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ドライブ ⑦
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晴人と瑞稀は、日が沈んでいくのを見ながら、いろいろな話をした。
晴人はプロポーズするため、ずっと計画を練っていて、瑞稀に気持ちを伝えるのは、思い出のこの公園の展望台だと決めていたそうだ。
ドライブデートは楽しかったが、いざプロポーズの時間が近づくにつれ緊張と不安で、口数が少なくなってしまい、瑞稀に不安な思いをさせてしまったことも、きちんと謝り、実は瑞稀に渡したリングと同じデザインのものを晴人ようにも作っていると言うことも告白し、なんだか晴人の可愛いところを、また新たに発見したようで瑞稀は嬉しかった。
今は婚約という形で、結婚式は瑞稀が20歳になって、番になっからしようということになり、結婚後の瑞稀の体調を見つつ、好きなだけ今の仕事を続けることにもなった。
もし、他の仕事がしたくなったら、転職すればいいし、家事は分担すればいい。
結婚したからと、お互いに負担になることは止めよう。
もし何かあれば話し合って解決しようと、晴人は言った。
夕食は帰り道にあった、うどんのチェーン店になった。
晴人としては「今日は記念日なんだから、特別なところで食べたい」といったが、学会やプロポーズのストレスで晴人の胃はかなり荒れていそうだった。
瑞稀は晴人の体を心配し、胃に優しく消化に優しいものにしようと提案したからだ。
瑞稀のなかでは、晴人との食事はいつも特別で、キラキラ輝いていた。
晴人はプロポーズするため、ずっと計画を練っていて、瑞稀に気持ちを伝えるのは、思い出のこの公園の展望台だと決めていたそうだ。
ドライブデートは楽しかったが、いざプロポーズの時間が近づくにつれ緊張と不安で、口数が少なくなってしまい、瑞稀に不安な思いをさせてしまったことも、きちんと謝り、実は瑞稀に渡したリングと同じデザインのものを晴人ようにも作っていると言うことも告白し、なんだか晴人の可愛いところを、また新たに発見したようで瑞稀は嬉しかった。
今は婚約という形で、結婚式は瑞稀が20歳になって、番になっからしようということになり、結婚後の瑞稀の体調を見つつ、好きなだけ今の仕事を続けることにもなった。
もし、他の仕事がしたくなったら、転職すればいいし、家事は分担すればいい。
結婚したからと、お互いに負担になることは止めよう。
もし何かあれば話し合って解決しようと、晴人は言った。
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