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リーダー研修 ②

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「うん。好きすぎて、その場で抱きしめて欲しくなるし、キスしたくなるよ」
「そうなのか!?」
 ますます健の顔の筋肉は緩む。
「しかもキスはキスでも、Hなキス」
 優斗は体を起こし、健の下唇を甘噛みする。
「たとえばね、こんなキス」
「え?」
 驚き口をぽかんとあけてる健の唇に優斗の唇を重ねると、健の口内に舌を忍び込ませた。
 舌と舌を絡めると、いつも健がするように、舌を吸い上げる。
 尖らせた舌先で上顎の裏や口内を舐めると、焦らすように唇を離そうとした。すると今度は、健が優斗の後頭部に手を忍ばせ、優斗が離れて行こうとするのを阻止する。
 健は再び優斗と舌を絡ませる。
 くちゅくちゅと唾液が混ざる音が、優斗の頭の中に響く。
 腰に腕を回され、体が密着すると、健の楔が硬くなっているのがわかった。

「はあ……ァァ…」
 
 優斗が仕掛けたはずが、健の濃厚なキスに頭の中がぼーっとしてくる。

「優斗、いつもこんなこと考えてるの?」

 力が入らなくなった優斗は、コクコクと頷く。

「本当はね、もっと…Hなことして欲しいって…、考えてる…」

 優斗は頬を赤らめると、
「!!」
 健は目を大きく見開き、ニヤリと口角を上げ、優斗をベッドに押し倒した。
「どんなこと?」
「たくさんキスして欲しくて…、それから…」
 健の首に腕を回すと、優斗はグイッと健を引き寄せる。
「もっと気持ちよく…して欲しくなるんだ…」
 耳元で囁いた。
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