59 / 67
別れ ⑤
しおりを挟む
晶の弱いところ、好きなところを知り尽くした神谷の指は、隈なく内壁を擦り続ける。
背中をツーっと舐められると、ゾクゾクと背中が震え、早く神谷の楔を挿れて、内壁を擦り上げ、奥を突き、激しく、優しく虐めてほしくなる。
晶の中で硬く熱く脈打つ神谷の楔を感じたくなる。
「せ…んぱい……早く…はや…く…、くださ…い…。お願……いっ……ぁぁーー…っん」
腰を大きく振り、神谷を誘う晶の姿を見て、神谷は生唾を飲んだ。
「好きだ、晶…。無理矢理にでも抱き潰そうと思ったけど、できない…。晶を、好きな人を大切にしたいんだ……」
先輩はどこまでも…
優しいんですね。
「先輩……」
無意識にそこまで言いかけた晶は言葉を止めた。
『先輩、好きです…』
そう言いかけたから。
「ぅん、んっ……」
晶は自分から神谷の指を中からだし、神谷の方を振り返ると、
「先輩が…してくれないなら…、俺が…します……」
「え?」
驚く神谷を、今度は晶が押し倒す。
「優しくなんて…しないで…ください…」
「…晶?」
目を見開く神谷の視線の先には、神谷の楔の上を跨ぎ立膝を立てた妖艶な晶の姿が映し出され、自分から神谷の楔を後孔を押し当てると、
「あっ……はぁっ……ぁぁぁ……」
中に挿れた。
背中をツーっと舐められると、ゾクゾクと背中が震え、早く神谷の楔を挿れて、内壁を擦り上げ、奥を突き、激しく、優しく虐めてほしくなる。
晶の中で硬く熱く脈打つ神谷の楔を感じたくなる。
「せ…んぱい……早く…はや…く…、くださ…い…。お願……いっ……ぁぁーー…っん」
腰を大きく振り、神谷を誘う晶の姿を見て、神谷は生唾を飲んだ。
「好きだ、晶…。無理矢理にでも抱き潰そうと思ったけど、できない…。晶を、好きな人を大切にしたいんだ……」
先輩はどこまでも…
優しいんですね。
「先輩……」
無意識にそこまで言いかけた晶は言葉を止めた。
『先輩、好きです…』
そう言いかけたから。
「ぅん、んっ……」
晶は自分から神谷の指を中からだし、神谷の方を振り返ると、
「先輩が…してくれないなら…、俺が…します……」
「え?」
驚く神谷を、今度は晶が押し倒す。
「優しくなんて…しないで…ください…」
「…晶?」
目を見開く神谷の視線の先には、神谷の楔の上を跨ぎ立膝を立てた妖艶な晶の姿が映し出され、自分から神谷の楔を後孔を押し当てると、
「あっ……はぁっ……ぁぁぁ……」
中に挿れた。
0
お気に入りに追加
98
あなたにおすすめの小説
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/bl.png?id=5317a656ee4aa7159975)
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/bl.png?id=5317a656ee4aa7159975)
キミと2回目の恋をしよう
なの
BL
ある日、誤解から恋人とすれ違ってしまった。
彼は俺がいない間に荷物をまとめて出てってしまっていたが、俺はそれに気づかずにいつも通り家に帰ると彼はもうすでにいなかった。どこに行ったのか連絡をしたが連絡が取れなかった。
彼のお母さんから彼が病院に運ばれたと連絡があった。
「どこかに旅行だったの?」
傷だらけのスーツケースが彼の寝ている病室の隅に置いてあって俺はお母さんにその場しのぎの嘘をついた。
彼との誤解を解こうと思っていたのに目が覚めたら彼は今までの全ての記憶を失っていた。これは神さまがくれたチャンスだと思った。
彼の荷物を元通りにして共同生活を再開させたが…
彼の記憶は戻るのか?2人の共同生活の行方は?
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/bl.png?id=5317a656ee4aa7159975)
Endless Summer Night ~終わらない夏~
樹木緑
BL
ボーイズラブ・オメガバース "愛し合ったあの日々は、終わりのない夏の夜の様だった”
長谷川陽向は “お見合い大学” と呼ばれる大学費用を稼ぐために、
ひと夏の契約でリゾートにやってきた。
最初は反りが合わず、すれ違いが多かったはずなのに、
気が付けば同じように東京から来ていた同じ年の矢野光に恋をしていた。
そして彼は自分の事を “ポンコツのα” と呼んだ。
***前作品とは完全に切り離したお話ですが、
世界が被っていますので、所々に前作品の登場人物の名前が出てきます。***
綺麗事だけでは、手に入らない
和泉奏
BL
悪魔に代償を支払えば好きな人を手に入れられるのに想いあわないと意味がないってよくある漫画の主人公は拒否するけど、俺はそんなんじゃ報われない、救われないから何が何でも手に入れるって受けの話
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/bl.png?id=5317a656ee4aa7159975)
僕のために、忘れていて
ことわ子
BL
男子高校生のリュージは事故に遭い、最近の記憶を無くしてしまった。しかし、無くしたのは最近の記憶で家族や友人のことは覚えており、別段困ることは無いと思っていた。ある一点、全く記憶にない人物、黒咲アキが自分の恋人だと訪ねてくるまでは────
ちょろぽよくんはお友達が欲しい
日月ゆの
BL
ふわふわ栗毛色の髪にどんぐりお目々に小さいお鼻と小さいお口。
おまけに性格は皆が心配になるほどぽよぽよしている。
詩音くん。
「えっ?僕とお友達になってくれるのぉ?」
「えへっ!うれしいっ!」
『黒もじゃアフロに瓶底メガネ』と明らかなアンチ系転入生と隣の席になったちょろぽよくんのお友達いっぱいつくりたい高校生活はどうなる?!
「いや……、俺はちょろくねぇよ?ケツの穴なんか掘らせる訳ないだろ。こんなくそガキ共によ!」
表紙はPicrewの「こあくまめーかー😈2nd」で作成しました。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/bl.png?id=5317a656ee4aa7159975)
林檎を並べても、
ロウバイ
BL
―――彼は思い出さない。
二人で過ごした日々を忘れてしまった攻めと、そんな彼の行く先を見守る受けです。
ソウが目を覚ますと、そこは消毒の香りが充満した病室だった。自分の記憶を辿ろうとして、はたり。その手がかりとなる記憶がまったくないことに気付く。そんな時、林檎を片手にカーテンを引いてとある人物が入ってきた。
彼―――トキと名乗るその黒髪の男は、ソウが事故で記憶喪失になったことと、自身がソウの親友であると告げるが…。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる