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第七章 アランが父に代わって歴史の表舞台に立つ
第五十一話 勇将の下に弱卒なし(6)
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高速演算をしているケビンには、それが生々しいほどにゆっくりとした変化に見えた。
鋭い先端が丸々とした塊に深々と食い込む。
その衝撃で玉がへこみ、円盤状に。
変形によって表面積が広がり、膜が薄まる。
そして槍先が貫通し、大きな蛇口が開いた瞬間、
「っ!」
生じたそれはケビンの想像を超えていた。
ラルフの言葉は正しかった。
それは、破れたと言うよりは弾けた、むしろ「爆ぜた」と表現するべき現象だった。
音速を超えた光の粒子が空を裂き、地を削る。
相殺狙いで放たれた二刀の嵐が一方的に引き裂かれる。
そしてそれはケビンの防御魔法まで食い破り、
「ぅあぁっ!?」
そのまま吹き飛ばした。
しかし事前に察知し、後退していたことが幸いした。
これでは死ぬことは無い、食らった瞬間にケビンは確信した。
そして気付いた。
この攻撃の欠点を。だから死ななかった。
同じ事実をラルフも同時に理解。
ゆえに、
「……」
ラルフの表情から少し興奮が抜けた。
想像したものとは少し違っていた。光の刃が大雑把に散ってしまった。威力にかなりばらつきがある。
なぜ、その答えは、やはり集束させていないからであった。拡散範囲が広すぎる。
そして針を使った嵐より射程も短い。
衝撃波が強すぎて刃の多くが粉々になってしまっているからだ。
凄まじい速度の光の散弾を広範囲にばらまいているという印象。
だからラルフは思い出した。
光魔法が「蛇」の形になる理由だ。
いや、意思を持っているわけではないから「ひも」と言ったほうが正しい。
そしてそうなる理由は単純。光の元素も一緒に飛ばしているからだ。
吹き飛ばされながらも、光の元素は自由粒子と結びついて分子となり、さらに分子同士が鎖のように連なるからだ。
しかし一定の熱量を有している間は、自由粒子は勝手にどこかに飛んでいく可能性がある。それでも近くにいる別の元素が捕まえてくれるので鎖の関係はなかなか切れない。
されど、いつかはその関係に終わりが来る。空気中に含まれる他の物質に自由粒子を奪われるからだ。そしていつかは霧散する。
手間と規模の割には火力が出ない印象。
であったが、それでもラルフから興奮は完全には消えなかった。
衝撃波と共に舞い散る光の粒子が華々しく芸術的であったからだ。
そしてその興奮の残り火は、
(いや、待てよ……)
使えないと判断するには早計であると、一つのひらめきを生みだした。
新鮮な輝きに、新たな興奮が生まれる。
ラルフは芽吹いたその興奮に突き動かされるように、手を前に伸ばした。
そして放たれたのは先と同じ二つの球、大玉と赤玉であった。
が、同じなのは外見だけであった。
それを読み取ったケビンが後ろに跳ぼうと足に力を込める。
そしてケビンの足裏が地から離れた直後、赤玉は膨らみ、弾けた。
生まれたのはやはり赤い槍。
しかしかなり細い。
だがこれでいいのだ。
なぜなら、蛇が壊れずにケビンのところまで届いてくれるからだ。
そして先と同じように拡散する。範囲が広い。
避けられない、そう判断したクラウスは三日月を放った。
二つの嵐がぶつかり合う。
その轟音が響き渡ると同時にラルフは次の弾を準備。
間を置かずに同じ攻撃を放つ。
クラウスも腕を止めずに続けて二刀を一閃。
嵐と嵐がぶつかり合う。
何度も何度も。
されど、ラルフは連射の速さ比べを仕掛けているわけでは無かった。
単純に楽しんでいた。
噛み締めるように、ひらめきの成果を味わっていた。
飽きが来る気配は無い。
