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第二章 アリスは不思議の国にて待つ
第十一話 森の中の舞踏会(3)
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◆◆◆
日が沈みかける頃になっても戦いはまだ続いていた。
接戦にはなっていない。
アルフレッドはずっと敵を圧倒し続けていた。
「うぁっ!」
アルフレッドの剣閃がまた一つ神官の命を散らす。
アルフレッドは北に移動しながら攻め続けていた。
理由はいくつかあった。
アリスの本体から離れたかったというのがまず一つ。
そしてもう一つのある理由のためにアルフレッドは移動していた。
「疾ッ!」
その移動を止めようとするかのように神官が襲いかかる。
が、
「っ!」
その命は十字に散った。
「「せぇやっ!」」
直後に、十字の隙を二人の神官が左右から突く。
だがこの攻めをアルフレッドは事前に感知していた。
斜め上から斜め下に交差させた二本の刃を逆手持ちに切り替えながら、体を鋭くひねって回転切り。
「うっ?!」「がっ!?」
アルフレッドを中心として描かれた満月の刃が、挟撃をしかけてきた二人の体を両断。
そしてアルフレッドは真後ろに振り返ると同時に、左手で防御魔法を斜め上に展開した。
そこには、背後の木の上から奇襲をしかけてきている神官の姿があった。
逆手持ちにしたのはこのため。刃が前に出る順手持ちでは防御魔法の展開が難しくなるからだ。
だが、アルフレッドは相手の攻撃を受けるために防御魔法を展開したわけでは無かった。
左手首を捻って防御魔法に鋭い回転を加える。
遠心力で内部の光魔法の粒子が端にかたよる。
そしてアルフレッドはその光の盾の中心を狙って、順手持ちに戻した右の刃を突き刺した。
刃に含まれていた粒子が端に寄った粒子を引き寄せる。
光魔法の粒子は渦を描きながら中央に収束。
その収束が十分なものになった瞬間、
「破ッ!」
アルフレッドは全てを前に押し出すように魔力を刃から放出しながら、上から迫る神官に向かって体当たりをしかけるように地を蹴った。
収束していた魔力が一気に開放され、子蛇の群れとなる。
跳躍したアルフレッドはその子蛇の群れと共に飛び上がった。
神官が空中から放った散弾とアルフレッドの蛇がぶつかり合う。
これは五分。
直後に神官の槍とアルフレッドの刃がぶつかり合う。
金属音と光魔法の炸裂音が混じった音が響き渡る。
これも五分に見えた。
互いの刃が火花と共に弾きあう。
が、アルフレッドにはもう一手あった。
体を空中で捻りながら、左の刃を振り上げる。
「ぐぁっ!」
そして頭上に描かれた三日月によって、神官の体は赤く開いた。
真上からあふれたその色にアルフレッドの体も同じく染まる。
だが、アルフレッドは神官を派手に散らせるために跳躍したわけでは無かった。
直後、アルフレッドの眼下を大量の散弾が通過。
そしてアルフレッドは木の幹を蹴って跳躍の軌道を変更し、
「ぎゃっ!?」
同じく頭上から奇襲をしかけてきていたもう一人の神官を斬って捨てた。
着地すると同時に次の目標に向かって地を蹴る。
これだけ激しい戦いを続けているのにアルフレッドはいまだに息を切らしていない。
だからアリスは声を上げた。
(あなたの体力は底無しなの? ……いや、)
それは何か違う。アリスは考え直した。
これは「体力がある」などという表現でおさまるものでは無い。
アルフレッドは明らかに普通じゃ無い。
魔力を生み出す内臓はあれからほとんど活発化しっぱなしだ。
たまに息継ぎするように短い時間だけ沈静化することがあるが、本当にそれだけ。
これは走りこみなどの普通の鍛錬で辿り着ける領域なのか?
考えるまでも無い。ありえない。
しかしアルフレッドは現実に超人化している。
アリスが抱いたこの疑問に、アルフレッドは口を開いた。
「俺はベアトリスがおかしくされたあの日から、神官達のことをずっと敵だと認識してきた。だから今日のような日がいつか来るかもしれないと思っていた。軍隊を相手に一人で立ち回らなければならない、こんな戦いをずっと思い描きながら訓練を重ねてきた」
二人の神官を斬り伏せながら、アルフレッドはそう言った。
しかしその言葉はただの動機であって、アリスが望んだ種明かしでは無かった。
(……?)
そしてこの言葉にアリスは違和感を抱いた。
だから思い出した。
もう一つの奇妙な点を。
それはバークやアーティットが抱いたものと同じ違和感であった。
そして意識を共有しているアリスには、その違和感の原因も同様にはっきりと感じ取れていた。
アルフレッドの思考の多くが遅れてくることだ。
動いたあとに、どうしてそう動いたのかが答え合わせのように提示されるのだ。
反射などの本能による動作は思考を伴わないが、それとは明らかに違う。そもそも本能の領域はあまり使われていない。活動しているのは主に理性、高速演算を伴う部分ばかりだ。
相手の攻撃を計算してから動作を起こしているのは間違い無い。
だが、その計算結果に対してどうしてその行動を選んだのか、それがほとんどアリスには伝わってこないのだ。
判明するのは事が終わった後ばかり。
だから神官達はアルフレッドの攻撃をほとんど回避できていない。思考があとから来るのでは、感知の意味が無い。
「……」
そしてアリスはふと思った。
思っただけ。根拠は無い。
この思考の遅れと異常な体力、この二つに関連性があるような気がするのだ。
この二つの謎は同じ秘密を共有しているのではないか、そんな気がするのだ。
アリスはこの思い付きが正解かどうか、それとなくアルフレッドの心に尋ねた。
が、
「雄雄雄ォッ!」
アルフレッドは今はそれどころでは無いと言うかのように気勢を響かせ、二刀を振るった。
アリスの望む秘密の答えは得られそうに無かった。
得られるのは戦果のみ。
アリスが見守る中で次々と敵の死体が増えていく。
今はこの凄まじさに見惚れるだけにしよう、アリスはそう思った。
日が沈みかける頃になっても戦いはまだ続いていた。
接戦にはなっていない。
アルフレッドはずっと敵を圧倒し続けていた。
「うぁっ!」
アルフレッドの剣閃がまた一つ神官の命を散らす。
アルフレッドは北に移動しながら攻め続けていた。
理由はいくつかあった。
アリスの本体から離れたかったというのがまず一つ。
そしてもう一つのある理由のためにアルフレッドは移動していた。
「疾ッ!」
その移動を止めようとするかのように神官が襲いかかる。
が、
「っ!」
その命は十字に散った。
「「せぇやっ!」」
直後に、十字の隙を二人の神官が左右から突く。
だがこの攻めをアルフレッドは事前に感知していた。
斜め上から斜め下に交差させた二本の刃を逆手持ちに切り替えながら、体を鋭くひねって回転切り。
「うっ?!」「がっ!?」
アルフレッドを中心として描かれた満月の刃が、挟撃をしかけてきた二人の体を両断。
そしてアルフレッドは真後ろに振り返ると同時に、左手で防御魔法を斜め上に展開した。
そこには、背後の木の上から奇襲をしかけてきている神官の姿があった。
逆手持ちにしたのはこのため。刃が前に出る順手持ちでは防御魔法の展開が難しくなるからだ。
だが、アルフレッドは相手の攻撃を受けるために防御魔法を展開したわけでは無かった。
左手首を捻って防御魔法に鋭い回転を加える。
遠心力で内部の光魔法の粒子が端にかたよる。
そしてアルフレッドはその光の盾の中心を狙って、順手持ちに戻した右の刃を突き刺した。
刃に含まれていた粒子が端に寄った粒子を引き寄せる。
光魔法の粒子は渦を描きながら中央に収束。
その収束が十分なものになった瞬間、
「破ッ!」
アルフレッドは全てを前に押し出すように魔力を刃から放出しながら、上から迫る神官に向かって体当たりをしかけるように地を蹴った。
