完 難聴令嬢は今日も恋文をしたためる (番外編更新済み)

 純白の髪に氷の瞳を持つ少女ネージュは、ある日を境に聴覚を失った。
 死を願う日々に、ネージュは絶望する。
 けれど、婚約者のオリオンはそんなネージュに魔法の本を与えてくれた。
 毎日毎日、ネージュは彼に向けて恋文をしたためる。
 愛しの彼との文通を心の支えに、ネージュは生きる気力を取り戻す。

 〜〜〜これは、愛を求める少女と少年が恋文を通じて仲を深める物語である。〜〜〜
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