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可愛い人 ①
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「ん……」
ベッドの中で目覚めると、太陽の光が部屋を明るく照らしていた。
時計を見ると、もう昼前。
もうこんな時間!!
こんな時間まで寝ていたなんて!
急いで体を起こそうとしたが体に力が入らず、起き上がれない。
しかも蕾から媚肉に違和感があつまって、気だるい感じもする。
いったい僕は……。
ぼーっとして働かない頭で昨日何があったか思い出していくうちに、みるみる顔が真っ赤になっていく。
自分の体を見てみると、裸のままで気を失ってしまっていたはずが今は体は綺麗にされ、アレク様からプレゼントされたパジャマまで着ている。
「ユベール、起きたか」
「アレク様!」
部屋の窓側に豪華な一人がけの椅子にアレク様が腰をかけ、書類に目を通しす姿が目に飛び込む。
「こんな時間まで眠ってしまい、申し訳ございません」
ベッドから立ちあがろうとすると、
「無理をするな」
アレク様が僕のそばまでやってきて止める。
「体調はどうだ?」
「まだアレク様と繋がったままの感じはしますが、他はいつも通りです」
正直にが答えるとアレク様は目を丸くして、パチパチと二回大きく瞬きをした。
「ユベール、煽るな」
アレク様は僕を抱きしめ、首元に口付けの印をつけると体を離した。
「あまり可愛いことを言うと、押さえが効かなくなる」
僕の長い髪を指に絡ませて、口付けをする。
「本当は一緒にいたいが、ヒューゴが許してくれそうもなくてな。だから今日もクロエと一緒に好きなことをして過ごせばいい」
「好きなこと……」
急に好きなことと言われても、孤児院でも制約の多い生活を送っていたユベールにはすぐに思いつくものはなかった。
ましてやここは後宮。一体なにをすればいいのか……。
無意識に助けを求めるみたいに殿下に視線を向けると、アレク様はガゼボへ行ってみてはどうだと提案してきた。
そして最後に「俺が好きな場所をユベールも好きになってくれたら嬉しい」と微笑まれ、なんだか胸がきゅっとなった。
あの場所は僕はにとってもすでに特別で、大好きな場所。
子どもたちと触れ合い、優しい空気が流れる場所、孤児院生活での唯一の安らげる場所。
まるで孤児院で子どもたちといた時みたいで、僕の中の楽しかったこと、嬉しかったことが鮮明に蘇る。
「あのアレク様、また子ども達と過ごすのは宜しいですか?」
「もちろんだ。思う存分触れ合っておいで」
「ありがとうございます!」
アレク様に頭を撫でられえると、体がふわふわしてくすぐったくて満面の笑みが溢れた。
ベッドの中で目覚めると、太陽の光が部屋を明るく照らしていた。
時計を見ると、もう昼前。
もうこんな時間!!
こんな時間まで寝ていたなんて!
急いで体を起こそうとしたが体に力が入らず、起き上がれない。
しかも蕾から媚肉に違和感があつまって、気だるい感じもする。
いったい僕は……。
ぼーっとして働かない頭で昨日何があったか思い出していくうちに、みるみる顔が真っ赤になっていく。
自分の体を見てみると、裸のままで気を失ってしまっていたはずが今は体は綺麗にされ、アレク様からプレゼントされたパジャマまで着ている。
「ユベール、起きたか」
「アレク様!」
部屋の窓側に豪華な一人がけの椅子にアレク様が腰をかけ、書類に目を通しす姿が目に飛び込む。
「こんな時間まで眠ってしまい、申し訳ございません」
ベッドから立ちあがろうとすると、
「無理をするな」
アレク様が僕のそばまでやってきて止める。
「体調はどうだ?」
「まだアレク様と繋がったままの感じはしますが、他はいつも通りです」
正直にが答えるとアレク様は目を丸くして、パチパチと二回大きく瞬きをした。
「ユベール、煽るな」
アレク様は僕を抱きしめ、首元に口付けの印をつけると体を離した。
「あまり可愛いことを言うと、押さえが効かなくなる」
僕の長い髪を指に絡ませて、口付けをする。
「本当は一緒にいたいが、ヒューゴが許してくれそうもなくてな。だから今日もクロエと一緒に好きなことをして過ごせばいい」
「好きなこと……」
急に好きなことと言われても、孤児院でも制約の多い生活を送っていたユベールにはすぐに思いつくものはなかった。
ましてやここは後宮。一体なにをすればいいのか……。
無意識に助けを求めるみたいに殿下に視線を向けると、アレク様はガゼボへ行ってみてはどうだと提案してきた。
そして最後に「俺が好きな場所をユベールも好きになってくれたら嬉しい」と微笑まれ、なんだか胸がきゅっとなった。
あの場所は僕はにとってもすでに特別で、大好きな場所。
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まるで孤児院で子どもたちといた時みたいで、僕の中の楽しかったこと、嬉しかったことが鮮明に蘇る。
「あのアレク様、また子ども達と過ごすのは宜しいですか?」
「もちろんだ。思う存分触れ合っておいで」
「ありがとうございます!」
アレク様に頭を撫でられえると、体がふわふわしてくすぐったくて満面の笑みが溢れた。
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