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俺のスパダリはギャップがすごい ー立花蓮sideー

甘い夜 ③

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「ぅうんん…」

蓮の楔のそばの跡は、キュッときつくつけた…

艶美な蓮の肌に真司の跡が花びらのように残り、色気が漂う。

花びらのしるしから身体全身に与える刺激は、蓮を飲み込み、楔が震えだす。
そして、真司の欲情する表情を見ると、さらに蓮の楔が震え、腰の奥から疼き出す。

「蓮、今日はもう…」

そんな蕩けた蓮の顔から、真司は目を逸らす。

真司、目を逸らさないで。
だって、ほら、
真司だって、こんなに……
硬く…そびえ立っていて…

「嫌だって言ったら…?」

蓮はズボンの上から真司の楔を触る。
真司の楔に触れると、蓮の後孔がキュンっとした。

「でも、今日は…」 
真司は熱くなった蓮の瞳から目を逸らしすが、

「…ここ…慰めてくれないの…?」

真司の手を蓮の楔に持っていき、
自分の手と真司の手を重なり合わせ、快楽で顔をしかめながら楔を撫であげた。
真司の男らしい指や掌が蓮の楔を包むと、快楽と共に物足りなさも蓮に与える。
真司も蓮の硬くなった楔に触れるたび、欲望を抑えるかのように、顔をしかめる。

真司……
その表情は…

蓮はゾクゾクと震え楔がより反応して、声を我慢する事ができなくなってきた。

「…あぁぁ…」


喘えいだ蓮の楔は、すでに硬く反り上がっており甘い声を発するたび、
真司が撫であげるたび、ちろちろと透明な蜜が流れ出す。


「…蓮の願いなら…なんでも…」
蓮の誘惑に真司の頭は蕩けてしまった。
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