93 / 269
恥ずかしくて言えない
しおりを挟む
「恥ずかしくて…言えない?」
優斗の耳を健が甘噛みする。
「…」
恥ずかしさで優斗が黙りこくっていると、
「お好み焼きのお礼に、今日は優斗の言うこと、なんでも聞いてあげるよ」
魅惑的な誘い文句を、低く艶かしい声で囁き、首筋を舐めた。
「…ぅんっっ…」
舐められた首元から、ぞくぞくと痺れ出す。
「どうする?優斗。黙ってたら、これ以上、何もできないけど…いい?」
首筋を甘噛みし、フゥ~っと熱い息を耳に吹き付ける。
ずるい…
健が優斗の名前を囁くたびに、優斗の身体はゾクゾクし、もっと名前を呼んで欲しくなる。
もっと触れて欲しくなる。
そのたくましい腕に抱きあげられ、ベットに連れて行って、甘い言葉を囁く唇で、いたるところにキスを落としていって欲しくなる。
「ずるいよ、健…。わかってるくせに…」
潤んだ瞳で健を見つめると、今度は健がゾクっと身震いする。
「わかってる。わかってるから、どうしても優斗に言わせたい。…ほら、言って」
健は優斗の服の襟口を引っ張ると……、
「っん…」
チュッと健は優斗の鎖骨下にキスマークをつけた。
健にキスを落とされた所から熱を帯び、その熱はじわりじわりと優斗の身体を熱くする。
もっとして欲しい。
健の舌で俺の口の中を貪り尽くして欲しい。
優斗は見つめていた健から一度、目を伏せ、そして、
「健…キスして…」
ゆっくりと健を見上げた。
「どこがいい?」
優しく健は優斗の髪を撫で、そのまま首筋から肩まで、優しく撫でる。
「ここに…して…」
優斗は人差し指で、自分の下唇をそっと押さえた。
「可愛い…優斗…」
そういうと健は優斗の顔に近づき、唇にキスをすると、優斗の下唇に軽く歯を立てて、そのまま優しく引っ張りながら自分の唇を離していった。
「これでいい?」
健は微笑むが…
こんなのじゃ足りない‼︎
優斗の耳を健が甘噛みする。
「…」
恥ずかしさで優斗が黙りこくっていると、
「お好み焼きのお礼に、今日は優斗の言うこと、なんでも聞いてあげるよ」
魅惑的な誘い文句を、低く艶かしい声で囁き、首筋を舐めた。
「…ぅんっっ…」
舐められた首元から、ぞくぞくと痺れ出す。
「どうする?優斗。黙ってたら、これ以上、何もできないけど…いい?」
首筋を甘噛みし、フゥ~っと熱い息を耳に吹き付ける。
ずるい…
健が優斗の名前を囁くたびに、優斗の身体はゾクゾクし、もっと名前を呼んで欲しくなる。
もっと触れて欲しくなる。
そのたくましい腕に抱きあげられ、ベットに連れて行って、甘い言葉を囁く唇で、いたるところにキスを落としていって欲しくなる。
「ずるいよ、健…。わかってるくせに…」
潤んだ瞳で健を見つめると、今度は健がゾクっと身震いする。
「わかってる。わかってるから、どうしても優斗に言わせたい。…ほら、言って」
健は優斗の服の襟口を引っ張ると……、
「っん…」
チュッと健は優斗の鎖骨下にキスマークをつけた。
健にキスを落とされた所から熱を帯び、その熱はじわりじわりと優斗の身体を熱くする。
もっとして欲しい。
健の舌で俺の口の中を貪り尽くして欲しい。
優斗は見つめていた健から一度、目を伏せ、そして、
「健…キスして…」
ゆっくりと健を見上げた。
「どこがいい?」
優しく健は優斗の髪を撫で、そのまま首筋から肩まで、優しく撫でる。
「ここに…して…」
優斗は人差し指で、自分の下唇をそっと押さえた。
「可愛い…優斗…」
そういうと健は優斗の顔に近づき、唇にキスをすると、優斗の下唇に軽く歯を立てて、そのまま優しく引っ張りながら自分の唇を離していった。
「これでいい?」
健は微笑むが…
こんなのじゃ足りない‼︎
0
お気に入りに追加
389
あなたにおすすめの小説
潜入した僕、専属メイドとしてラブラブセックスしまくる話
ずー子
BL
敵陣にスパイ潜入した美少年がそのままボスに気に入られて女装でラブラブセックスしまくる話です。冒頭とエピローグだけ載せました。
悪のイケオジ×スパイ美少年。魔王×勇者がお好きな方は多分好きだと思います。女装シーン書くのとっても楽しかったです。可愛い男の娘、最強。
本編気になる方はPixivのページをチェックしてみてくださいませ!
