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俺のスパダリはギャップがすごい ー立花蓮sideー

カフェで ②

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その中で、ただ一つ心残りなのが、
「でも、お泊りセットを買った日に使えないのは残念だな…」

今すぐにでも、このお泊まりセットをつかいたいけど、真司、明日仕事だしな…
俺は真司が泊まる分には……全く関係ないけど‼︎

蓮は真司が蓮の家に泊まって仕事に行く時間や方法など、シュミレーションして最善の策を考えた。

でも真司に迷惑はかけられないし…

落ち込む蓮を見た真司は、
「今度泊まりに行く時は、何着か着替え持っていってもいい?そうしたら、急に泊まることになっても大丈夫だから」

‼︎
今度泊まりに来てくれる⁉︎
しかも服を俺の部屋に置いててくれるってことは、急なお泊まりも大丈夫ってことで…‼︎

「本当に⁉︎真司が大丈夫なら、何着でも置いてってくれよ」
満面の笑みで蓮が喜ぶ。

真司が俺の部屋に泊まってくれるってことは、俺も真司の部屋で急にのお泊まりしていいのかな?

「俺も真司の家に着替え、置かせてもらおうかな。そうしたら俺もすぐに泊まれるしな」
蓮がそういうと真司は返事の代わりに、ニッコリと微笑んむと、蓮の胸がキュンとなる。

真司と一緒の時はこの胸の高鳴りが、蓮を常に包んくれていた。


「そういえば真司っていつもそんな感じの服、着てるんだ」

物凄く似合っていて、目のやり場に困る。
というか、こういう時『目のやり場に困る』っていうのか?
とにかく似合いすぎていて、本当は真司をもっと見たいのに、照れてしまって真司をよく見れない…

「あ、うん、こういう形の服、結構好きで…年齢的には蓮みたいにかっこよく着こなしたいけど、俺には無理だわ…」
真司が少し照れくさそうにする。

まさか真司がそんな事思ってたなんて。

「俺は真司の私服、物凄くいいと思うよ。髪型だってあってるし…」

それは俺が一番よくわかってる。
そういえば真司、童顔だっていつも気にしてたな…

「ところで、真司、何才?」
「本当だ‼︎お互い年齢知らなかったな」

俺よりしっかりしてる…というか冷静な対応してくれるかは、年上だと思うけど。

「俺は28」

28歳⁉︎⁉︎

「蓮は?」

「31」

俺と3歳しか変わらないじゃないか!
しかも年下⁉︎

「真司、俺より大人対応だから、もう少し上かと思ってたけど、俺より下だったんだな。意外」

意外を通り越して、その年でここまで大人対応は凄い。

「意外なのは蓮の方だよ…俺にもその仕事できる力と色気が欲しい…」

それに真司が気にしている、その容姿と中身のギャップ‼︎
さらに無防備ときたら、それは本当に…

「俺はそのままの真司がいい。それにもっと色気がついたら…困る…」
「?どうして?」
「…他の人がよってくるかもしれないし…俺の抑えが効かなくなる…」
「……‼︎」
真司は考えもしないような蓮の返答に、一瞬、何を言っているのかわからなかったが、意味を理解すると顔が真っ赤になった。

ギャプでドキドキが止まらない。

「だから真司…もう色気つかないで」

これ以上、ドキドキしたら心臓がもたないよ。

蓮は潤んだ瞳で真司を見た。
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