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イタズラ ②
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きっと、わざと悲しそうにしてるんだ。
「……」
優斗が知らない顔をしている間、健は何も話さない。
……。
さすがに、ここまで黙られたら気になる…。
チラッと横目で優斗が健を見ると、
!!
耳を項垂れさせた大型犬みたいに、しゅんと肩を落としている健の姿。
「健、そんな顔してもだめだからね」
「……」
「……」
「……」
それでも黙ったままの健のことが気になり、また横目でチラッと健の方をみると、やはり大きな体を小さくしてる。
あーーー!!
そんな顔されたらすごい罪悪感!
「もう、言うよ!」
不本意だけど健にその顔させて、知らない顔できないよ。
「あの…その…、健が買ってくれた服着て…、押し倒されて…、服、脱がして…ほしい…」
林檎のように顔を真っ赤にした優斗は俯いてしまった。
「俯かないで」
健は優斗の顎をクイッと上げる。
「こんなに早く夢が叶うなんて、思わなかったよ」
ゆっくりと健は優斗の腰にしっかりと腕を回し唇に近づくとお互いの唇を重ねる。
舌で優斗の唇をこじ開けると、優斗は自然と口を開け健の舌を迎え入れた。
優斗が息をする隙がないほど、タケルは舌と舌を絡めると、唾液と唾液が混ざりあう。
「ん…ッ…。ぅん……」
優斗が息をしようとするたびに、舌を吸われると、優斗の体の力は抜けていき倒れそうになるのを、健がしっかりと抱きしめる。優斗の意識が薄れていき始めた時、やっと健は優斗の舌を絡めるのをやめ、唇を離した。
「ハァハァ…」
大きく優斗が息をするが、体の力は抜け顔は蕩けきり、口角からは健と優斗の混ざった唾液が流れている。
「可愛い…」
ポツリと健がつぶやく。
「押し倒していい?」
健の問いかけに優斗がこくりと頷くと、健は優斗をひょいと抱き上げ、寝室に連れて行く。
きちんとベッドメイキングされたベッドには、健の枕と今日買ってもらった優斗の枕。
健1人だけのものしかなかった部屋に、自分の荷物が増えていくのが、優斗は嬉しかった。
そっと優斗をベッドに寝かすと、健はガバっと上半身の服を脱ぎ捨てる。
「好きだよ、優斗」
啄むように優斗の首すじにキスをする。唇が触れるだけのようなキスや、チュッと音が聞こえてくるキス。時折、キュッと吸い上げるキスをすると、優斗の白い肌に桜の花びらのような跡を残した。
「んっ……ッん…」
キスを落とされるたび、小さな声が漏れる。
早く脱がせて欲しいのに…。
何度も首筋にキスをするが、健はなかなか服を脱がそうとしない。
優斗の体だけ熱を帯びてくるのに、触れてもらえない乳首が疼き出し、優斗は無意識に体をもじもじさせた。
「健…、イジワルしないで…」
我慢ができなくなった優斗は、自ら服の裾を少し捲り上げる。
「まだ…」
健が優斗の耳の甘噛みする。
それされるの、俺が弱いこと知ってるのに…。
ぷくりと硬くなってきた乳首が、触れて欲しいとじんじんする。
優斗がもう少し服の裾を捲し上げると、綺麗に縦割れしているへそ少し見え、
「優斗はヘソまで可愛い」
健が耳元で囁くと、優斗をゾクリとさせる。
「……」
優斗が知らない顔をしている間、健は何も話さない。
……。
さすがに、ここまで黙られたら気になる…。
チラッと横目で優斗が健を見ると、
!!
耳を項垂れさせた大型犬みたいに、しゅんと肩を落としている健の姿。
「健、そんな顔してもだめだからね」
「……」
「……」
「……」
それでも黙ったままの健のことが気になり、また横目でチラッと健の方をみると、やはり大きな体を小さくしてる。
あーーー!!
そんな顔されたらすごい罪悪感!
「もう、言うよ!」
不本意だけど健にその顔させて、知らない顔できないよ。
「あの…その…、健が買ってくれた服着て…、押し倒されて…、服、脱がして…ほしい…」
林檎のように顔を真っ赤にした優斗は俯いてしまった。
「俯かないで」
健は優斗の顎をクイッと上げる。
「こんなに早く夢が叶うなんて、思わなかったよ」
ゆっくりと健は優斗の腰にしっかりと腕を回し唇に近づくとお互いの唇を重ねる。
舌で優斗の唇をこじ開けると、優斗は自然と口を開け健の舌を迎え入れた。
優斗が息をする隙がないほど、タケルは舌と舌を絡めると、唾液と唾液が混ざりあう。
「ん…ッ…。ぅん……」
優斗が息をしようとするたびに、舌を吸われると、優斗の体の力は抜けていき倒れそうになるのを、健がしっかりと抱きしめる。優斗の意識が薄れていき始めた時、やっと健は優斗の舌を絡めるのをやめ、唇を離した。
「ハァハァ…」
大きく優斗が息をするが、体の力は抜け顔は蕩けきり、口角からは健と優斗の混ざった唾液が流れている。
「可愛い…」
ポツリと健がつぶやく。
「押し倒していい?」
健の問いかけに優斗がこくりと頷くと、健は優斗をひょいと抱き上げ、寝室に連れて行く。
きちんとベッドメイキングされたベッドには、健の枕と今日買ってもらった優斗の枕。
健1人だけのものしかなかった部屋に、自分の荷物が増えていくのが、優斗は嬉しかった。
そっと優斗をベッドに寝かすと、健はガバっと上半身の服を脱ぎ捨てる。
「好きだよ、優斗」
啄むように優斗の首すじにキスをする。唇が触れるだけのようなキスや、チュッと音が聞こえてくるキス。時折、キュッと吸い上げるキスをすると、優斗の白い肌に桜の花びらのような跡を残した。
「んっ……ッん…」
キスを落とされるたび、小さな声が漏れる。
早く脱がせて欲しいのに…。
何度も首筋にキスをするが、健はなかなか服を脱がそうとしない。
優斗の体だけ熱を帯びてくるのに、触れてもらえない乳首が疼き出し、優斗は無意識に体をもじもじさせた。
「健…、イジワルしないで…」
我慢ができなくなった優斗は、自ら服の裾を少し捲り上げる。
「まだ…」
健が優斗の耳の甘噛みする。
それされるの、俺が弱いこと知ってるのに…。
ぷくりと硬くなってきた乳首が、触れて欲しいとじんじんする。
優斗がもう少し服の裾を捲し上げると、綺麗に縦割れしているへそ少し見え、
「優斗はヘソまで可愛い」
健が耳元で囁くと、優斗をゾクリとさせる。
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