収束していた魔力が一気に開放され、子蛇の群れとなる。
跳躍したアルフレッドはその子蛇の群れと共に飛び上がった。
神官が空中から放った散弾とアルフレッドの蛇がぶつかり合う。
これは五分。
直後に神官の槍とアルフレッドの刃がぶつかり合う。
金属音と光魔法の炸裂音が混じった音が響き渡る。
これも五分に見えた。
互いの刃が火花と共に弾きあう。
が、アルフレッドにはもう一手あった。
体を空中で捻りながら、左の刃を振り上げる。
「ぐぁっ!」
そして頭上に描かれた三日月によって、神官の体は赤く開いた。
真上からあふれたその色にアルフレッドの体も同じく染まる。
だが、アルフレッドは神官を派手に散らせるために跳躍したわけでは無かった。
直後、アルフレッドの眼下を大量の散弾が通過。
そしてアルフレッドは木の幹を蹴って跳躍の軌道を変更し、
「ぎゃっ!?」
同じく頭上から奇襲をしかけてきていたもう一人の神官を斬って捨てた。
着地すると同時に次の目標に向かって地を蹴る。
これだけ激しい戦いを続けているのにアルフレッドはいまだに息を切らしていない。
だからアリスは声を上げた。
(あなたの体力は底無しなの? ……いや、)
それは何か違う。アリスは考え直した。
これは「体力がある」などという表現でおさまるものでは無い。
アルフレッドは明らかに普通じゃ無い。
魔力を生み出す内臓はあれからほとんど活発化しっぱなしだ。
たまに息継ぎするように短い時間だけ沈静化することがあるが、本当にそれだけ。
これは走りこみなどの普通の鍛錬で辿り着ける領域なのか?
考えるまでも無い。ありえない。
しかしアルフレッドは現実に超人化している。
アリスが抱いたこの疑問に、アルフレッドは口を開いた。
「俺はベアトリスがおかしくされたあの日から、神官達のことをずっと敵だと認識してきた。だから今日のような日がいつか来るかもしれないと思っていた。軍隊を相手に一人で立ち回らなければならない、こんな戦いをずっと思い描きながら訓練を重ねてきた」
二人の神官を斬り伏せながら、アルフレッドはそう言った。
しかしその言葉はただの動機であって、アリスが望んだ種明かしでは無かった。
(……?)
そしてこの言葉にアリスは違和感を抱いた。
だから思い出した。
もう一つの奇妙な点を。
それはバークやアーティットが抱いたものと同じ違和感であった。
そして意識を共有しているアリスには、その違和感の原因も同様にはっきりと感じ取れていた。
アルフレッドの思考の多くが遅れてくることだ。
動いたあとに、どうしてそう動いたのかが答え合わせのように提示されるのだ。
反射などの本能による動作は思考を伴わないが、それとは明らかに違う。そもそも本能の領域はあまり使われていない。活動しているのは主に理性、高速演算を伴う部分ばかりだ。
相手の攻撃を計算してから動作を起こしているのは間違い無い。
だが、その計算結果に対してどうしてその行動を選んだのか、それがほとんどアリスには伝わってこないのだ。
判明するのは事が終わった後ばかり。
だから神官達はアルフレッドの攻撃をほとんど回避できていない。思考があとから来るのでは、感知の意味が無い。
「……」
そしてアリスはふと思った。
思っただけ。根拠は無い。
この思考の遅れと異常な体力、この二つに関連性があるような気がするのだ。
この二つの謎は同じ秘密を共有しているのではないか、そんな気がするのだ。
アリスはこの思い付きが正解かどうか、それとなくアルフレッドの心に尋ねた。
が、
「雄雄雄ォッ!」
アルフレッドは今はそれどころでは無いと言うかのように気勢を響かせ、二刀を振るった。
アリスの望む秘密の答えは得られそうに無かった。
得られるのは戦果のみ。
アリスが見守る中で次々と敵の死体が増えていく。
今はこの凄まじさに見惚れるだけにしよう、アリスはそう思った。
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