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俺のスパダリはギャップがすごい ー立花蓮sideー
突然の訪問者 ①
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蓮と一緒に住むようになったからと言って、二人の休みが重なる事はなかなかなく、二人とも片方が帰ってくるまでの間、
蓮は趣味の料理を、
真司は料理と資格の勉強と、思い思いに過ごしていた。
それでも家で待ってくれている人がいて、
『おはよう』『おやすみ』『いってきます』『おかえり』…
いろんな挨拶ができる時間が幸せだった。
久々の二人揃っての休日。
ソファーに座る蓮の後ろから真司が抱きしめるように座り、まったり過ごしていると玄関ホールからの呼び出し音が鳴った。
誰だろう?
「俺みてくるよ」
蓮が立ち上がりインターホンの画面を見る。
!!
まさか⁉︎
「椿⁉︎」
ここの住所は言っていたけど、まさ来るとは…
蓮の行動を不思議に思ってか、真司も画面を見に来る。
「椿、どうしてここにいるんだ?」
「連絡したけど、返信なかったじゃん」
あ…
確かに椿からのメール、バタバタしてて返してなかった……
「だからって…はぁ…いいよ。あがっておいで」
蓮はため息をつきつつ、椿をマンション内へ入れると、真司が不思議そうな表情で蓮を見る。
「蓮、あの子って…」
真司が言いかけた時、部屋のインターホンが鳴った。
「ごめん…真司、後でちゃんと話すから…」
蓮が玄関のドアを開けると、少し怒った顔の椿の姿が。
蓮はとりあえず椿を部屋に招き入れた。
「どうして返事くれなかったのよ」
多分無意識だろう。
椿は口を少し尖らせながる。
あ、この顔は結構怒ってる。
「忙しくて…ごめん」
蓮は椿と廊下を進み、真司がいるキッチンの部屋のドアが開けた。
「あ…」
椿は真司の姿を見て驚いていたが、すぐに
「お客様がいらしたんですね。はじめまして、私は立花椿と言います。立花蓮の妹です」
椿はニッコリと笑いながら、真司に自己紹介をする。
すると、
「あ、はじめまして、俺は…」
と、真司がそこまで言いかけた時、
「こちら佐々木真司さん。今お付き合いさせてもらってる」
真司が自己紹介をする前に、蓮が真司を紹介した。
真司のことだ。
もしかしたら、俺と付き合っていることを伏せて、椿に自己紹介するかもしれない。
でも、真司は俺の大切な人だ。
そんな事はさせられないし、してほしくない。
特に椿にはなおさら…
「お付き合いしてるって?」
椿は眉間にシワをよせて、蓮に聞き返す。
「そのままだよ。それに、一緒に住んでる」
「‼︎」
椿の顔が驚き、目が見開かれる。
「そんなの聞いてない‼︎」
急に椿が声を荒立てる。
「椿、落ち着いて…」
蓮は椿の肩に手を乗せようとしたが、その手を払い除けた。
「お兄ちゃん、佐々木さんは…男性だよ。そんなのおかしいよ‼︎」
泣きそうな顔の椿は、なおも続ける。
「私が知ってるお兄ちゃんが今まで付き合ってた人達は、みんな女の人だったじゃない…なのに、どうして⁉︎」
本当は椿は気がついている。
俺がゲイだってこと。
椿は認めたくないだろうけど…
蓮は趣味の料理を、
真司は料理と資格の勉強と、思い思いに過ごしていた。
それでも家で待ってくれている人がいて、
『おはよう』『おやすみ』『いってきます』『おかえり』…
いろんな挨拶ができる時間が幸せだった。
久々の二人揃っての休日。
ソファーに座る蓮の後ろから真司が抱きしめるように座り、まったり過ごしていると玄関ホールからの呼び出し音が鳴った。
誰だろう?
「俺みてくるよ」
蓮が立ち上がりインターホンの画面を見る。
!!
まさか⁉︎
「椿⁉︎」
ここの住所は言っていたけど、まさ来るとは…
蓮の行動を不思議に思ってか、真司も画面を見に来る。
「椿、どうしてここにいるんだ?」
「連絡したけど、返信なかったじゃん」
あ…
確かに椿からのメール、バタバタしてて返してなかった……
「だからって…はぁ…いいよ。あがっておいで」
蓮はため息をつきつつ、椿をマンション内へ入れると、真司が不思議そうな表情で蓮を見る。
「蓮、あの子って…」
真司が言いかけた時、部屋のインターホンが鳴った。
「ごめん…真司、後でちゃんと話すから…」
蓮が玄関のドアを開けると、少し怒った顔の椿の姿が。
蓮はとりあえず椿を部屋に招き入れた。
「どうして返事くれなかったのよ」
多分無意識だろう。
椿は口を少し尖らせながる。
あ、この顔は結構怒ってる。
「忙しくて…ごめん」
蓮は椿と廊下を進み、真司がいるキッチンの部屋のドアが開けた。
「あ…」
椿は真司の姿を見て驚いていたが、すぐに
「お客様がいらしたんですね。はじめまして、私は立花椿と言います。立花蓮の妹です」
椿はニッコリと笑いながら、真司に自己紹介をする。
すると、
「あ、はじめまして、俺は…」
と、真司がそこまで言いかけた時、
「こちら佐々木真司さん。今お付き合いさせてもらってる」
真司が自己紹介をする前に、蓮が真司を紹介した。
真司のことだ。
もしかしたら、俺と付き合っていることを伏せて、椿に自己紹介するかもしれない。
でも、真司は俺の大切な人だ。
そんな事はさせられないし、してほしくない。
特に椿にはなおさら…
「お付き合いしてるって?」
椿は眉間にシワをよせて、蓮に聞き返す。
「そのままだよ。それに、一緒に住んでる」
「‼︎」
椿の顔が驚き、目が見開かれる。
「そんなの聞いてない‼︎」
急に椿が声を荒立てる。
「椿、落ち着いて…」
蓮は椿の肩に手を乗せようとしたが、その手を払い除けた。
「お兄ちゃん、佐々木さんは…男性だよ。そんなのおかしいよ‼︎」
泣きそうな顔の椿は、なおも続ける。
「私が知ってるお兄ちゃんが今まで付き合ってた人達は、みんな女の人だったじゃない…なのに、どうして⁉︎」
本当は椿は気がついている。
俺がゲイだってこと。
椿は認めたくないだろうけど…
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