俺のスパダリはギャップがすごい 〜いつも爽やかスパダリが豹変すると… 〜

葉月

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俺のスパダリはギャップがすごい ー立花蓮sideー

嬉しすぎて ②

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ーーーガチャーーー
    
 ーーーーバタバターーー

蓮は大急ぎ部屋に入り、

     ーーーーコトンーーーー

今度はさっき貰った花を生け直し机に飾ると……

「着いたーーーーー‼︎‼︎」
スーツのまま、ベットにダイブした。

あーーー‼︎
泊まってしまった!
泊まってしまった‼︎
真司の家に‼︎‼︎


嬉しすぎて、蓮はベットの枕に顔を埋めた。

しかも今日はデート。
買い物での目的が『お泊まりセット』‼︎
ということは、これから気にすることなく真司は俺の家に泊まれるし、
俺も真司の家に泊まることもできる‼︎
嬉しすぎて、にやけが止まらない‼︎

先ほどまで抑えに抑えていたニヤケ顔を、今度は抑えることなく満面の笑みを浮かべる。

とりあえずシャワー浴びて、落ち着こう……

もし、蓮の頭の中を覗くことができるのであれば、絶対に『ハートマーク』が飛んでいるに違いなかった。


ーーーーーーーーーーーーーー



さて、何着て行こう……

蓮は上半身裸でタオルを肩に引っ掛け、部屋着のズボンだけ履くと、ウォーキングクローゼの中で服選びに迷う。

真司、どんな服なんだろう?
昨日の私服も素敵だったけど、今日も素敵なんだろうな……
って、俺、真司と一緒にいて、おかしくないような服装にしないと‼︎

あれやこれやと、蓮は手持ちの服をコーディネートして鏡の前で合わせてみては首を傾げ、また次の服を手に取る。

うーん……
デートって楽しみだけど難しい。

そんな事を思いながら、鏡の周りにはコーディネートをして、却下になった服たちが重ねられていくのだった。
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