が、ラルフはさらなる興奮を求めた。
だからもっと色々試してみよう、そう思ったラルフは新たなひらめきを実行に移した。
「!」
それを見たケビンの足がさらに下がる。
何をするつもりか読み取るまでも無かった。見れば分かった。
ラルフの両手から光る数珠が伸びたのだ。
どの珠も赤くは無いが、リーザがかつて見せたものより一回り大きい。
ラルフそれを勢い良く前に放り投げ、
「弾けろ!」
派手に、そんな思いを込めた赤玉を放った。
そして直後にその思いは叶った。
赤い槍と共に広がった衝撃波が数珠を引き千切る。
そして珠が砕け、中から嵐が――いや、小規模であるゆえに、それは光るつむじ風と称すべき代物であった。
刃の群れが次々と生まれ、混じり、そして濁流となってなぎ払う。
威力は単発の大玉によるものとさほど変わらないが、小さな連鎖が混じるその過程が今のラルフにとっては快感であった。
だからラルフは今度はこれを連射し始めた。
ケビンはそのラルフの余興を射程ぎりぎりのところでやり過ごしていた。
というよりも、どうすればいいか分からなかった。手をだしあぐねていた。
足は後退し続けてしまっている。
だからケビンは、
(くそ、何か手は無いのか?!)
相棒に助けを求めた。
すると直後、
「あります」
と、力強い答えが心の中に響いた。
そしてクラウスは意外な言葉を付け加えた。
「というよりも、既に何度も仕掛けています。もう効いているはず」
何をだ、そう思ったケビンは、
「具体的に頼む!」
説明を求めたが、
「今は言えませぬ。万が一でも、読まれれば水の泡ですので」
答えが返ってこなかった上に、
「しかし私の搦め手だけでは決着には至りませぬ! 接近してください!」
などと言われたものだから、ケビンは「あれに近づけだと?!」と、文句を返そうと思ったが、
「くそったれが!」
悪態を吐きつつも、ケビンはクラウスを信じた。
そしてその信頼を感じ取ったクラウスは、
「あなたの計算能力を上げるために私は一時口を閉じまする。御武運を!」
祈りと共に声を消した。
鋭い先端が丸々とした塊に深々と食い込む。
その衝撃で玉がへこみ、円盤状に。
変形によって表面積が広がり、膜が薄まる。
そして槍先が貫通し、大きな蛇口が開いた瞬間、
「っ!」
生じたそれはケビンの想像を超えていた。
ラルフの言葉は正しかった。
それは、破れたと言うよりは弾けた、むしろ「爆ぜた」と表現するべき現象だった。
音速を超えた光の粒子が空を裂き、地を削る。
相殺狙いで放たれた二刀の嵐が一方的に引き裂かれる。
そしてそれはケビンの防御魔法まで食い破り、
「ぅあぁっ!?」
そのまま吹き飛ばした。
しかし事前に察知し、後退していたことが幸いした。
これでは死ぬことは無い、食らった瞬間にケビンは確信した。
そして気付いた。
この攻撃の欠点を。だから死ななかった。
同じ事実をラルフも同時に理解。
ゆえに、
「……」
ラルフの表情から少し興奮が抜けた。
想像したものとは少し違っていた。光の刃が大雑把に散ってしまった。威力にかなりばらつきがある。
なぜ、その答えは、やはり集束させていないからであった。拡散範囲が広すぎる。
そして針を使った嵐より射程も短い。
衝撃波が強すぎて刃の多くが粉々になってしまっているからだ。
凄まじい速度の光の散弾を広範囲にばらまいているという印象。
だからラルフは思い出した。
光魔法が「蛇」の形になる理由だ。
いや、意思を持っているわけではないから「ひも」と言ったほうが正しい。
そしてそうなる理由は単純。光の元素も一緒に飛ばしているからだ。
吹き飛ばされながらも、光の元素は自由粒子と結びついて分子となり、さらに分子同士が鎖のように連なるからだ。
しかし一定の熱量を有している間は、自由粒子は勝手にどこかに飛んでいく可能性がある。それでも近くにいる別の元素が捕まえてくれるので鎖の関係はなかなか切れない。
