俺のスパダリはギャップがすごい 〜いつも爽やかスパダリが豹変すると… 〜

葉月

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俺のスパダリはギャップがすごい ー立花蓮sideー

はじめての朝 ②

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確か真司、朝ごはんはサンドイッチが食べたいっていってたかな?

エプロンを着つつ、蓮は冷蔵庫の食材を眺め、頭の中でメニューを考える。
食事を目の前にして驚く真司の姿を想像すると、自然と笑みが溢れた。

真司、好き嫌いないのかな?
昨日、聞いておくべきだった…
とりあえず無難に…

蓮が思うカフェに出てきそうなサンドイッチを作った。

彩りを考えると、こんな感じかな?

蓮は出来上がったサンドイッチを眺める。

クロワッサンにレタス、チーズ、たまごサラダ、トマトの輪切りのサンドした物や、
アボカドディップ、茹で卵、ボイルしたエビのサンドサンドした物、それにスープとグレープフルーツジュース。

真司、喜んでくれるかな?

時計で時間を確認すると、蓮はエプロンを脱ぎ真司が眠る寝室に向かった。


バタン…

自分のベットで気持ちよさそうに寝ている真司を見ていると、起こすのが可哀想になったが…

お互い仕事、あるからな…

そっとスヤスヤ眠る真司の耳元に顔を近づけ、
「真司…おはよ…起きて…」
チュッと真司の額にキスをする。

「…ん…」
真司は目を開けようとしていたが、日の光が眩しいのか、目は閉じたままだ。
そんな真司は無防備で、蓮の胸をキュンとさせる。
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