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第三章
俺のスパダリはギャップがすごい デート①
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真司は蓮との待ち合わせの場所に、時間より10分ほど早くに着いた。
髪型が恥ずかしすぎて鏡で確認したいが、そんな事をしたら自意識過剰な人みたいで出来ない。
これはあまりにも痛すぎる…
蓮はなんていうだろう…
真司がそわそわしていると、蓮が改札から出てきた。
‼︎‼︎
蓮はスラックスのアンクルパンツに白T、上にジャケットを羽織り、ローファーを履いている。
蓮の側を通り過ぎる人々は、蓮をうっとりとした顔で見ていた。
真司も蓮のあまりのイケメン度合いに驚き言葉を失った。
改札を出た蓮は真司を探しているのか、辺りをキョロキョロと見渡している。
蓮、気づいてないのかな…
「蓮?」
真司は蓮の前に回り込み覗き込んだ。
「‼︎真…司?」
驚いたという風に蓮が真司を見つめる。
「髪…切った?」
驚いたまま、蓮は切ったばかりの真司の前髪を触った。
やっぱり…似合わないよな…
「髪、伸び過ぎてたから蓮と会う前に切っておこうと思って…やっぱり変だよな…」
真司は切ったばかりの髪を気にして隠そうとする。
「似合ってる!俺はよく似合ってると思うよ」
蓮がグイッと真司の方に近づく。
「よかった…蓮と初デートが嬉しみすぎて、気合入れてしまった…」
蓮に褒められて真司は顔を真っ赤にして俯いた。
「嬉しみすぎてって…」
蓮も真司から顔を背けたが、耳まで真っ赤なのは真司にもわかった。
蓮が照れるなんて、初めて見た。
可愛すぎる‼︎
真司は胸の奥が、キュンとなるのを感じた。
真司は危うく抱きしめそうになったが、周りの人達が蓮の姿を頬を赤らめて見つめるのに気付き、我に戻った。
「蓮、お泊まりセット、探しに行こう」
「そうだな」
二人して赤面したまま、買い物にむかった。
髪型が恥ずかしすぎて鏡で確認したいが、そんな事をしたら自意識過剰な人みたいで出来ない。
これはあまりにも痛すぎる…
蓮はなんていうだろう…
真司がそわそわしていると、蓮が改札から出てきた。
‼︎‼︎
蓮はスラックスのアンクルパンツに白T、上にジャケットを羽織り、ローファーを履いている。
蓮の側を通り過ぎる人々は、蓮をうっとりとした顔で見ていた。
真司も蓮のあまりのイケメン度合いに驚き言葉を失った。
改札を出た蓮は真司を探しているのか、辺りをキョロキョロと見渡している。
蓮、気づいてないのかな…
「蓮?」
真司は蓮の前に回り込み覗き込んだ。
「‼︎真…司?」
驚いたという風に蓮が真司を見つめる。
「髪…切った?」
驚いたまま、蓮は切ったばかりの真司の前髪を触った。
やっぱり…似合わないよな…
「髪、伸び過ぎてたから蓮と会う前に切っておこうと思って…やっぱり変だよな…」
真司は切ったばかりの髪を気にして隠そうとする。
「似合ってる!俺はよく似合ってると思うよ」
蓮がグイッと真司の方に近づく。
「よかった…蓮と初デートが嬉しみすぎて、気合入れてしまった…」
蓮に褒められて真司は顔を真っ赤にして俯いた。
「嬉しみすぎてって…」
蓮も真司から顔を背けたが、耳まで真っ赤なのは真司にもわかった。
蓮が照れるなんて、初めて見た。
可愛すぎる‼︎
真司は胸の奥が、キュンとなるのを感じた。
真司は危うく抱きしめそうになったが、周りの人達が蓮の姿を頬を赤らめて見つめるのに気付き、我に戻った。
「蓮、お泊まりセット、探しに行こう」
「そうだな」
二人して赤面したまま、買い物にむかった。
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