されど、いつかはその関係に終わりが来る。空気中に含まれる他の物質に自由粒子を奪われるからだ。そしていつかは霧散する。
手間と規模の割には火力が出ない印象。
であったが、それでもラルフから興奮は完全には消えなかった。
衝撃波と共に舞い散る光の粒子が華々しく芸術的であったからだ。
そしてその興奮の残り火は、
(いや、待てよ……)
使えないと判断するには早計であると、一つのひらめきを生みだした。
新鮮な輝きに、新たな興奮が生まれる。
ラルフは芽吹いたその興奮に突き動かされるように、手を前に伸ばした。
そして放たれたのは先と同じ二つの球、大玉と赤玉であった。
が、同じなのは外見だけであった。
それを読み取ったケビンが後ろに跳ぼうと足に力を込める。
そしてケビンの足裏が地から離れた直後、赤玉は膨らみ、弾けた。
生まれたのはやはり赤い槍。
しかしかなり細い。
だがこれでいいのだ。
なぜなら、蛇が壊れずにケビンのところまで届いてくれるからだ。
そして先と同じように拡散する。範囲が広い。
避けられない、そう判断したクラウスは三日月を放った。
二つの嵐がぶつかり合う。
その轟音が響き渡ると同時にラルフは次の弾を準備。
間を置かずに同じ攻撃を放つ。
クラウスも腕を止めずに続けて二刀を一閃。
嵐と嵐がぶつかり合う。
何度も何度も。
されど、ラルフは連射の速さ比べを仕掛けているわけでは無かった。
単純に楽しんでいた。
噛み締めるように、ひらめきの成果を味わっていた。
飽きが来る気配は無い。
が、ラルフはさらなる興奮を求めた。
だからもっと色々試してみよう、そう思ったラルフは新たなひらめきを実行に移した。
「!」
それを見たケビンの足がさらに下がる。
何をするつもりか読み取るまでも無かった。見れば分かった。
ラルフの両手から光る数珠が伸びたのだ。
どの珠も赤くは無いが、リーザがかつて見せたものより一回り大きい。
ラルフそれを勢い良く前に放り投げ、
「弾けろ!」
派手に、そんな思いを込めた赤玉を放った。
そして直後にその思いは叶った。
赤い槍と共に広がった衝撃波が数珠を引き千切る。
そして珠が砕け、中から嵐が――いや、小規模であるゆえに、それは光るつむじ風と称すべき代物であった。
刃の群れが次々と生まれ、混じり、そして濁流となってなぎ払う。
威力は単発の大玉によるものとさほど変わらないが、小さな連鎖が混じるその過程が今のラルフにとっては快感であった。
だからラルフは今度はこれを連射し始めた。
ケビンはそのラルフの余興を射程ぎりぎりのところでやり過ごしていた。
というよりも、どうすればいいか分からなかった。手をだしあぐねていた。
足は後退し続けてしまっている。
だからケビンは、
(くそ、何か手は無いのか?!)
相棒に助けを求めた。
すると直後、
「あります」
と、力強い答えが心の中に響いた。
そしてクラウスは意外な言葉を付け加えた。
「というよりも、既に何度も仕掛けています。もう効いているはず」
何をだ、そう思ったケビンは、
「具体的に頼む!」
説明を求めたが、
「今は言えませぬ。万が一でも、読まれれば水の泡ですので」
答えが返ってこなかった上に、
「しかし私の搦め手だけでは決着には至りませぬ! 接近してください!」
などと言われたものだから、ケビンは「あれに近づけだと?!」と、文句を返そうと思ったが、
「くそったれが!」
悪態を吐きつつも、ケビンはクラウスを信じた。
そしてその信頼を感じ取ったクラウスは、
「あなたの計算能力を上げるために私は一時口を閉じまする。御武運を!」
祈りと共に声を消した。
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