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=21381209
祝福という名の厄介なモノがあるんですけど
野犬 猫兄
BL
魔導研究員のディルカには悩みがあった。
愛し愛される二人の証しとして、同じ場所に同じアザが発現するという『花祝紋』が独り身のディルカの身体にいつの間にか現れていたのだ。
それは女神の祝福とまでいわれるアザで、そんな大層なもの誰にも見せられるわけがない。
ディルカは、そんなアザがあるものだから、誰とも恋愛できずにいた。
イチャイチャ……イチャイチャしたいんですけど?!
□■
少しでも楽しんでいただけたら嬉しいです!
完結しました。
応援していただきありがとうございます!
□■
第11回BL大賞では、ポイントを入れてくださった皆様、またお読みくださった皆様、どうもありがとうございましたm(__)m
【完結・BL】DT騎士団員は、騎士団長様に告白したい!【騎士団員×騎士団長】
彩華
BL
とある平和な国。「ある日」を境に、この国を守る騎士団へ入団することを夢見ていたトーマは、無事にその夢を叶えた。それもこれも、あの日の初恋。騎士団長・アランに一目惚れしたため。年若いトーマの恋心は、日々募っていくばかり。自身の気持ちを、アランに伝えるべきか? そんな悶々とする騎士団員の話。
「好きだって言えるなら、言いたい。いや、でもやっぱ、言わなくても良いな……。ああ゛―!でも、アラン様が好きだって言いてぇよー!!」
【完結・BL】俺をフッた初恋相手が、転勤して上司になったんだが?【先輩×後輩】
彩華
BL
『俺、そんな目でお前のこと見れない』
高校一年の冬。俺の初恋は、見事に玉砕した。
その後、俺は見事にDTのまま。あっという間に25になり。何の変化もないまま、ごくごくありふれたサラリーマンになった俺。
そんな俺の前に、運命の悪戯か。再び初恋相手は現れて────!?
次男は愛される
那野ユーリ
BL
ゴージャス美形の長男×自称平凡な次男
佐奈が小学三年の時に父親の再婚で出来た二人の兄弟。美しすぎる兄弟に挟まれながらも、佐奈は家族に愛され育つ。そんな佐奈が禁断の恋に悩む。
素敵すぎる表紙は〝fum☆様〟から頂きました♡
無断転載は厳禁です。
【タイトル横の※印は性描写が入ります。18歳未満の方の閲覧はご遠慮下さい。】
薫る薔薇に盲目の愛を
不来方しい
BL
代々医師の家系で育った宮野蓮は、受験と親からのプレッシャーに耐えられず、ストレスから目の機能が低下し見えなくなってしまう。
目には包帯を巻かれ、外を遮断された世界にいた蓮の前に現れたのは「かずと先生」だった。
爽やかな声と暖かな気持ちで接してくれる彼に惹かれていく。勇気を出して告白した蓮だが、彼と気持ちが通じ合うことはなかった。
彼が残してくれたものを胸に秘め、蓮は大学生になった。偶然にも駅前でかずとらしき声を聞き、蓮は追いかけていく。かずとは蓮の顔を見るや驚き、目が見える人との差を突きつけられた。
うまく話せない蓮は帰り道、かずとへ文化祭の誘いをする。「必ず行くよ」とあの頃と変わらない優しさを向けるかずとに、振られた過去を引きずりながら想いを募らせていく。
色のある世界で紡いでいく、小さな暖かい恋──。
異世界で8歳児になった僕は半獣さん達と仲良くスローライフを目ざします。……やっぱり狙われちゃう感じ?
み馬
BL
※ 完結しました。お読みくださった方々、誠にありがとうございました!
志望校に合格した春、桜の樹の下で意識を失った主人公・斗馬 亮介(とうま りょうすけ)は、気がついたとき、異世界で8歳児の姿にもどっていた。
わけもわからず放心していると、いきなり巨大な黒蛇に襲われるが、水の精霊〈ミュオン・リヒテル・リノアース〉と、半獣属の大熊〈ハイロ〉があらわれて……!?
これは、とある加護を受けた8歳児が、しゃべる動物たちとスローライフ?を目ざす、ファンタジーBLです。
おとなサイド(半獣×精霊)のカプありにつき、R15にしておきました。
※ 独自設定、造語、下ネタあり。出産描写あり。幕開け(前置き)長め。第21話に登場人物紹介を載せましたので、ご参考ください。
★お試し読みは、第1部(第22〜27話あたり)がオススメです。物語の傾向がわかりやすいかと思います★
★第11回BL小説大賞エントリー作品★最終結果2773作品中/414位★応援ありがとうございました★
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる