であろうとしているんですか?」
「ええぇ…?」
蓮との関係が気に入らないのかとイールは察する。彼は自分たちを母親のかたきではなく、蓮に近づく邪魔者として殺そうとしているのだ。ワンスが煮え切らなかった理由が今更わかった。
「ノーム!どうしたんだ?!」
「っ?!」
そこへ、異変に気づいた別の護衛が慌ててやって来る。ノームの腕が一瞬ゆるみ、イールは素早く腕から抜けて離れる。
「大丈夫か?!襲われたのか!!」
「はい、大丈夫です。いきなりのことで押さえるだけで精一杯で…」
「いや、いいんだ。無事で良かった…!」
「すみません…」
かけ寄り心配する護衛に、ノームはしおらしく腕を押さえて謝る。
「わ~…恐ろしいコ…」
イールは彼の態度の急変に、ある意味ゾッとする。
「罪人め!!逃亡する気だったのか?!」
「あ~もう、何とでも言ってよ」
怒鳴ってくる護衛に顔をしかめ、降参の意を示すように両手を上げた。
ウェア城の書庫。ウェア王国で発行された、ありとあらゆる書物が貯蔵されている。半地下で天井近くに明り取りの窓があり、換気扇が常に回っている。それでも天井までびっしりと埋まった大量の書物で薄暗く、圧迫感がある。
その一画に置かれた作業台の前には青髪をポニーテールに結った色白の男が座り、積まれた歴史書をめくりながらタイプライターを打っていた。
「ずいぶんと、仕事熱心ですね」
ツカツカとその前にやって来た護衛、ノームが話しかける。少しトゲのある言い方だ。
「…何か用か」
青髪の男、ヨイチはタイプを打つ手を止め、彼を見上げる。
「はい」
「ならば、手短に頼む。時間が惜しい」
笑顔で返事をする彼から視線を戻し、再び手を動かし始める。
「っ!」
ノームは作業台にバンッと手をつくと、今までタイプしてきたのであろう書類を払い除けた。何十枚もの紙がバサバサと床へ落ちる。
「あんた、何様なんですか?こんな無駄な作業にかける時間の方がよっぽど惜しいですよ」
顔は笑みを浮かべたままだが、辛辣な言葉をヨイチへぶつける。
ヨイチに与えられた仕事はウェア王国の歴史書の編さんだ。王国の歴史は他国に開示していないのもあり、歴史学者それぞれが好きなように記したものが多い。学校で学ぶ程度の大まかな流れは共通しているが、細かく見ると学者によって見解が異なっている。
蓮は王国の歴史を学んだ際に、それに気づき…というか、その曖昧さだけを覚えていた。そこで、歴史書を読み漁っているヨイチなら異なる部分も客観的に編さんが出来るのではと、国へ提案したのだ。
王国から出られない罪人に与える仕事としてなら、さほど重要なものではない。案はすんなり議会を通り、ヨイチも意外なほどやる気になって取り組んでいる。
「あんたたちにとってはそうだろう」
ヨイチは椅子から立ち上がり、膝を折って床の書類を1枚1枚拾う。
「だが、俺にとっては違う。あいつが、レンが与えてくれたものだ。無駄にはしたくない」
と、それが愛しい者であるかのように書類を見つめる。その途端、ノームは覇気を一気に高め、ヨイチの無防備な首へ手刀を振り下ろした。
「…あんたか。ワンスとイールが言っていた、俺たちを殺そうとしている護衛は」
ヨイチは動じず、書類を拾い続ける。ふたりから『気をつけろ』と言われてはいた。
「避けないんですね」
ノームは手刀を首に突きつけたまま話す。頸動脈を切るつもりで攻撃したが、全く動く気のないヨイチに気づき、寸前で止めていた。少し切れた皮膚から血がにじみ、垂れる。
「ああ、命は惜しくない」
「時間は惜しいのに、ですか?」
「言っただろう。俺はレンから与えられたものを無駄にしたくないだけだ。命があるなら、時間はそのために使いたい」
ヨイチはトントンと集めた書類を床で整えた。
「何してんだ」
「?!」
突然感じた気配と声に、ノームはハッとして振り向く。見慣れないロンTにジーンズ姿の蓮が、面倒くさそうな表情で立っていた。
「レン、戻っていたのか」
と、ヨイチは書類を手に立ち上がる。蓮はつい先ほど異世界からやって来たばかりらしく、服装もそのまま着替えていないようだ。
「…つーか、ジャマしたか」
ヨイチとノームが何か取り込み中だったのはわかり、ふたりをジロジロ見ながら言う。
「この者にとっては邪魔だったのではないか?」
ヨイチは自分の意思ではないとばかりに、ノームを指す。
「ふーん…お前、節操ねーな」
誰にでも手を出すのかと蔑むように蓮が見上げ、ノームは笑顔でムッとする。
「わざと誤解してるよね。それを言ったら、レンの方がよっぽどだよ?」
「るせー」
否定出来ないので、蓮はぶすっとして目をそらした。
「それより、何をしに来たの?書庫に用なんかないよね」
「あ?別に仕事やってっか見に来ただけ」
と、蓮は何事もなかったかのようにタイプライターを打ち始めたヨイチをアゴでさす。彼が仕事を始める前に帰省したので、気になっていたのだ。
「この人の?レンは面会すらしちゃダメなんじゃないの?」
「お前、いつクソマジメになったんだ」
他の護衛たちのように面会禁止を訴えるノームに顔をしかめる。
「初めから真面目だよ。ほら、行こう」
ノームは蓮の肩をつかみ、出入り口の方へ身体を反転させる。
「レン」
「あ?」
ヨイチに名を呼ばれ、蓮は首だけ振り向く。
「大丈夫だ。無駄にしないよう、つとめる」
「ああ」
見つめる鈍い金色の右目は、新たな生きがいを見つけたようで。蓮はにっと笑った。
「え?何に?」
珍しくイールの自室にやって来たワンスがいきなり忠告し、イールはくすねてきた今日付けの新聞から顔を上げる。
「灰色の髪をした護衛だ」
「灰色…あ~知ってる!あの、いかにも好青年って顔した人でしょ。彼、金眼の血縁者じゃない?」
「おそらく、そうだ」
ワンスはうなずく。自分と対等かそれ以上の戦闘能力の者は、金眼保有者かその血縁しかいない。イールも最近見かけるようになったグレーの髪色の護衛…ノームが、そのくらいの戦闘能力を持っていると気づいていた。
「何で?訓練中に何かあったの?」
「本気で殺りにきた」
「マジ?」
「ああ」
「へぇ~…あ!暴走した金眼の母親を殺った護衛がいるって聞いたけど、ひょっとしてそれ彼なんじゃない?」
以前行なった尋問中、国務大臣がそうポロッともらしたのをイールは聞き逃さなかった。
「そうかもしれん。最近まで俺たちのせいで休んでいたと言っていた」
「ビンゴじゃん。なら、仕方ないよ。僕らを殺したいほど憎んでいるでしょ」
イールは納得してメガネを指先で上げ、新聞をめくる。
「…まぁ、そう、だが…」
「何、その言い方。違うの?」
「いや、考え過ぎた」
ワンスは首を振る。一応、それで納得も出来るが、ノームにそれだけではないような印象を持ったのだ。
「理由なんて何でもいいじゃない。毎日退屈してるとこだし、命狙われるなんて刺激的で大歓迎~」
「…」
楽しむかのようにおちゃらけて言うイールに、ワンスはあきれて絶句する。
「ところで、ヨイチには言ったの?」
「まだだ」
「まぁ言ったところで聞かないか。ヨイチ、お仕事に夢中だもんね」
と、イールはため息をついた。
「…とは、聞いていたけどさ~」
イールは大きくため息をつく。彼は今、背後から首に腕を回され、絞め上げられようとしていた。間一髪、手錠を引き千切った手でその腕を握り、かろうじて絞まってはいない。
「キミ、あからさま過ぎない?」
と、殺気ダダ漏れの背後の護衛、ノームに聞く。
「わかっているなら、死んでください」
「そう言われて死ぬ人はあんまりいないよ?」
ギチっと更に力を入れる彼に抵抗しながら、苦笑いする。
彼らがいるのはある国の飛行場。これから外交担当の大臣らが、この国の首相らと会談する予定なのだ。ノームは護衛として、イールはその国の正しい情勢を調べるために同行していた。当然、イールは逃亡しないよう後ろ手に手錠を付けられ、護衛たちがきっちりと見張っていた。
他の護衛たちが会談場所までの送迎車へ大臣らを送って行く間、ノームはイールとふたりきりになったのをチャンスとばかりに攻撃したのだ。
「それで、僕を殺したとして、何て言い訳するの?」
「心配してくれてるんですか?大丈夫ですよ。私、割と信用されてる護衛なんです」
「正当防衛だったとでも言っちゃえば終わりかー。なるほどね~」
普通に笑顔で会話をしているが、ギリギリとお互い力を弛めない。
「そうなんです。じゃあ、手を離してください」
「離したら殺すじゃん!僕、まだ死ぬ訳にいかないんだよー。レン君に怒られちゃう~」
イールがわざとらしい泣き落としをすると、ノームはふっと笑みを失くす。
「そう、それですよ」
「え?」
「あんたたち、何でそんな馴れ馴れしいんですか?彼の身内か何かのつもりなんですか?」
「…は?彼?レン君?」
「あんたたちは国にとってゴミクズなんですよ。何でゴミが彼と対等であろうとしているんですか?」
「ええぇ…?」
蓮との関係が気に入らないのかとイールは察する。彼は自分たちを母親のかたきではなく、蓮に近づく邪魔者として殺そうとしているのだ。ワンスが煮え切らなかった理由が今更わかった。
「ノーム!どうしたんだ?!」
「っ?!」
そこへ、異変に気づいた別の護衛が慌ててやって来る。ノームの腕が一瞬ゆるみ、イールは素早く腕から抜けて離れる。
「大丈夫か?!襲われたのか!!」
「はい、大丈夫です。いきなりのことで押さえるだけで精一杯で…」
「いや、いいんだ。無事で良かった…!」
「すみません…」
かけ寄り心配する護衛に、ノームはしおらしく腕を押さえて謝る。
「わ~…恐ろしいコ…」
イールは彼の態度の急変に、ある意味ゾッとする。
「罪人め!!逃亡する気だったのか?!」
「あ~もう、何とでも言ってよ」
怒鳴ってくる護衛に顔をしかめ、降参の意を示すように両手を上げた。
ウェア城の書庫。ウェア王国で発行された、ありとあらゆる書物が貯蔵されている。半地下で天井近くに明り取りの窓があり、換気扇が常に回っている。それでも天井までびっしりと埋まった大量の書物で薄暗く、圧迫感がある。
その一画に置かれた作業台の前には青髪をポニーテールに結った色白の男が座り、積まれた歴史書をめくりながらタイプライターを打っていた。
「ずいぶんと、仕事熱心ですね」
ツカツカとその前にやって来た護衛、ノームが話しかける。少しトゲのある言い方だ。
「…何か用か」
青髪の男、ヨイチはタイプを打つ手を止め、彼を見上げる。
「はい」
「ならば、手短に頼む。時間が惜しい」
笑顔で返事をする彼から視線を戻し、再び手を動かし始める。
「っ!」
ノームは作業台にバンッと手をつくと、今までタイプしてきたのであろう書類を払い除けた。何十枚もの紙がバサバサと床へ落ちる。
「あんた、何様なんですか?こんな無駄な作業にかける時間の方がよっぽど惜しいですよ」
顔は笑みを浮かべたままだが、辛辣な言葉をヨイチへぶつける。
ヨイチに与えられた仕事はウェア王国の歴史書の編さんだ。王国の歴史は他国に開示していないのもあり、歴史学者それぞれが好きなように記したものが多い。学校で学ぶ程度の大まかな流れは共通しているが、細かく見ると学者によって見解が異なっている。
蓮は王国の歴史を学んだ際に、それに気づき…というか、その曖昧さだけを覚えていた。そこで、歴史書を読み漁っているヨイチなら異なる部分も客観的に編さんが出来るのではと、国へ提案したのだ。
王国から出られない罪人に与える仕事としてなら、さほど重要なものではない。案はすんなり議会を通り、ヨイチも意外なほどやる気になって取り組んでいる。
「あんたたちにとってはそうだろう」
ヨイチは椅子から立ち上がり、膝を折って床の書類を1枚1枚拾う。
「だが、俺にとっては違う。あいつが、レンが与えてくれたものだ。無駄にはしたくない」
と、それが愛しい者であるかのように書類を見つめる。その途端、ノームは覇気を一気に高め、ヨイチの無防備な首へ手刀を振り下ろした。
「…あんたか。ワンスとイールが言っていた、俺たちを殺そうとしている護衛は」
ヨイチは動じず、書類を拾い続ける。ふたりから『気をつけろ』と言われてはいた。
「避けないんですね」
ノームは手刀を首に突きつけたまま話す。頸動脈を切るつもりで攻撃したが、全く動く気のないヨイチに気づき、寸前で止めていた。少し切れた皮膚から血がにじみ、垂れる。
「ああ、命は惜しくない」
「時間は惜しいのに、ですか?」
「言っただろう。俺はレンから与えられたものを無駄にしたくないだけだ。命があるなら、時間はそのために使いたい」
ヨイチはトントンと集めた書類を床で整えた。
「何してんだ」
「?!」
突然感じた気配と声に、ノームはハッとして振り向く。見慣れないロンTにジーンズ姿の蓮が、面倒くさそうな表情で立っていた。
「レン、戻っていたのか」
と、ヨイチは書類を手に立ち上がる。蓮はつい先ほど異世界からやって来たばかりらしく、服装もそのまま着替えていないようだ。
「…つーか、ジャマしたか」
ヨイチとノームが何か取り込み中だったのはわかり、ふたりをジロジロ見ながら言う。
「この者にとっては邪魔だったのではないか?」
ヨイチは自分の意思ではないとばかりに、ノームを指す。
「ふーん…お前、節操ねーな」
誰にでも手を出すのかと蔑むように蓮が見上げ、ノームは笑顔でムッとする。
「わざと誤解してるよね。それを言ったら、レンの方がよっぽどだよ?」
「るせー」
否定出来ないので、蓮はぶすっとして目をそらした。
「それより、何をしに来たの?書庫に用なんかないよね」
「あ?別に仕事やってっか見に来ただけ」
と、蓮は何事もなかったかのようにタイプライターを打ち始めたヨイチをアゴでさす。彼が仕事を始める前に帰省したので、気になっていたのだ。
「この人の?レンは面会すらしちゃダメなんじゃないの?」
「お前、いつクソマジメになったんだ」
他の護衛たちのように面会禁止を訴えるノームに顔をしかめる。
「初めから真面目だよ。ほら、行こう」
ノームは蓮の肩をつかみ、出入り口の方へ身体を反転させる。
「レン」
「あ?」
ヨイチに名を呼ばれ、蓮は首だけ振り向く。
「大丈夫だ。無駄にしないよう、つとめる」
「ああ」
見つめる鈍い金色の右目は、新たな生きがいを見つけたようで。蓮はにっと笑った。
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