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第三章 荒れる聖域。しかしその聖なるは誰がためのものか
第十九話 黄金の林檎(5)
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◆◆◆
その頃――
、
南の森の中で、ヘルハルトは穏やかな時を過ごしていた。
ヘルハルトの記憶はまだ戻っていなかった。
もう戻ることは無いのかもしれない、ヘルハルトはそう思い始めていた。
しかしそれでもいい、ヘルハルトはそう思っていた。
言葉はまだ少ししかわからないが、村の人達とは問題無くやっていけている。
農作業ばかりの単純な繰り返しの毎日。
刺激的なことと言えば、たまに連れて行ってくれる漁や狩りの手伝いの時くらい。
だが、心が退屈に潰されることは無かった。
みんな優しいのもあるが、新しい家族と上手くいっていることが理由として大きかった。
新しい家族は娘と母親と祖父の三人。
娘の名はハルティナ。母親のほうはイメルダという。
寝たきりの祖父を二人が世話している。
ハルティナの父親がいない理由を聞いたことは無い。知りたいと思ったことも無い。
だが、ハルティナは父の存在を近くに感じているという。自分の中にいるという。だから寂しくないという。
そしてその頭の中にいるハルティナの父も、自分のことを新しい家族として受け入れているという。
奇妙な話だが、なぜだか信じることができた。
そんな娘のハルティナと一緒に今日も朝から農作業をしている。
つらいと思ったことは無い。
この娘とイメルダのためにがんばりたい、真剣にそう思えている。
ヘルハルトの心は充実していた。
が、一つだけ厄介なことがあった。
それは、
「……っ」
時々来るこの頭痛だ。
「どうしたの? また頭痛いの?」
駆け寄ってこようとするハルティナを「大丈夫だ」と手で制する。
しかしそれは大丈夫と言える痛みでは無かった。
この娘を心配させたくない、ただそれだけのやせ我慢。
だが、その痛みは長く続きそうであった。
もう何度も経験している。だからわかる。
痛みがおさまるまでやせ我慢を続けることはできないことも予想がついていた。
だからヘルハルトは農作業の手を止めて言った。
「ちょっと治療師さんのところに行ってくるよ」
◆◆◆
幸いなことに、治療師はいつものところにいた。
台の上に体を横たえ、頭を見てもらう。
間も無く、いつもの『お約束』が始まった。
「……ッ!」
それはさらなる激痛。
治療師に見てもらい始めると必ず痛みが増す。
歯を食いしばらねば耐えられないほどの痛み。
しかしヘルハルトはここに通い続けている。
なぜなら、これが終わると痛みがウソのように引き、体も心も軽くなるからだ。
だからヘルハルトは治療師を信頼していた。
だが、今日はいつもより痛みが激しい。
その理由と共に治療師は謝罪を述べた。
「すまないな、今日は痛み止めを切らしてしまっていて。もう少しで終わるから我慢してくれ」
『もう少しで終わる』という部分がウソであることをヘルハルトは分かっていた。
だが、ヘルハルトは頷きを返した。
ヘルハルトは黙って痛みに耐えるという選択肢を選んだ。治療師への信頼がそうさせていた。
だが、ヘルハルトは知らなかった。
完全に騙されていることに。これは治療では無いことを。
◆◆◆
その夜――
「……」
夕食を終えた治療師は、疲労感と共に一日を振り返っていた。
紙巻タバコの煙を吹かし、疲労感を煙と共に吐き出しながら思い返す。
思い浮かぶのはやはりヘルハルトのことだった。今日の疲労感の原因だからだ。
ヘルハルトの状態はどんどん悪くなっている。『治療』はだんだん困難になってきている。
そう思った直後、
「……フッ」
思わず、治療師の口から吹き捨てるような笑みがこぼれた。
ヘルハルトにやっていることを『治療』と表現したことがおかしかったからだ。
治療じゃ無い。ただの破壊だからだ。
ヘルハルトの脳は回復しようとしている。かつての自分を取り戻そうとしている。
自分はその邪魔をしているのだ。
ヘルハルトの頭痛はその破壊によるもの。
ヘルハルトの脳には大量の種を仕込んでいる。
脳の神経網が活発化し、再生が始まるとその種が割れる仕組みになっている。
種の中にあるのはもちろん毒。攻撃的な虫だ。
しかし最近は種だけでは処置が完了しなくなってきた。自分が直接虫を送り込まないと再生を止められなくなってきた。
その周期も早くなってきている。最近は三日に一度になった。
ゆえに、
「……」
治療師にとってヘルハルトは憂鬱の原因の一つになっていた。
このままだと、いつかはヘルハルトを抑えきれなくなるかもしれない。
だが、いっそのことそうなったほうがいいのではないか、最近はそう思うようにもなっていた。
そう思うようになった理由は、もう一つの憂鬱の原因のせいであった。
治療師は望みをいまだに叶えられていなかった。
ヘルハルトがかつて使っていたあの作業場をいまだに手に入れられていなかった。
それどころか、状況はさらに悪化していた。
作業場を占拠している狂人はさらに数を増やしていた。
作業場は増築が繰り返され、ちょっとした要塞のようになっている。
もはや見た目は作業場の雰囲気を残していない。完全に軍事拠点だ。
しかしやつらはあんなところに拠点を構築してどうするつもりなのか?
