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ピンクのマグカップ ②
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ですよね~。
これ、終わらないですよね~。
もう定時退社は諦めるしかないか…。
ふぅ~と小さく息を吐き、『よし!』と気分を切り替える。
「南田くん、もうすぐあがりですよね。後は俺がしておくので、今日はあがってください」
そういうと、卓が優斗の手から表をするりと抜き取った。
「え?でも、これ俺の仕事だし…」
「いいですよ。今日、俺、予定ないですし」
「でも…」
「南田くん、何か急ぎの用事があるんじゃないですか?」
「え?」
「だって、今日、ずっと時計見てますよ」
卓は優斗の腕時計を指差した。
仕事中に、そんなことしてた!?
なんてことを…。
反省…と、優斗は頭をうなだれさせた。
「だから今日は俺がしておきます。その代わり、今度俺の仕事、手伝ってくださいね」
爽やかに微笑む卓は…、
ま、眩しい…。
キラキラオーラが、後光のように輝いて見える。
「河野くん、眩しい…」
優斗が呟くと、
「?そんなことより、早く帰ってください」
卓が優斗の背中を押し、店の外に追いやった。
「次、仕事手伝ってくれるの、楽しみにしてます」
「ありがとうございます。お先に失礼します」
手を振る卓にペコリと頭を下げ、バックヤードに向かった。
これ、終わらないですよね~。
もう定時退社は諦めるしかないか…。
ふぅ~と小さく息を吐き、『よし!』と気分を切り替える。
「南田くん、もうすぐあがりですよね。後は俺がしておくので、今日はあがってください」
そういうと、卓が優斗の手から表をするりと抜き取った。
「え?でも、これ俺の仕事だし…」
「いいですよ。今日、俺、予定ないですし」
「でも…」
「南田くん、何か急ぎの用事があるんじゃないですか?」
「え?」
「だって、今日、ずっと時計見てますよ」
卓は優斗の腕時計を指差した。
仕事中に、そんなことしてた!?
なんてことを…。
反省…と、優斗は頭をうなだれさせた。
「だから今日は俺がしておきます。その代わり、今度俺の仕事、手伝ってくださいね」
爽やかに微笑む卓は…、
ま、眩しい…。
キラキラオーラが、後光のように輝いて見える。
「河野くん、眩しい…」
優斗が呟くと、
「?そんなことより、早く帰ってください」
卓が優斗の背中を押し、店の外に追いやった。
「次、仕事手伝ってくれるの、楽しみにしてます」
「ありがとうございます。お先に失礼します」
手を振る卓にペコリと頭を下げ、バックヤードに向かった。
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