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俺のスパダリはギャップがすごい ー立花蓮sideー
飲み会で… ⑥
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そして、トイレに向かう途中で、
「チーフ!待ってください」
後ろから林に止められ、蓮は振り返った。
「チーフの好きな方って、佐々木さんだったんですね……」
「……そうなんだ……」
「ごめんなさい…。私、佐々木さんにお会いできて…、佐々木さんと一緒にチーフの幸せ話ができるかと思うと、嬉しくなってしまって……」
「……」
「いつもは、もっと慎重になれるのに……ごめんなさい……」
俯き謝る林の目には涙が溜まる。
「林さんが謝る事は、全くないよ。悪いのは、言ってなかった俺だから…」
林さんにも大山くんにも、
真司にも……………
正直に言ってなかった、俺のせい……
「だから、林さんは悪くないよ」
「でも…」
「林さんに嫌な思いをさせて、ごめんね。佐々木さんとの事は、大丈夫。なんとかなるよ」
蓮は林に微笑みかけたが……
うまく笑えただろうか……
「あ!チーフ、こんなところに‼︎次、二次会に行こうかって話になったんですけど、チーフも行かれますよね」
チームの部下が、蓮に駆け寄ってきた。
今はそんな気持ちになれない……
「あ…ごめん。ちょっと悪酔いしたみたいで…。俺抜きで、みんなでいってくれるかい?」
「…‼︎チーフ、真っ青‼︎わかりました。みんなには、ちゃんと言っておきます。…チーフ、タクシー呼びますか?」
心配した部下が携帯を取り出す。
「ありがとう。でも大丈夫…。みんなに挨拶したら、帰らせてもらうよ」
蓮はみんなに声を掛けて、そして会計を全て蓮が払い店を出た。
「チーフ!待ってください」
後ろから林に止められ、蓮は振り返った。
「チーフの好きな方って、佐々木さんだったんですね……」
「……そうなんだ……」
「ごめんなさい…。私、佐々木さんにお会いできて…、佐々木さんと一緒にチーフの幸せ話ができるかと思うと、嬉しくなってしまって……」
「……」
「いつもは、もっと慎重になれるのに……ごめんなさい……」
俯き謝る林の目には涙が溜まる。
「林さんが謝る事は、全くないよ。悪いのは、言ってなかった俺だから…」
林さんにも大山くんにも、
真司にも……………
正直に言ってなかった、俺のせい……
「だから、林さんは悪くないよ」
「でも…」
「林さんに嫌な思いをさせて、ごめんね。佐々木さんとの事は、大丈夫。なんとかなるよ」
蓮は林に微笑みかけたが……
うまく笑えただろうか……
「あ!チーフ、こんなところに‼︎次、二次会に行こうかって話になったんですけど、チーフも行かれますよね」
チームの部下が、蓮に駆け寄ってきた。
今はそんな気持ちになれない……
「あ…ごめん。ちょっと悪酔いしたみたいで…。俺抜きで、みんなでいってくれるかい?」
「…‼︎チーフ、真っ青‼︎わかりました。みんなには、ちゃんと言っておきます。…チーフ、タクシー呼びますか?」
心配した部下が携帯を取り出す。
「ありがとう。でも大丈夫…。みんなに挨拶したら、帰らせてもらうよ」
蓮はみんなに声を掛けて、そして会計を全て蓮が払い店を出た。
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