「……」
そこで治療師は思考を切った。
嫌な予感しか浮かばなかったからだ。
その頃――
、
南の森の中で、ヘルハルトは穏やかな時を過ごしていた。
ヘルハルトの記憶はまだ戻っていなかった。
もう戻ることは無いのかもしれない、ヘルハルトはそう思い始めていた。
しかしそれでもいい、ヘルハルトはそう思っていた。
言葉はまだ少ししかわからないが、村の人達とは問題無くやっていけている。
農作業ばかりの単純な繰り返しの毎日。
刺激的なことと言えば、たまに連れて行ってくれる漁や狩りの手伝いの時くらい。
だが、心が退屈に潰されることは無かった。
みんな優しいのもあるが、新しい家族と上手くいっていることが理由として大きかった。
新しい家族は娘と母親と祖父の三人。
娘の名はハルティナ。母親のほうはイメルダという。
寝たきりの祖父を二人が世話している。
ハルティナの父親がいない理由を聞いたことは無い。知りたいと思ったことも無い。
だが、ハルティナは父の存在を近くに感じているという。自分の中にいるという。だから寂しくないという。
そしてその頭の中にいるハルティナの父も、自分のことを新しい家族として受け入れているという。
奇妙な話だが、なぜだか信じることができた。
そんな娘のハルティナと一緒に今日も朝から農作業をしている。
つらいと思ったことは無い。
この娘とイメルダのためにがんばりたい、真剣にそう思えている。
ヘルハルトの心は充実していた。
が、一つだけ厄介なことがあった。
それは、
「……っ」
時々来るこの頭痛だ。
「どうしたの? また頭痛いの?」
駆け寄ってこようとするハルティナを「大丈夫だ」と手で制する。
しかしそれは大丈夫と言える痛みでは無かった。
この娘を心配させたくない、ただそれだけのやせ我慢。
だが、その痛みは長く続きそうであった。
もう何度も経験している。だからわかる。
痛みがおさまるまでやせ我慢を続けることはできないことも予想がついていた。
だからヘルハルトは農作業の手を止めて言った。
「ちょっと治療師さんのところに行ってくるよ」
◆◆◆
幸いなことに、治療師はいつものところにいた。
台の上に体を横たえ、頭を見てもらう。
間も無く、いつもの『お約束』が始まった。
「……ッ!」
それはさらなる激痛。
治療師に見てもらい始めると必ず痛みが増す。
歯を食いしばらねば耐えられないほどの痛み。
しかしヘルハルトはここに通い続けている。
なぜなら、これが終わると痛みがウソのように引き、体も心も軽くなるからだ。
だからヘルハルトは治療師を信頼していた。
だが、今日はいつもより痛みが激しい。
その理由と共に治療師は謝罪を述べた。
「すまないな、今日は痛み止めを切らしてしまっていて。もう少しで終わるから我慢してくれ」
『もう少しで終わる』という部分がウソであることをヘルハルトは分かっていた。
だが、ヘルハルトは頷きを返した。
ヘルハルトは黙って痛みに耐えるという選択肢を選んだ。治療師への信頼がそうさせていた。
だが、ヘルハルトは知らなかった。
完全に騙されていることに。これは治療では無いことを。
◆◆◆
その夜――
「……」
夕食を終えた治療師は、疲労感と共に一日を振り返っていた。
紙巻タバコの煙を吹かし、疲労感を煙と共に吐き出しながら思い返す。
思い浮かぶのはやはりヘルハルトのことだった。今日の疲労感の原因だからだ。
ヘルハルトの状態はどんどん悪くなっている。『治療』はだんだん困難になってきている。
そう思った直後、
「……フッ」
思わず、治療師の口から吹き捨てるような笑みがこぼれた。
ヘルハルトにやっていることを『治療』と表現したことがおかしかったからだ。
治療じゃ無い。ただの破壊だからだ。
ヘルハルトの脳は回復しようとしている。かつての自分を取り戻そうとしている。
自分はその邪魔をしているのだ。
ヘルハルトの頭痛はその破壊によるもの。
ヘルハルトの脳には大量の種を仕込んでいる。
脳の神経網が活発化し、再生が始まるとその種が割れる仕組みになっている。
種の中にあるのはもちろん毒。攻撃的な虫だ。
しかし最近は種だけでは処置が完了しなくなってきた。自分が直接虫を送り込まないと再生を止められなくなってきた。
その周期も早くなってきている。最近は三日に一度になった。
ゆえに、
「……」
治療師にとってヘルハルトは憂鬱の原因の一つになっていた。
このままだと、いつかはヘルハルトを抑えきれなくなるかもしれない。
だが、いっそのことそうなったほうがいいのではないか、最近はそう思うようにもなっていた。
そう思うようになった理由は、もう一つの憂鬱の原因のせいであった。
治療師は望みをいまだに叶えられていなかった。
ヘルハルトがかつて使っていたあの作業場をいまだに手に入れられていなかった。
それどころか、状況はさらに悪化していた。
作業場を占拠している狂人はさらに数を増やしていた。
作業場は増築が繰り返され、ちょっとした要塞のようになっている。
もはや見た目は作業場の雰囲気を残していない。完全に軍事拠点だ。
しかしやつらはあんなところに拠点を構築してどうするつもりなのか?
「……」
そこで治療師は思考を切った。
嫌な予感しか浮かばなかったからだ。
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